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復興支演舞台『イシノマキにいた時間』
初の大阪公演が決定! ABCホールにて上演!

2011年3月11日に発生した東日本大震災。当時、連日報道された被災地の現状は、日を重ねるごとに伝えられることが少なくなり、人々の記憶からもあの日の出来事が遠い過去になりつつある今、ぜひ足を運んでほしい舞台がある。

「あの震災で私たちは何を学び、何に気づかされたのか」。こんな自問自答を重ねながら、約1年に渡って宮城県石巻市でボランティア活動に従事した福島カツシゲ。コメディアンであり、脚本家・演出家である福島が「今こそ今だからこそ、役者にできることがある」と 2011年の冬に書き上げた作品『イシノマキにいた時間』が初の大阪上陸を果たす。

実際にボランティア活動を行なった3人の役者が、ボランティアを通して感じた被災地を伝える本作。そこには、被災地の方々の感情、被災地を支え続けたボランティア達の感情が詰まっている。決して泣かせるだけの芝居でにとどまらず、コメディを得意とする役者たちだからこそ生み出す笑いもある。そんな喜びと悲しみが織り成す光景は、石巻のリアルな日常だ。

初演は2011年末。石巻をはじめ全国16都市で28公演を行ない、2014年4月には累計入場者数が1万人を突破。これからも「被災地を思う“キッカケ”が残ることを願って」と全国で伝え続けたいと意気込む福島らの、その心を見届けてほしい。

舞台『イシノマキにいた時間』は5月16日(土)、17日(日)にABCホールにて上演。3月28日(土)よりチケット一般発売。
 



福島カツシゲ
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大阪府出身。ニュースペーパーを経て、お笑いユニット「COLORS」を結成。現在は、俳優業のみならず脚本・演出家としても活躍中。テレビ番組では「こたえてちょ~だい!?」「水戸黄門」「筋肉番付」他を手がける。2011年には第4回WOWOWシナリオ大賞を受賞。その受賞賞金500万円を携えて5月に単身で石巻入り。そこからボランティアとして約1年に渡り活動を続けた。被災地での経験から、東日本大震災のボランティアの記録と記憶を形に残そうと「石巻通心」という冊子の刊行を決め、編集長として取り組んだ。この冊子を作る中で、ボランティア達へのインタビューから出て来た苦悩、葛藤、喜びなどが、舞台『イシノマキにいた時間』の台詞につながった。
2011年12月、東京・下北沢にて、同じくボランティア経験者の俳優、石倉良信との2人芝居として初演。2012年3月に、やはりボランティア経験者の俳優、田口智也を迎え、3人芝居に作り変え現在に至る。現在も石巻と東京の行き来は、続いている。
 
石倉良信
isinomaki_i.jpg東京都出身。小劇団を経て、映画•テレビ•舞台•CM など多方面で活躍中。舞台『地球ゴージャス』『ロミオ&ジュリエット』、テレビドラマ『ラストマネー ~愛の値段~』『ザ・クイズショウ』、映画『世界のどこにでもある、場所』他二出演。
 
田口智也
isinomaki_ta.jpg栃木県出身。TBS「学校へ行こう!」でデビュー。その後、個性的なキャラクターでCM、映画など多数出演。映画『荒川アンダー・ザ・ブリッジ』『歩いても歩いても』『GTO』、テレビドラマ『下流の宴』他、舞台でも活躍中。
 

(2015年3月12日更新)


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『イシノマキにいた時間』

3月28日(土)10:00~一般発売
※発売初日は店頭での直接販売および特別電話[TEL]0570(02)9510(10:00~18:00)、通常電話[TEL]0570(02)9999にて予約受付。

Pコード:442-494

▼5月16日(土)13:00/17:00

▼5月17日(日)13:00

ABCホール

全席指定-2000円

[作・演出]福島カツシゲ

[出演]福島カツシゲ/石倉良信/田口智也

※未就学児童は入場不可。

[問]キョードーインフォメーション
[TEL]0570-200-888

『イシノマキにいた時間』オフィシャルサイト
http://www.ishinomakitime.com/

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