NEWS

ホーム > NEWS > 「バケモノの子」をミュージカル化、初めて大阪へ!

「バケモノの子」をミュージカル化、初めて大阪へ!

2015年公開の細田守監督の大ヒットアニメーション映画『バケモノの子』が、劇団四季の最新オリジナルミュージカルとなって関西に初登場。渋谷の街とバケモノたちが棲む渋天街(じゅうてんがい)を舞台に、孤独な少年・蓮/九太がバケモノ・熊徹と出会い、奇妙な師弟関係の中で成長していく姿を、ふたつの世界を交錯させて描く物語だ。昨年4月に東京で開幕し11ヵ月のロングランを達成、のべ23万8000人を動員した。脚本・歌詞は映画『アナと雪の女王』の訳詞で知られる高橋知伽江、演出は劇団☆新感線ほか、数々の話題作を手掛ける青木豪など、外部クリエイターらと創作。熊徹役・田中彰孝、蓮/九太役・大鹿礼生(らいき)、九太と対峙する一郎彦役・菊池俊の3人が大阪公演への意気込みを語った。

乱暴者だが心に強い信念を持つ熊徹と、強さと品格を併せ持つ猪王山(いおうぜん)。このふたりがバケモノ界を束ねる次期宗師への闘いに挑む。そのクライマックスへ至る数年間の熊徹と弟子・九太の関係性から、親子の絆や仲間との友情が描かれ、明日を生きる勇気を与えるメッセージが込められた作品。まさに「人生の感動」「生きる喜び」を掲げてきた劇団四季にふさわしい題材だ。それを多彩なバケモノの特殊メイク、異世界と人間界を行き来する舞台機構に、装置・照明・映像・パペット・マジックなど四季の経験値を結集して舞台化を実現した。

東京初演の苦労を経て、映画にはない生の舞台の魅力を「心の内を曲に乗せる」「お客様の想像力を誘う豊かさ」「日々進化し続ける」と語る3人から、大阪の観客へメッセージを。「ルントスクリーンや二重盆、パペットなど、いろいろな舞台機構と演出があるので、劇団四季の新しいミュージカルとして観に来ていただけたらと思います」(大鹿)。「僕は殺陣です。ちょっと自信があるので...(笑)ぜひそこを観にきてほしい。九太との殺陣のシーンは本当に何回も何回も綿密に稽古したので、いいものができていると思います。これから大阪公演に向けた稽古が始まりますが、東京公演よりさらに進化したものをお届けできると思っています。後悔はさせません!」(菊池)。「東京公演が開幕した時にはコロナ禍の真っ最中で、お客様の観劇ルールまでありました。大阪公演は制限が緩和されて迎えられる公演になりますし、私自身、俳優としてどうお客様が反応してくださるか、大阪の皆さんの前でこの作品がやれることを本当に楽しみにしています。アニメーションをご覧になった方、ご覧になっていない方も、ビックリさせたいです! "驚天動地"を体験しに来てください」(田中)

取材・文/高橋晴代




(2023年9月15日更新)


Check
撮影:上原タカシ
撮影:阿部章仁
撮影:山之上雅信

劇団四季『バケモノの子』

▼2023年12月10日(日)~2024年5月25日(土)

【12月10日(日)~2024年3月31日(日)公演分】
9月16日(土)一般発売 Pコード:597-197
※12月10日(日)初日公演は「四季の会」会員を対象とした抽選のみで販売終了。
【平日18:30公演】S席大人-12000円 S席子ども-7500円 A席大人-9500円 A席子ども-5500円 B席-7500円 C席-4500円
【平日13:30・土曜17:30公演】S席大人-13000円 S席子ども-8000円 A席大人-10000円 A席子ども-6000円 B席-8000円 C席-5000円
【土日祝13:00公演】S席大人-14000円 S席子ども-8500円 A席大人-10500円 A席子ども-6500円 B席-8500円 C席-5500円
 大阪四季劇場(ハービスENT内)
※公演当日3歳以上要入場券(ひざ上観劇不可)、3歳未満は入場不可。
※子ども=公演当日3歳以上~小学6年生以下。
※ご来場前に劇団四季公式ウェブサイトをご覧いただき、劇場及び公演に関する最新情報をご確認ください。
※販売期間中はセブン-イレブンでの直接販売およびインターネットにて受付。
[問]劇団四季■0570-008-110

チケット情報はこちら