ホーム > NEWS > Aマッソ・加納 「このライブの読後感は、ねっちょり」
2月25日(土)・26日(日)に東京・草月ホール、3月13日(月)・14日(火)に大阪・松下IMPホールで開催される、Aマッソのお笑いライブ『滑稽』。企画・演出をテレビ東京の大森時生プロデューサーが担当と、いつもの単独ライブとは少し毛色の違ったものになりそうだ。
大森Pとの出会いは、2021年末にBSテレ東で放送された『Aマッソのがんばれ奥様ッソ!』だった。「その後も大森さんが作っているものを見て、面白いなって。ご飯に行ったきっかけで"何かしませんか"と。私はテレビで企画を一緒にやるんかなと思っていたら、意外と大森さんが"僕、ライブをやったことがないので、ライブやりたいです"と。お互いにないものねだりという感じで、"じゃライブをやりましょう"となりました」と加納。村上も「ええんちゃう!?って思いました。ええやん! ええやん! 何でもやってみよう!」
いつもの単独は制作面の作業も多いが、今回はネタに集中できているという。キービジュアルなどのコンセプトも大森Pが担っている。「たくさんの人に携わってもらっているので、規模感も含めてすごく楽しみです。ライブも私が考えつかない部分もあるし、一緒に作っている感じはありますね。お笑いファンを長くやっている方は、もしかしたら、普段のお笑いライブを見に行った帰り道とは、読後感みたいなものが違うかもしれないです」と加納。
続けざまに、それはどんな感覚だろうかと尋ねると、「お笑いだけでもないので、爽快感はないかもしれないです。湿度は高いですね。カラッとはしていない。大森さんの作るものがそもそも不穏なものが多いので、"ねっちょり"ですね」。
この取材は、東京公演の約2週間前に行った。上記の加納のコメントを横で聞いていた村上は「そうなんや!」と初耳の様子だ。「私はまだねっちょりしてないですね。今は、カラッとしてます!」と屈託のない笑顔を見せた。
単独ライブは最も心血を注げる場と加納。「言い訳できない場でもありますしね。劇場はドホームですから、絶対ウケなければいけないしっていうプレッシャーもありながら、好きなことをやるので楽しみでもあり。一番やりがいがある仕事です」。村上にとっては?「一番しゃべる日です」。ネタ作りは加納が一任。村上は来たる本番に向けてコンディションを整えている最中だという。「毎日、歩いたり、おいしいもん食べたり。たまにお酒も飲みます...すいませんっ!!」。
公演は2月25日(土)・26日(日)に東京・草月ホール、3月13日(月)・14日(火)に大阪・松下IMPホールにて。チケット発売中。PIA LIVE STREAMでは、2月25日(土)18時公演を生配信。アーカイブ配信あり。
取材・文:岩本
(2023年2月20日更新)