NEWS

ホーム > NEWS > 浜中文一・室龍太・綺咲愛里 道頓堀が舞台の芝居を大阪松竹座で

浜中文一・室龍太・綺咲愛里
道頓堀が舞台の芝居を大阪松竹座で

今年、誕生100周年記念として多彩な作品を上演してきた大阪松竹座。その掉尾を飾るのが、12月16日に初日を迎える『わが街、道頓堀 ~OSAKA 1970~』。作品は、大阪万博を控えた1970年の道頓堀を舞台にしたハートフルコメディー。大阪の新聞社で報道部特別班に抜擢された東京出身の新人記者・藤井(浜中文一)が、"何でも屋の健ちゃん"と呼ばれる健太郎(室龍太)やデザイナーを夢見る葉子(綺咲愛里)らと出会い、ミナミの街をゆるがす問題の解決に向かう、という物語だ。脚本・わかぎゑふ、演出・G2。ふたりは関西小劇場界で約20年ぶりのタッグとなる顔合わせで、関西にゆかりのあるメンバーで、楽しくワイワイとした作品を目指すという。浜中、室、綺咲が取材会で意気込みを語った。

「室君と関西ジュニアで昔から年に3回ぐらい舞台に立たせていただいていた家のような感じの大阪松竹座で、久しぶりにやれるのは非常にうれしいです。10代の気持ちがよみがえってくるんじゃないかなぁ。でも100周年の最後、心してかかりたいと思います」(浜中)。「昔からお世話になっている劇場で、文一君とまたふたりで当時と違う状態で立てるのはすごく感慨深いです。楽しい作品になったらいいな」(室)。「100周年の締めくくりは身の引き締まる思いですが、地元で公演させていただけることがとても楽しみですし、大阪松竹座の舞台も今からとてもワクワクしています」(綺咲)。これから稽古に臨む3人が意気込みを語り、舞台を楽しみにしている人たちに向けてメッセージを伝えた。「2年後の万博に向けても1970年当時のようなエネルギーがもっともっと出てくるような作品にしたいと思っています」(浜中)。「大阪松竹座開場100周年記念の最後になるので、それにふさわしい作品になるように。大阪だけでなく、全国から観に来てくださると思うので、観に来てよかったなと思ってもらえる作品にします。ぜひ楽しみにしていてください」(室)。「1970年の大阪が舞台、お客様の中には懐かしんでいただける方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。今盛んなスマホなどがなく、人と人との出会いや関わりがすべての時代なので、いったん携帯は置いて、まっさらな気持ちで役作りに挑んでいきたいと思います。これからどんな作品になるのか楽しみですし、大阪で、道頓堀でやることにとても意味があると思っていますので、遠方の方も旅行を兼ねて観に来ていただけたらうれしいです」(綺咲)。

取材・文:高橋晴代




(2023年12月 6日更新)


Check
左より)綺咲愛里、浜中文一、室龍太

大阪松竹座開場100周年記念『わが街、道頓堀 ~OSAKA 1970~』

チケット発売中 Pコード:522-656
▼12月16日(土)~25日(月)
(月)(金)13:00 (火)(水)(日)11:00/15:30 (土)15:30
※12/23(土)11:00/15:30。
大阪松竹座
1等席-11000円 2等席-6000円 3等席-4000円  
[作]わかぎゑふ
[演出]G2
[出演]浜中文一/室龍太/綺咲愛里/他
※日時・席種により取り扱いのない場合あり。4歳以上はチケットが必要。本公演のチケットは購入者または入場資格者の氏名・連絡先を確認した上で販売し、「チケット不正転売禁止法」の対象となる「特定興行入場券(特定チケット)」となります。興行主の同意のない有償譲渡は禁止されています。予約番号がインターネット上に出品された場合は、予約番号を削除いたします。また、トラブルに関しての責任も負いかねますのでご注意ください。
[問]大阪松竹座■06-6214-2211

チケット情報はこちら