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朝夏まなと、ミュージカル『モダン・ミリー』は
「ハッピーオーラ全開!」

ジュリー・アンドリュースが演じたモダンガール・ミリーが好評を博し、高評価を得た1967年公開のミュージカル映画『モダン・ミリー』。公開から約30年の時を経て舞台化、楽曲をほぼ一新、歌と踊りに彩られた上質なミュージカルに。2002年にトニー賞作品賞や主演女優賞などを受賞し、大ヒットを記録した。

2022年にはミリー役に朝夏まなとを迎えて全国で上演。心躍るソングナンバーと華やかなダンスで観客を大いに沸かせた。そして2024年、再演が決定し、朝夏が再びミリーを演じることに。大阪公演に向けて、朝夏が作品にかける思いや意気込みなどを語った。

2022年の上演は、いわばリベンジだった。というのも、本来は2020年に上演が予定されていたが、コロナ禍で中止になってしまったからだ。当時、セットを組まれた状態の劇場でカンパニーは解散となった。2022年にその無念を晴らすことができた朝夏らキャストは、「もう再演はない」と思っていたという。

「中止から2年後に上演できたので、‟きっと最後だろうね"とそのときのキャストさんと話して、ある種、達成感がありました。なので、再演と知ったときには‟できるんですか!?"という驚きがありました。そして、お客様もすごく喜んでくださった作品だったので、嬉しくなりました。再演で気づくこともたくさんあるので、いろんな角度でまたこの作品を見ることができるかなと思っています」。

今回は一部キャストが変わり、新たな仲間が加わる。「ジミー役が田代万里生さんに変わられました。田代さんとはコンサートなどではご一緒したことはありますが、お芝居で共演した経験はなくて。ジミーはミリーにすごく影響を与えてくれる役ですし、初めてセリフを交わすので楽しみです。ミス・ドロシー・ブラウン役の夢咲ねねちゃんとも、宝塚時代も含めて初めてお芝居をするのですごく楽しみです」。

1920年代、田舎からニューヨークに来たミリーが、そこで出会った仲間たちと新生活を楽しむ中で、本当に大切なものは何か知るまでを描いた物語。劇中、ミリーが「心の声を聞くのよ」と言われる場面がある。朝夏はその台詞を大事にしているという。「情報が多い社会なので、それは自分の思いなのか、人から影響を受けた思いなのか、ちょっと分からなくなる瞬間があるなと思っていて。なので、その台詞は自分自身も大事にしています」。

「笑いあり、涙あり、ダンスあり、迫力あるタップシーンあり、そして耳に残るメロディーの楽曲たちと、本当に古き良きブロードウェイ・ミュージカルの良さがつまった作品です!」と笑顔を見せる朝夏。再び劇場で会えることを楽しみにしている。

取材・文/岩本




(2024年7月31日更新)


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ミュージカル『モダン・ミリー』

チケット発売中 Pコード:525-516
▼8月3日(土)12:00/17:00
▼8月4日(日)12:00
新歌舞伎座
S席-13000円 A席-7000円 
[脚本]リチャード・モリス/ディック・スキャンラン
[新音楽]ジニーン・テソーリ
[新歌詞]ディック・スキャンラン
[広東語翻訳]ドゥラ・レオン(柯杜華)  スーザン・チェン
[原作/ユニバーサル·ピクチャーズ同名映画脚本]リチャード・モリス
[演出・翻訳]小林香
[出演]朝夏まなと 田代万里生 廣瀬友祐 夢咲ねね 大山正志 土居裕子/一路真輝
※8/3(土)17:00公演終了後、アフタートークショーあり(朝夏まなと、田代万里生、廣瀬友祐<予定>)
※未就学児童は入場不可。席種によっては取り扱いのない場合あり。やむを得ぬ事情により出演者、曲目などを変更する場合がございます。予めご了承ください。ご購入時・ご来場前には、必ず新歌舞伎座ホ-ムペ-ジをご確認下さい。車椅子の方はチケット購入前に要問合せ。
[問]新歌舞伎座テレホン予約センター■06-7730-2222(10時~16時)