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水谷豊×段田安則×高橋克実×堤真一の豪華4兄弟!

かつて大ヒットを放ち、1曲だけであっという間に消えた往年のヴォーカル・グループ"ブラザー4"。それぞれの道を歩んでいた4兄弟が、あの人たちは今?と、再び脚光を浴びて...。という物語を、豪華な俳優たちが演じる舞台『帰ってきたマイ・ブラザー』。23年ぶり3度目の舞台出演となる水谷豊を長男役に、次男・段田安則、三男・高橋克実、四男・堤真一が、実年齢順で4兄弟に扮する。"ブラザー4"のマネージャーには、水谷主演のドラマシリーズ『相棒』のコンビでおなじみ、寺脇康文。かつてのファンたちに峯村リエと池谷のぶえ。脚本はマギー、演出に小林顕作という文句なしの布陣だ。東京と名古屋公演を終え、いよいよ大阪へ。高橋が作品の楽しさと見どころを語った。

「長男はグループを作るリーダー格、堅実で心配性の次男、私のやる三男は能天気な風来坊、四男はいちばん若いのでみんなに可愛がられている」という4兄弟の物語は、「お客さんがずっと笑顔でいられて、クスクス笑い、ドカンドカン笑って、最後にちょっとホロッとする。深いテーマはないです(笑)」。

マギーは脚本を当て書きで書いた。「ひとりずつ濃いキャラクターになっていて、その個性のぶつかり合いがおもしろい。特に女子ふたりがかなりパンチの効いた役で、豊さんはたまにそれに耐えられなくて(笑)。当て書きの成功例と言ってもいいぐらいの本だと思います」。出演者7名全員と仕事をしてきたマギーならではの脚本だ。さらに、高橋は演じていて「お芝居をしているのか、していないのか、わからなくなるぐらい距離が近い人ばかりで、そこもいい方向に出ているんだろうと思う」。

芝居のうまさは言うまでもないが、最後には"ブラザー4"のヒット曲「マイ・ブラザー」を、ステップを踏みながら歌う。「これがけっこういい曲なんです」。ソロダンスは4人全員が「顔色を失いながら」も稽古を乗り越えた。その成果は東京公演の初日から現れた。「カーテンコールはライブみたいなすごい反応で、ちょっとミュージシャンになった気分でした(笑)。『うおぉ~!』って即、お客さん全員が立ち上がって、歓声と共に『アンコール!』って。そう言われても歌う曲がない(笑)」。でも今回は「1曲用意してあります。アンコールが来た場合ですけど」。関西では3都市で公演。大阪は寺脇、西宮は堤、京都は段田、それぞれの出身地だ。「どこかで来ていただければ。関西の方は東京とはまた違った弾け方をしていただけるんじゃないかと思います。昭和歌謡の世界なので、お好きな方にはたまらない芝居だと思いますよ。上演時間も1時間半ぐらいで観やすいですし、ぜひお待ちしております」。

取材・文:高橋晴代




(2023年5月18日更新)


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『帰ってきたマイ・ブラザー』

チケット発売中 Pコード:517-441
▼5月18日(木)18:00
▼5月19日(金)13:00
▼5月20日(土)13:00/18:00
▼5月21日(日)13:00
▼5月22日(月)13:00
森ノ宮ピロティホール
▼6月2日(金)18:00
▼6月3日(土)13:00/18:00
▼6月4日(日)13:00
兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
▼6月29日(木)13:00/18:00
▼6月30日(金)13:00
ロームシアター京都 メインホール
S席-11000円 A席-8000円 B席-5000円 
[作]マギー [演出]小林顕作
[出演]水谷豊/段田安則/高橋克実/堤真一/寺脇康文/池谷のぶえ/峯村リエ
※小学生未満は入場不可。
[問]キョードーインフォメーション■0570-200-888

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