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山崎育三郎、あでやかドレスで
主演作『トッツィー』をアピール

山崎育三郎が主演するミュージカル『トッツィー』が1月10日(水)に東京・日生劇場で開幕した。ダスティン・ホフマン主演で大ヒットした1982年公開の同名映画をもとにミュージカル化、2019年のトニー賞ではミュージカル部門最優秀脚本賞をはじめ11部門にノミネートされた作品だ。日本にはこれが初上陸。初日を前に、山崎、愛希れいか、昆夏美、金井勇太、岡田亮輔、おばたのお兄さん、エハラマサヒロ、羽場裕一、キムラ緑子が意気込みと見どころを語った。

才能はあるのにこだわりが強すぎて演出家やスタッフと揉めてばかり、なかなか仕事にありつけない中年俳優マイケル・ドーシーが主人公。ひょんなことから女装してオーディションを受けたところ合格し、女優"ドロシー・マイケルズ"としてスターになってしまった彼が、予想外の展開に巻き込まれ右往左往していくコミカルな物語。魅力的な登場人物たちが躍動し、ダンスシーンも満載、ブロードウェイミュージカルらしい華やかな魅力に溢れている作品だ。

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山崎は会見にもあでやかなドレス姿で登場。共演者からも「綺麗」(愛希)、「艶やか」(昆)と絶賛されまんざらでもない様子の山崎は「『この作品は絶対にお客さんに楽しんでもらえる』という確信を持って稽古を進めてきました。お客さまが入って完成する舞台なので、皆さまがどう受け止めてくださるのか楽しみ」と心境を語る。昆も「こんなに稽古場でずっと笑っていた作品は、なかなかない。何度見ても、面白くて笑ってしまいます」とアピール。

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海外生まれのコメディを日本版としてどう見せるかにもこだわったようで、「本当にみんなで意見を出し合いながらお稽古してきました」と愛希。「英語をそのまま日本語訳すると伝わりづらい表現もたくさんありますが、演出家のデイヴが『これは面白い? 日本ではこうした方がいい?』と聞いてくださって、僕らの意見をどんどん取り入れてくれました。でも日本を代表する芸人の方が二人いますので......」と山崎が言ったところで、すかさずエハラが「いやいや、(自分たちは)ミュージカル俳優!」、おばたが「吉本のミュージカル班です!」と返すという息の合ったやりとりで場を沸かす一幕も。しかしながら「育三郎さんはコメディが上手すぎて、僕らも引いています」(おばた)と、本職の二人も山崎のコミカルな演技に対しては太鼓判だった。

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ほか「若い頃、ブロードウェイでミュージカルを見た時のスピード感や切れ味がこの舞台に満ち溢れている」(羽場)、「ご覧になった方を元気にし、幸せにし、明日頑張ろうという気持ちにさせる作品」(キムラ)等々、口々に作品の良さを語った出演者たち。公演は1月30日(火)まで同劇場にて。その後2月5日(月)から19日(月)まで大阪・梅田芸術劇場メインホール、続いて名古屋、福岡、岡山でも上演される。チケットは発売中。

取材・文・撮影:平野祥恵




(2024年1月17日更新)


Check
上段左から)おばたのお兄さん、エハラマサヒロ、金井勇太、岡田亮輔
 下段左から)昆夏美、愛希れいか、山﨑育三郎、キムラ緑子、羽場裕一

ミュージカル『トッツィー』

【東京公演】

▼1月30日(火)まで上演中
日生劇場

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード:521-221
▼2月5日(月)~19日(月)
梅田芸術劇場メインホール
S席-15000円 A席-10000円 B席-5500円 
2階BOX席-15000円(場面により見づらい可能性のある席)
3階BOX席-5500円(場面により見づらい可能性のある席)
S席/ヘアアレンジ付-15000円 
[音楽・歌詞]デヴィッド・ヤズベック
[脚本]ロバート・ホーン
[演出]デイヴ・ソロモン
[振付]デニス・ジョーンズ
[オリジナル演出]スコット・エリス
[出演]山崎育三郎/愛希れいか/昆夏美/金井勇太/岡田亮輔・おばたのお兄さん(Wキャスト)/エハラマサヒロ/羽場裕一/キムラ緑子
※未就学児童は入場不可。本公演チケットを「チケット不正転売禁止法」の対象となる「特定興行入場券」として販売致します。興行主の同意のない有償譲渡は禁止されています。
[問]梅田芸術劇場■06-6377-3800

【愛知公演】

▼2月24日(土)~3月3日(日)
御園座


【福岡公演】

▼3月8日(金)~24日(日)
博多座


【岡山公演】

▼3月29日(金)・30日(土)
岡山芸術創造劇場

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