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小倉智昭「シルクの中で一番あっという間」の面白さ

IMGP8584.JPG12年にわたりシルク・ドゥ・ソレイユ(以下シルク)のスペシャルサポーター・応援団長を務める小倉智昭が来阪。現在東京公演中で、7月4日(木)に大阪公演が開幕する『ダイハツ トーテム』の見どころを語った。

すでにシンガポール公演、東京公演を観劇し、自ら4回分のチケットも購入したという。「これほど(お台場)ビッグトップがきれいな空間に見えたのは初めて。プロジェクションマッピングで色んな映像が映し出され、そこにパフォーマンスがとけ込み幻想的です。全体的なバランスを考えても、本当によくできていると思いますね」と、シルク歴の長い小倉も太鼓判。ラスベガスの常設公演『』を手掛けたロベール・ルバージュの演出が冴える。「可動式の大掛かりなセットで、ステージの真ん中にブリッジがある。これはロベールの好きな歌舞伎の花道のイメージで作ったそうですよ。このブリッジが跳ね上がるとトーテムになり、中間で止まるとボートにもなります」。その中で“人類の進化”をテーマにした超人的な技が繰り広げられる。「人類の誕生、未来の宇宙までストーリーは飛んで行き、時系列ではないのがまた面白い。今までのシルクの中でも、観ていて一番あっという間に感じました」。

750着に及ぶ衣装は先住民族に扮したフープ・ダンサーから、飛び跳ねる魚やカエルまで色とりどりで繊細。「バックヤードに行くと衣装がズラッと並んでいて、ミシンが何台かある。キラキラした衣装の飾りが取れたりすると、すぐに直すそうです」。特に今回は女性を美しく見せる衣装が際立ち、魅力的な女性パフォーマーが多いとのこと。「僕の一番のお気に入りは釣り輪の演目“リングス・トリオ”のエリザベス。ジャズダンス出身でフィナーレではセンターでダンスを披露していました。今度花束を持って行こうかな」と笑う。

スピード感溢れる演目“カラペース”でカエルに扮する日本人の宮 海彦は、シルクにコーチとして引き抜かれた逸材だという。「彼は体操競技選手として活躍し、大学卒業後は青年海外協力隊に入り中南米へも行っていた。“カラペース”の演技指導をやっているのが宮くん。チームワークを大事にし4か国語を話せる彼は貴重です」と話す。

「シルクの魅力はやはり、人間の身体に限界はないのかと思わせるパフォーマンス。しかも毎回違う見せ方で堪能させてくれる。僕は色んな人をシルクにつれて行って、『面白いだろ?』と自慢したいんですよ。以前に当時88歳の母親とシルクの舞台へ行ったら、帰り際に『もう死んでもいい』と言ったんです」。世代を問わず感動させる、美しくも驚愕に満ちたステージ。「よく映像で予告編をやってるでしょ。ダイハツ トーテム』はあの予告編の100倍は面白いと思って下さい!」。

取材・文:小野寺亜紀




(2016年3月20日更新)


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シルク・ドゥ・ソレイユ
ダイハツ トーテム 大阪公演

発売中 Pコード:631-238

▼7月14日(木)~10月12日(水)

【平日公演】
S席 大人-12500円 子供-8500円
A席 大人-10000円 子供-6500円
B席 大人-6500円 子供-4500円
S席(オリジナル特典付)-20000円
【土・日・祝公演】
S席 大人-13500円 子供-9500円
A席 大人-11000円 子供-7500円
B席 大人-7500円 子供-5500円
S席(オリジナル特典付)-21000円

子供=3歳~小学生

中之島ビッグトップ(特設会場)

※3歳未満のお子様でも座席が必要な場合は子供券をお求めください。
※会場に飲食物を持込むことはご遠慮ください。
※演出機材により、舞台の一部が見づらい席がございます。
※都合により演目の一部を変更する場合がございます。公演中止の場合を除き、お申込み、ご購入後の変更、取消、払い戻しは致しかねます。
※S席(オリジナル特典付)の特典内容は、後日ホームページ(http://www.ktv.jp/totem/)などで発表致します。
※車イスをご利用のお客様は、車イス受付専用ダイヤル06-6538-9977(10時~19時)のみにて承ります。

[問]ダイハツ トーテム大阪公演事務局
[TEL]0570-200-889(オペレーター対応 10:00~18:00)

タイムテーブルなど詳細は大阪公演の公式サイトへ!
http://www.ktv.jp/totem/

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