イギリス八日目

イギリスツアーも無事終わって、最終日はオフ日。海外ツアーでがっつり一日オフは初めてだった。まずは全員でプレタマンジェで朝ごはん。ロンドンではCOSTAやスタバと同じくらい色んな場所にあるコーヒーショップである。スープやサンドイッチ、サラダなど各々好きな朝食を選んだ。私はサーモンとアボカドと卵のサラダとシリアル入りヨーグルトを食べた。このヨーグルトがめちゃくちゃ美味しかった。

朝食を食べ終え、最寄駅のクイーズウェイ駅へ向かった。イギリスの電車は速度が速いのか揺れがすごくて少し電車酔いしてしまった。とみーは別行動することになり、他のメンバーでまずはオールドスピタルフィールドマーケットへ。洋服やアクセサリー屋さんが何店か並んでいた。週末のマーケットって日本にはないのでちょっと憧れがある。

リバプール

リバプールストリート駅へ。ブリックレーンを通ってショーディッチエリアにあるラフトレードイーストに行った。ずっと行ってみたかった場所だったのですごく興奮した。入り口の床とか壁にフライヤーがプリントされてたり、ドリンクカウンター的なのがあったり、お店の隅から隅まで見てまわりたいくらい最高の空間だった。本もたくさんあった。買いたいものは山ほどあったけどとりあえずLowの“Christmas”とKevin Morbyの“Singing Saw”を購入。みんなもそれぞれ買い物して全員でラフトレードトートもゲット。ラフトレードの周りは古着屋さんもたくさんあって、ダークシュガーズというチョコレート屋さん(ここのホットチョコレートすんごい甘いけど美味しかった!)やアイスクリーム屋さんもあった。あたりを探索して、ブリックレーンのベーグルベイクというベーグル屋さんへ。みんなテイクアウトで買っていくスタイルでお店の近くでベーグル立ち食いしてる人も。一番有名なソルトビーフベーグルを注文した。ボリューム満点、味も最高だった。なにより、お店の名物おばちゃんがすごくキュートだった。お釣りを適当に渡したり、お客さんにふざけて怒ってみたり。その姿を見て並んでる人たちも一緒に笑ってたりして、地元から愛されてる店だった。

　　　　　　　　　　　ブリックレーン

ラフトレード

ダークシュガーズ

ベーグルベイク

コベントガーデン駅でとみーと合流して、みんなで街を歩いた。ローカルなお店や中華街や日本でも馴染みあるお店が立ち並んでいて、渋谷とかの感じと近いのかなーと思った。そして、ソーホーというところまで歩いた。一瞬しか行けなかったけど、ゴッシュコミックて本屋さんがまじで最高でした。トミネとかダニエルクロウズとか大好きなものが溢れてた。他にも大きな劇場があったり、古い建物がたくさんある街だった。

お土産とかを買って、オックスフォードサーカス駅から帰った。荷物を置いてグリーンオリーブキッチンというイタリアリンでロンドン最後のご飯を食べた。観光の人たちがたくさん来るような感じの普通のイタリアンだったけどトマトソースがすごく美味しかった。イギリスってご飯があんまり美味しくないってよく聞くけど今回のツアーでは全然そうは思わなかった。1日目にグレッグが連れてってくれたトルコ料理が忘れられない。あと、Hullのフィッシュ&チップスも最高だった。またすぐ食べたいな。観光するには全然時間が足りなかったな。

初めてのUKツアーは本当にあっという間に終わってしまった。Night Flowersが呼んでくれたおかけでなかなか行けないような地方の方にも行けたし、そこに住んでるからこそ知ってる美味しいご飯や綺麗な街並みも見れた。最終日Hullの港の街並みが忘れられない。犬もたくさんいて、いつか住んでみたい夢のような街だった。がっつり観光っぽいことはあんまりしなかったけど、ただの住宅地を歩いてるだけで満足できた。それくらいどこも本当に街が綺麗。移動の車から見える景色もちょっと日本に近いような気がしたけど、広さがやっぱり全然違うし普通に羊とか馬がいたり。地方もそれぞれ街の建物とかそこに住んでる人たちの雰囲気がちょっとずつ違っていた。Bill Ryder-JonesとかHappynessはこんな景色を見て曲を作ってるのかなーと勝手に思っていた。その土地で生まれた曲をその場所で聴くのが一番染みた。

イギリスツアーを一緒に過ごしたNight Flowers。もう今すぐにでも会いたいと思うくらいだ。ここまで楽しいツアーになったのもNight Flowersがいてくれたから。毎日毎日楽しませてくれようと色んな事を考えてくれて、本当にありがとう。
言葉が全部通じなくてもハグで何もかも理解し合えてたような気がした。今度はもう少し英語の勉強して行くね。またすぐにでも一緒にライブできるようにこっちで頑張ります。
そして、このツアーに行くきっかけをくれた翁長さんにも本当に感謝してます。おかげで笑いが絶えない日々だった。

　　　　　　　　　　　翁長さん

本当にいろんな人たちからたくさんの愛を感じれたツアーになりました。
来てくれた皆さん、協力してくれた皆さん、本当にありがとうございました！

待ってろ！イギリス！すぐにでも行くぞ！絶対！

text by 畳野彩加