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舞台『大阪環状線 天満駅編』に
佐藤江梨子、月亭八光が夫婦役で登場

2019年、2021年に大阪松竹座で上演した舞台『大阪環状線』。もとは関西テレビで制作された大阪環状線各駅を舞台にした一話完結のオムニバスドラマで、「ひと駅ごとの愛物語」というドラマのコンセプトはそのままに、舞台版ではオリジナル脚本の新しい物語を展開した。

まもなく幕を開ける第3弾では天満駅を舞台に「夫婦愛と家族愛、そして社会の愛」をテーマに描いてゆく。天満駅の近くで小料理屋を営む田中島子・福造夫婦を演じる佐藤江梨子と月亭八光が本公演に向けての意気込みを語った。

子どもも楽しめる作品にしたいと話すのは佐藤江梨子。「この公演は、文化庁 子供文化芸術活動支援事業 対象公演ということで、18歳以下のお客様は無料で楽しめます。私も学生の頃、劇団四季さんとか、バレエの公演など、いろんな公演を学校で観させていただいて感動した記憶があるので、本公演でもたくさんの学校にも来ていただけたら嬉しいです」。また、20歳の娘を持つ母親という役柄にも「私もそんな役ができる年齢になってきたと思って、演じるのが楽しみです」と期待を寄せた。

本作は、松竹新喜劇の代表作『大人の童話』(舘 直志作)が原作だ。「僕の役は藤山寛美先生がやっておられた役で、一番に思ったのが藤山直美さんにだけはバレたらあかんなと(笑)。でも、直美さんの耳にいち早く入ってしまいまして、少し前にお電話をいただきました」と明かす八光。

「(直美からの)お電話に出た瞬間に"申し訳ございませんでした"と謝ったんですが、直美さんが"あんたいい加減にしいや"と。"私、お父さんの作品の中でも、めちゃくちゃ好きな作品や"と。"今から断りなさい"と(冗談で)言われたんですけど、そういうわけにもいかず(笑)。もちろん直美さんも"うそうそ、応援してる。ほんまにいい作品やから"と。直美さんの全面的なバックアップを受けたと思いながら、張り切ってやらせていただこうと思います」と気合いを入れた。

ふたりは初の夫婦役。どんな関係性を築いていきたいかと尋ねると、「役柄として人生経験が豊富な奥様ですから、芝居でもリードしているふりをしながらついていこうと思います」と八光。佐藤も「なるべく間(ま)とかも合わせて、似た者夫婦になれたら」と話した。

出演はほかに加藤虎ノ介、瀬戸カトリーヌ、太田夢莉、コング桑田ら。公演は11月28日(月)から12月12日(月)まで、大阪松竹座にて。チケット発売中。また本公演は、文化庁子供文化芸術活動支援事業対象公演のため、18歳以下無料。詳細はチケット情報にて。

取材・文:岩本




(2022年11月25日更新)


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大阪環状線 天満駅編 うちの家族は日本一やねん!

チケット発売中 Pコード:515-316
▼11月28日(月)~12月12日(月)
大阪松竹座
1等席-11000円 2等席-5500円 3等席-3300円 
[脚本]岡本貴也 [演出]木村弥寿彦
[出演]佐藤江梨子/月亭八光/加藤虎ノ介/瀬戸カトリーヌ/太田夢莉/コング桑田
※日時・席種により取り扱いのない場合あり。4歳以上はチケットが必要。劇場内では必ずマスクの着用をお願い致します。新型コロナウイルス感染症対策は劇場ホームページをご確認下さい。
[問]大阪松竹座■06-6214-2211

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