人気ドラマ『年下彼氏2』の舞台化で
大西風雅、池川侑希弥、山中一輝、渡邉大我が
大学生役で登場！

2020年4月期にABCテレビ、テレビ朝日にて放送されたドラマ『年下彼氏』。年下の彼氏と年上の彼女の淡い恋を描いたオムニバスドラマに、なにわ男子、Aぇ! group、Lil かんさいの関西ジュニアが総出演し、話題に。2024年10月からは『年下彼氏2』としてパワーアップ、経験を積んだメンバーと新たなスターの原石たちが様々な年下彼氏に扮し、胸キュン必至の恋物語を綴った。

そんな人気コンテンツが舞台化、舞台『年下彼氏～君のとなりで～』と題し2月22日（土）の大阪公演より幕を開ける。脚本は『年下彼氏』『年下彼氏2』も手掛けたモラル、演出は劇団「柿喰う客」主宰で作・演出を担う中屋敷法仁が務める。そして、関西ジュニアからはLil かんさい・大西風雅、Boys be・池川侑希弥、AmBitious・山中一輝、関西ジュニアの渡邉大我が出演、グループの垣根を超えて人気ドラマの舞台化に挑む。さらに、小島藤子、庄野﨑謙、宍戸美和公、マギーが脇を固め、物語をさらに深化させる。

同じアパートに住む4人の大学生が、管理人の姪・レイ（小島藤子）をめぐって繰り広げるコミカルで胸キュンな物語。主人公のハルトを大西風雅が、レイに一目惚れするダイキ、コウ、ツキヒコをそれぞれ池川侑希弥、山中一輝、渡邉大我が演じる。

演じる役柄について、それぞれ次のように語った。「ハルトは4人の中で唯一、東京からやってきて、あんまり感情を表に出さない人。でも、いろんな経験をして成長していきます。特に4人の掛け合いを経験して、いろんな感情が出るようになる子だなと思います」（大西）。池川は「ポジティブで、ムードメーカーのような人。たまに周りを見ていない鬱陶しさがあるけど、この4人の中では一番お笑い要素があると思います」（池川）とダイキの印象を語る。そして、「コウは体育会系マインドの裏表のないキャラクター。誰よりも恋愛に対して熱い気持ちを持っているというか。そこはスポーツに向き合っている時と同じような気持ちで恋愛をしているのかなと思うので、その熱さを見ていただけたら」と山中は、元気いっぱいに話す。渡邉は役柄について、「ツキヒコは、みんなでいるときはふざけたりするんですけど、レイさんがいるときは弟感をめっちゃ出してくる、ちょっと裏表のある、あざといキャラです」（渡邉）と話す。

4人による掛け合いのシーンも多く、アドリブもあるそう。「アドリブは、ファンの皆さんが喜んでくれるようなことをできたらいいなって思いました！」と話すのは山中。最初から飛ばしすぎず、全公演楽しもうと目論んでいる様子。大阪、福岡、東京をめぐる公演は、全41回。

大西以外の3人は関西ジュニア以外の舞台に出るのも初めてで、「最初の顔合わせでは緊張しました」と渡邉は、初々しさを見せる。そんな中、昨年外部作品を経験してきた大西は「勉強になると思う」と意気込み、「プロの俳優さんが4人もいらっしゃって、皆さんの演技を近くで見ることは普段はなかなかできないことなので、そういう経験も大事だなと思います」と続けた。

顔合わせの際、演出の中屋敷とはどんな話をしたのかと尋ねると、大西が次のエピソードを明かした。「中屋敷さんは、俳優がその役を演じることに意味があるから、俳優の素の感じが出るところがいいとおっしゃっていました。アドリブのシーンもそうですけど、お話している印象では、みんなの素も引き出していかれる方なんじゃないかなと思いました。僕が前に出演した舞台の俳優さんの中には、中屋敷さんのワークショップに行かれていた方とか、一緒にお仕事をされた方がいて、面白い演出をされる方と聞いていました。なので、これからが楽しみです」（大西）。一方、山中は「期待してるよ！」と言われたそう。「僕、サッカーで勝負するシーンがあるので。頑張ります！とお返事しました！」（山中）。

俳優の身体能力を生かした演出に定評のある中屋敷。体を動かすという点では、山中のサッカー勝負のシーンはもちろん、池川にも注目と大西。「いやいや、ハードルが上がる！」という池川を制して、「侑希弥の役はすごく面白いキャラなので、動きで笑わせてくれると思う。そこは侑希弥の力量にかかっていると思います！」と、期待感をあおった。

取材・文／岩本
撮影／福家信哉
ヘアメイク／suzawa、堀田梨紗（JOUER）
スタイリスト／Mari Iwawaki、Reima Ikeda
衣裳協力／RNA、HOOK、ANDDAY

（2025年2月10日更新）