ホーム > NEWS > 大竹しのぶが初めての京都・南座で不朽の名作に挑む
充実した稽古の中、大竹が演じる上で大切にしたいのは「生活感」だと言う。芝居は三幕。「最初のみすぼらしい感じの女の子が、最後の方でこうやって人生を終えるんだなと。お客様に、流れた時間の幸せも不幸せも全部分かるようにできたらと思うので、一幕ごとにきちんと演じたいです」。77年前の作品が今も支持される理由を「この戯曲には心が洗われるようなすごく素敵なセリフがたくさんあるので、人の心に残るんだと思います」と話す。特に有名なのが『誰が選んだのでもない、自分で選んだ道ですもの』というセリフ。『間違いと知ったら自分で間違いじゃないようにしなくちゃ』と続く。「初めて言った時、体にクーッと力が入って、背筋がピーンと伸びる気がして。自分の言葉によって人間は強くなっていくんだと思いました。その強さが作品全体に流れていますが、強く生きることは決して本人が幸せな気持ちで生きられるものではないんだなと感じます」。(2022年10月 6日更新)
【東京公演】
▼10月18日(火)~23日(日)
新橋演舞場
チケット発売中 Pコード:511-147
▼10月27日(木)~11月8日(火)
(月)(土)11:00/16:00 (火)(木)(金)(日)11:00
※11/3(木・祝)11:00/16:00。
南座
1等席-13000円 2等席-7000円 3等席-4000円
[作]森本薫 [演出]段田安則
[出演]大竹しのぶ/高橋克実/銀粉蝶/西尾まり/森田涼花/大和田美帆/林翔太/段田安則/風間杜夫/他
※特別席の取り扱いはございません。日時・席種により取り扱いのない場合あり。未就学児童は入場不可。劇場内では必ずマスクをご着用ください。その他のお願いや対策は公演HP等をご確認の上、ご来場ください。
[問]南座■075-561-1155