ホーム > DJ中島ヒロトを追ってみた! > 第1回 Keishi Tanaka
Keishi Tanaka(写真左)
1982年北海道生まれ、シンガーソングライター。2011年バンド・Riddim Saunter解散後、2012年よりソロ活動をスタート。これまで『Fill』、『Alley』、『What’s A Trunk?』の3枚のアルバムをリリースする傍ら、コンスタントにアナログ盤もリリース。弾き語りやバンドセットなど常に表現する形を変えつつ、ホール・ライブハウス・フェス会場やカフェなどありとあらゆる場所を舞台にライブを続けている。また2017年にはこれまで発表してきた作品の中から自らがセレクトした言葉を綴った詩集「真夜中の魚」も上梓し雑誌でも連載を持つなど、活躍の場を文筆業にも広げている。
Keishi TanakaオフィシャルHP
http://keishitanaka.com/
中島ヒロト(写真右)
詳しいプロフィールはこちら(前編/後編)
2018年3月20日リリース
「This Feelin’ Only Knows/知らない街の大聖堂」
アナログ盤/12inch
1836円(税込)/KCRC-001
〈収録曲〉
01. This Feelin’ Only Knows
02. 知らない街の大聖堂
2018年6月20日リリース
Keishi Tanaka×the band apart
「BREAK DOWN FALLING IN LOVE」
アナログ盤/7inch
1620円(税込)/FLAKES-194
〈収録曲〉
01. Break It Down/Keishi Tanaka
02. Falling in Love / the band apart
『失われない音楽祭~梅田シャングリラ13周年企画・弾き語りの宴~』
チケット発売中 Pコード:117-870
▼8月17日(金) 19:00
Shangri-La
自由席-3800円(整理番号付、ドリンク代別途要)
[出演]蔡忠浩/Keishi Tanaka/Predawn
※小学生以上は有料。未就学児童でもお席が必要な場合は有料。
[問]GREENS■06-6882-1224
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『PLAYTHINGS TOUR』
チケット発売中 Pコード:119-415
▼9月2日(日) 16:30
旧グッゲンハイム邸
自由席-4000円(整理番号付)
[出演]Keishi Tanaka/TGMX/日高央/渡邊忍
※小学生以上は有料。
GREENS■06-6882-1224
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『第1回 Happy and Fun Music Festival』
チケット発売中 Pコード:118-590
▼9月30日(日) 13:45
服部緑地野外音楽堂
全自由-3950円(整理番号付、ドリンク代別途要)
[MC]中島ヒロト/
[出演] DENIMS/NakamuraEmi/Keishi Tanaka/他
[スペシャルゲスト]荒井岳史/村松拓
[トークゲスト]スキマスイッチ
※雨天決行・荒天中止。小学生以上は有料。
GREENS■06-6882-1224
チケット情報はこちら
ふたりをキャッチしたのはこちら!
サロンモザイク [大阪・大阪天満宮]
2017年3月、大阪天満宮の表参道にオープンしたギャラリー&ショップ。店主のコタニカオリさんがフックアップするアーティストが展覧会を開催するほか、アパレルポップアップショップ、古本の販売、ワークショップなど、アートに触れる場を提供してくれる。ショップ内にはカフェも併設しており、アイスコーヒー(400円)アイスラテ(450円)をはじめビール(500円)なども販売。営業時間中はお茶しに来る人、展覧会に訪れる人で賑わう町の公民館的な存在としても人気の一軒。
●大阪市北区天神橋1-14-11
[TEL]050-5319-6059
13:00~19:00 不定休
サロンモザイクHP
http://salonmosaic.info/
FM802を中心に幅広いメディアで音楽や笑いを届けているDJ中島ヒロトのプライベートタイムをこっそり追いかけてみたら聞こえてきた、あんな話やこんな話をお届けする新連載『中島ヒロトを追ってみた!』。第1回目となる今回、ヒロトさんを追いかけてみたら…Shangri-Laでのライブ翌日にFM802を訪問していたシンガーソングライターのKeishi Tanakaさんとのブレイクタイムに遭遇!「こんなに仲のいいミュージシャンは他にいない!」とヒロトさんに言わしめるほど濃密な関係を築くふたりのプライベートトークから、いろんな音楽の話が聞こえてきました。
お互いに感じている「特別感」
中島ヒロト
(以下ヒロト)
こんにちはー。
サロンモザイク
ヒロトさん!いらしゃいませ!
Keishi Tanaka
(以下Keishi)
802の近くにこんなお店があったんですね。
ヒロト
天満宮もすぐ近くでなんか気持ちいいでしょ?俺はアイスコーヒーをください。
Keishi
僕も同じで!
サロンモザイク
かしこまりました。外に持っていけるようにしておきますか?
ヒロト
あ、一応そうしておいてください。…そういえば昨日のライブ見ながら、ケイシと最初に出会ったのっていつだっけって考えてたんだけど、いつだった?リディム(Riddim Saunter)の最後の年だったっけ?
Keishi
2011年にバンドが解散して、その1年くらい前の夏頃にヒロトさんの番組に呼んでもらったんですよね。
ヒロト
お、そっか、もう8年ぐらい経ってるんだね。
Keishi
付き合いも長くなってきましたね。
サロンモザイク
お待たせしました、アイスコーヒーです。
ヒロト
ありがとうございます。かんぱーい!
Keishi
おつかれさまでーす!
サロンモザイク
ミルクとお砂糖はどうですか?
ヒロト
あ、ブラックで大丈夫です。
Keishi
僕も大丈夫です。ありがとうございます。
ヒロト
俺、リディムを知ったのは遅かったけど、バンドも音楽も大好きだったから解散はすごいショックだったの。その時はまだ連絡先も知らなかったんだよね。
Keishi
ソロになって最初にヒロトさんの番組に出演した後に「ケイシくん、これ」って名刺をもらったんですよ。
ヒロト
ああ!あったねぇ!
Keishi
その頃ヒロトさんは仕事とプライベートの名刺をふたつ持ってるらしいって聞いてて、これはレアな個人名刺ですよって周りのスタッフがざわついたんです。携帯の連絡先とかも載ってました。
ヒロト
当時は自分の個人情報に敏感で、なんとなく使い分けてたんだよね。
Keishi
その名刺をもらったことが大きかったかもしれないです。ヒロトさんにそこまでの特別感をもってもらった!っていう。
ヒロト
ケイシにはあったよ、特別感!
Keishi
それをわかりやすく感じさせてくれた特別な名刺でした。
ヒロト
俺、ソロの1stのジャケットでダッフルコート着てるケイシのことを、ずっとかっこいい!って言いまくってたんだよね。
Keishi
そう言ってくれてる話は東京まで届いてました(笑)。仲良くなったのはちょうどその頃ですよね。
ヒロト
その後PVと同じ格好で番組に来てくれて、心意気に感激しちゃって。その辺りからライブでもよく会うようになったし、フジロックでも乾杯したよね。
Keishi
確か2012年で、僕も遊びに行ってた年だったかな。
ヒロト
そこからもっと仲良くなって番組にも頻繁にゲストで出てもらったりね。ケイシの出演回数はホント多いんだよ。
Keishi
そうなんですか?
ヒロト
多い多い。圧倒的!スタジオライブもやってもらったし。
Keishi
やりましたね。それこそ802には『Floatin’ Groove』を応援してもらったっていうのもあったし、あの年は本当に自分の中でもびっくりするぐらい802にいましたね。
ヒロト
わはははは!
Keishi
東京に住んでるのに週3ぐらい802にいましたもん(笑)。
ヒロト
俺はケイシの『Floatin’ Groove』がリリースされた時、802のヘビーローテーションとしてこれがいい!ってコメントをぶわーって書いて推したの。「今年の大阪の春にこの曲は必要だ!」って。
Keishi
本当ですか!?うれしいなあ!
ヒロト
そこまで書いても決まらないこともあるけど、この時は決まって。他にもたくさんの人がこの曲を推したんだろうけど、ヘビロに決まった時はすごいうれしかったのね。
Keishi
そう言ってもらえてうれしいです。
ヒロト
俺は自分の番組で曲をかけてケイシのことをたくさん話すけど、その時間に番組を聴いてる人にしかわからないから、もっとみんなに知ってもらうためにはヘビロになったらいいなあってずっと思ってたんだよ。
Keishi
802のヘビロに選んでもらったのがきっかけで、僕の中でラジオに対する印象が変わったんですよね。
ヒロト
そうなんや!
Keishi
802のヘビロに選ばれることがすごいっていうのは、東京でも話題になってました。僕みたいな大きなレーベル所属じゃないミュージシャンが選ばれた衝撃が周りの人にもあったんでしょうね。ちゃんと曲を聴いて選んでくれたんだという実感が僕にもありました。さらに関西の人から「ヘビロおめでとう!」みたいなメッセージがたくさん来て、おぉ…これは何かが起きてるぞというか、広がってるぞ、ラジオってすごいと。
ヒロト
ジワリとした実感だよね。リディムで初めて番組に来てくれた時、個人的に大好きだったから興奮してたっていうのは何度も話したことあるけど、実はあの時、かっこいいしシュッとしててとっつきにくい人たちなのかなって思ってたんだよね。
Keishi
当時はよく言われていたかも。基本は人見知りなんですよ!
ヒロト
本当にライブも音源もすごく良かったけど、なんかオシャレすぎてとっつきにくそうだと思ってたから…。
Keishi
こういう関係になるとは思ってなかった(笑)?
ヒロト
本当にそう!でもフタを開けてみたら20年以上802にいて、こんなに個人的に仲良くなったアーティストはいないぐらい仲良くなっちゃった。
Keishi
うれしいなあ。でも僕の中では、ヒロトさんに対しての接し方は全然変わってないつもりなんですよね。
ヒロト
うん。
Keishi
変わらないつもりなんだけど、初めて番組に出させてもらった頃は20代半ばを過ぎて、自分を守るためじゃないけどツンツンしててすごく生意気だったし、それが出ちゃってたのが今となっては恥ずかしいなって話です(笑)。
ヒロト
わはははははは!でも、それで仲良くならないまま終わっちゃう人もいるんだよね。多分ケイシは会うタイミングが多かったこともあったし、ソロで来てくれた時は最初の印象と変わって柔らかくなってたんだよね。
Keishi
少しだけ大人になったんですかね(笑)。
ヒロト
ケイシと仲良くなったのは、気持ちいい人柄も大きかったかなあ。ケイシを知るまで時間かかったような気がするけど、でも知ったらね?グッと。
Keishi
そうですね、ググっと!
9月の野外イベント始動のきっかけ
ヒロト
年は全然下だけど、一緒にいてこんなにラクな人は他にいないもんね!
Keishi
僕、知り合っちゃえば深くなりたいタイプというか、しっかり付き合いたいんです。結構ふたりでサシ飲みするのも好きですし。それって結構大切だなと思ってて。もちろん大勢の打ち上げも大好きですけど。
ヒロト
飲みの場でいろいろ話が膨らむこともあるもんね。…そうと言えば9月の俺のイベントの話よ!
Keishi
5月に続いて2回目のヒロトさん誕生日イベントやるんですよね?
ヒロト
やるやる。企画に関して言えば、実は9月のイベントの方が先だったからね!っていうか…
Keishi
「誰のせいで始まったことだと思ってんだ!」と。
ヒロト
そうそう!
Keishi
「お前が他人事みたいに言ってんじゃねえ!」って話ですよね。
ヒロト
そうだよ!9月のイベントはケイシの一言で動き出したからね!
Keishi
覚えてますよ、もちろん。
ヒロト
それと大阪で仲良くしてる飲食店の友達がケイシと同じこと言って来たんだよね。フェスとかやれば全員で出店するのに、ヒロトさん自分で全然やんないんだもんって。あとアパレルの友達も、ヒロトさんがイベントをやればTシャツ作るのにみたいなことを、ちょうどみんな同じような時期に話して来て。でも何よりケイシに「50歳、何もやらないんですか?」って言われたのが一番強烈だったかな。
Keishi
去年のShangri-Laのライブ終わりでヒロトさんが飲んでるところに合流した時ですよね。飲んでて「来年50歳なんですね」と。で、「そりゃーなんかやった方がいいですよね」って。
ヒロト
いや、もうちょっと言い方強めだったよ!
Keishi
わははははは!
ヒロト
何もイベントをやらないっていうのはなしっすよ!ぐらいの感じ(笑)。その時にイベンターさんもいて、「そうとなればまず会場をおさえましょ!」ってなって。
Keishi
その飲み会にいたShangri-Laの店長のキイさんも「僕もケータリングで手伝います!」って言ってましたね。
ヒロト
そういうのがたて続けにあって「わかった、やろう!」ってつい言っちゃった(笑)。
Keishi
でもそれだけの人が自然に集まってイベントをバックアップします!って、そんな風に言われる人が何もやらないっていうのはやっぱりなしですよ!
ヒロト
そーか、そーだよね!
Keishi
ヒロトさんにやる意思があるなら僕らも一緒にやりますから、ヒロトさんは「やろっか」ってだけ言って下さいみたいな感じでしたよね。
ヒロト
本当にビビリで、いろいろ心配しちゃうのよね…。でもそれに関してはイベンターさんが、大丈夫です!ヒロトさんにはアイデア出してもらいますけどその他はこっちでやりますから!って言ってくれて。心強いわぁ!
Keishi
あの時もヒロトさんが「…やる?」って言い出した時は、周りが「やりましょ!決定!」みたいなテンションになりましたよね。その瞬発力はすごく覚えてます。
ヒロト
この前の誕生日イベントは802が主催してくれて、それはそれでみんなが集まってくれてすごくうれしかったけど、9月に自分でやるイベントは俺がこの人と一緒に時間を共有したいなと思う人に声をかけようと。ほんでもう話したけど、9月のイベントはケイシにトリをお願いしたいと。
Keishi
いやいや。それはまだ今なら変更可能なんじゃないですか(笑)?
ヒロト
実はもうひとつテーマがあって…。あ、気持ち良さそうだし外のベンチ行ってもいい?
Keishi
いいですね。行きましょ行きましょ。
ヒロト
ごちそうさまでした、外行かせてもらいますね。
サロンモザイク
どうぞどうぞ、ありがとうございました!
ヒロト
今回飲食で出店してもらうニコっていう東心斎橋の居酒屋のオーナーは俺の長い友達でね。彼のチームはいくつか店を持ってて、北新地に中華や串揚げ屋さんもあるの。リースナブルなんだけど、オープンして1年半でミシュランのビブグルマンに載ったりしてて、そのチームが飲食で出店してくれるのね。 でも実はもともと、俺がイヘントをやる 9月30日に、彼のチームも別の予定があったんだよ。実は9月30日って、統計上1年で一番よく晴れる日なんだって。
Keishi
へー、そんな日があるんですね。すごい。
ヒロト
俺らは9月30日に服部緑地野外音楽堂をおさえちゃって。あちゃー、と思ってさ。じゃあ出店は無理だよねって言ったの。そしたら「じゃあ俺ら予定ずらしますよって。そうじゃないと俺らがイベント行けないから!」って言ってくれて。かなり前から予定してたと思うんだけど、もう、感謝しかないんだよね。
Keishi
ほんと、愛ですね。
ヒロト
こういう人たちと一緒にイベントを毎年やりたいと思ってて、もうひとつのテーマっていうのがこれなの。そしてケイシには毎年出て欲しいと思ってるよ。
Keishi
もう、ぜひ毎年やって下さい。僕、毎年出ますんで!
ヒロト
ずっと続くイベントにするためにタイトルに「第1回」って付けたからね。まあ1回目もやってないうちからこんなこと言うのもどうかと思うけど、2回目は弾き語りアーティスト10人が出演!とかもいいよね。
Keishi
面白い場所でやるのもいいですよね。802とか。入ってみたいリスナーはいっぱいいるでしょうね。
ヒロト
イベントを仕切る側はすごい大変だろうねえ…。
Keishi
社内的には大変でしょうけど、オフィスライブとかすごい楽しそう。なんかヒロトさんじゃないとできない場所とかでやりたいですよね。
ヒロト
ケイシもカフェとかいろんな場所でやってるじゃない?ああいうのっていいなと思うんだよね。本当にテーマ持ってやりたいの。どんなテーマでもケイシにはオファーさせてもらいます!
Keishi
どんなテーマにも対応させていただきます!
50歳の自分とは
ヒロト
ちなみにケイシ、いくつになったの?
Keishi
今年36になります。
ヒロト
今年36で今の俺の年齢に届くまであと14年あるわけじゃない?
Keishi
そうですね。
ヒロト
ケイシの思い描く自分の50歳のイメージってある?
Keishi
50歳!
ヒロト
周りに、俺ぐらいの年齢の人も多いでしょ?カジ(ヒデキ)くんとか…
Keishi
チャーベ(松田岳二/CUBISMO GRAFICO)さんとかもそうだし、ちょっと下だけどタガミ(TGMX/FRONTIER BACKYARD)さんもそうですね。あとは渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET、 THE ZOOT16)さんのような先輩を見ていて思うんですけど、50歳って自分の周りにいる人たちを自分より若い世代と繋ぐ役割みたいなものをよりできる年齢っていう気がしていて。それはそれまでやって来たことに対する説得力や求心力が必要で。自分も50歳になったときにそういうことができる人間でありたいなと思ってます。
ヒロト
なんかその絵が自然と浮かぶけどね。あー、ケイシが50になったら俺も64か!
Keishi
想像つくようなつかないような(笑)。
ヒロト
FM COCOLOのDJのマーキーさんと俺が14歳差なのね。ケイシが50の時の俺が今の俺にとってのマーキーさんだと思ったら…50歳のケイシの横で超元気に「ケイシやっと50になったよ!」みたいにワーワー言う自信あるけどね。
Keishi
なんかそれか簡単に想像つきますよ!でも自分が50歳ででイベント主催ってなると「いや、ちょっと待って…」ってなりますね。なんか最初にヒロトさんが躊躇したのもちょっとわかるな…。
ヒロト
もうここまできたら、自分でやることも楽しみでしかないけどね。とにかく「俺が本当に見たい人」に出てもらうって決めたから。
Keishi
僕からしたら普段一緒に出ることがないアーティストが多いから、せっかくヒロトさんが繋いでくれるイベントの中でできることだし、とても楽しみです。なんの脈略もなく集まっても面白くないと思うんです。ちゃんとイベントの趣旨も伝わってこそみたいな。ヒロトさんのパーティーならばヒロトさんが繋いでるっていうのが絶対に見えてくるはずですよね。
ヒロト
今年はこんな感じなんだ楽しみだなって、見る人はもちろん出る人にもそう思って欲しいんだよね。じゃないと来年できないじゃん。
Keishi
正直いうとKeishi Tanakaの バンドセットにゲストが入るのって、簡単にはやりたくないんです。普段あんまり自分で決めてないことはやらないんだけど、やっぱりヒロトさんからの依頼は別で、チョイスもさすがだなと思いつつ、なにやろう?と考えることを楽しんでる部分もあります。
ヒロト
自分のイベントに荒井(岳史/the band apart)くんと拓ちゃん(村松拓/Nothing’s Carved In Stone)も出て欲しいなって思ってたのね。それがバンアパとしてとかでもアリだと思うけど、俺的にイベントをケイシとやろうよっていう思いが強かったのと、ケイシがそのふたりと繋がってるっていうこともあるし、一緒にやるのが見たくて彼らにはぜひケイシのバンドのゲストで!と。
Keishi
そこから始まって、またその3人で集まってやるのもいいですよね。
ヒロト
インスタでみんなが集まってるのを見ながら羨ましいなと思うことももあったわけ。やっぱり東京だと集まりやすくていいなあとか。大阪は大都市だけど地方だからなかなか難しいけど、イベントをやることでみんなが集まってくれるのはやっぱりうれしいよね。
Keishi
うん、いいですよね。
ヒロト
大阪にそういう場を作れたらいいなって思ってる。
Keishi
当日はせっかくあのふたりをゲストとして呼ぶし、思い切って自分が中心になることがあんまりないから、自分の歌を歌ってもらおうかなとか。カバーをやるだけじゃない時間にしたいなとは思いますね。
ヒロト
ホント、当日のこと考えるだけでワクワクするわあ!
\プップー/
Keishi
あ、機材車迎えに来てくれた!
ヒロト
大阪からはどこ行くの?
Keishi
今日は名古屋でライブなんですよ。阪神高速混んでないといいけどな。
ヒロト
平日だし大丈夫だよ。また次ゆっくり会えるの、楽しみにしてるから!
Keishi
この夏も、特別約束してなくてもどこかのライブとかフェスの会場で会えそうですしね。また乾杯しましょうね。
ヒロト
もちろんもちろん。名古屋まで道中気をつけて!バイバーイ!
写真:河上良(bit Direction lab.)
編集・企画:桃井麻依子
企画:高橋ハジム