2015年の覇者は誰だ!?
ひとり芸日本一『Ｒ-１ぐらんぷり2015』
決勝戦は2月10日(火)19時からオンエア！

2月10日（火）開催の“ひとり芸日本一”を決める『Ｒ-１ぐらんぷり2015』の決勝戦が迫る中、決勝進出を決めた9人のファイナリストが2月2日に行われた決勝進出者発表会見で発表された。

13回目となる今回は、昨年と同様に3つのブロックによるトーナメント方式で実施されるが、今年は決勝戦当日に3回戦を突破者で争う「復活ステージ」を開催。そこから勝ち上がった3名が加わり、計12名で決勝戦ファーストステージを戦う。ファーストステージの各ブロックを通過した3名が再びネタを披露して、優勝者が決定。優勝者には賞金500万円と、副賞として全国ネット冠番組が贈られる。

会見では、決勝戦でもMCを務める雨上がり決死隊の呼び込みを受け、過去最多の3751人がエントリーした厳しい予選をストレートで勝ち抜いた猛者たちがタキシード姿で登場。ファイナリストメンバーは、アジアン馬場園、エハラマサヒロ、とにかく明るい安村、厚切りジェイソン、やまもとまさみ、じゅんいちダビッドソン、ゆりやんレトリィバァ、あばれる君と、仕事の都合でパネルでの参加となったNON STYLE石田の9名。



毎回恒例となるトーナメントの組み合わせ決定を前に、「復活ステージ」の実施が明かされると、8人は「えー！」と不満顔。そんな8人に対し、雨上がり決死隊・宮迫がすかさず「全員知ってたやろ！」とツッコミを入れて会場を沸かせた。さらに、通過者は生放送中に発表されるため出番直前まで分からないこと、「復活ステージ」を通過した3名は、Aブロックに3位通過者、Bブロックに2位通過者、Cブロックに1位通過者が入ること（※ネタ順は各ブロックの最後）が明かされた。復活ステージ出場者一覧を見たメンバーは、戦いたくないメンバーについて「（決勝に）慣れてそうだからCOWCOW善しさんとか嫌ですね」（やまもと）、「去年、決勝に出てた田上よしえさんです」（あばれる君）、「同期で、顔が似てるとよく言われるんで、僕の票も間違って（中川）パラダイスに入っちゃうかもしれないから！」（安村）と戦々恐々。そんな中、エハラが「全然怖くはないですが、ガリガリガリクソンは嫌ですね。こっちの士気が下がるんで」とコメントして爆笑をさらった。

事前抽選で決定した選び順に基づいて行われたトーナメントの組み合わせ決めでは、1番を引き当てた馬場園がBブロックの3番目を選択。続くエハラは、西田敏行の物まねをしながらBブロックの2番を選んだ。安村はAブロックの3番目を選び「娘がいるんですけど、早めに（ネタを）やらないと寝ちゃうんで」とコメント。次に、ジェイソンがBブロックの1番目を選ぶと、エハラが「僕、変えてもいいですか？」。実は予選のときからジェイソンの後の出番にならないかだけを気にしていたそうで、「いやや～！」と本気で顔をしかめた。前回優勝者のやまもとは、縁起を担いでか昨年の出番に近いCブロックの2番手に。じゅんいちは、Cブロックの3番目を選択。仕事の都合で会場に来られなかった石田は、代役のマネジャーが「本人の希望を聞いている」と言ってCブロックの1番に飛び込んだ。ゆりやんはトップバッターとなるAブロックの1番手に、最後のあばれる君は残ったAブロックの2番目となった。


【トーナメント組み合わせ】（左よりネタ披露順）
Aブロック：ゆりやんレトリィバァ、あばれる君、とにかく明るい安村、復活3位
Bブロック：厚切りジェイソン、エハラマサヒロ、アジアン馬場園、復活2位
Cブロック：NON STYLE石田、やまもとまさみ、じゅんいちダビッドソン、復活1位
 

対戦相手とネタ順が決定した9人は、「大阪芸人の思いを背負って頑張ります。他の人がついて来られないくらいの空気を作りたい！」（ゆりやん）、「R-1決勝進出という念願が叶ったので、全力で優勝を目指します！」（あばれる君）、「2014年にコンビを解散しましてピンの活動10ヶ月目なんですが、先月の給料が4万円だったので、なんとか500万円をとっぱらいで（すぐに現金で）もらいたい」（安村）、「やり尽くします！以上！！」（ジェイソン）、「3人目の子どもが生まれたばかりなので、嫁と子どものためにも頑張りたい！」（エハラ）、「相方の隅田さんが婚活に集中したいと言ってきたので、食いっぱぐれるから頑張ります！」（馬場園）、「強敵揃いですけど頑張ります！」（石田の代役のマネジャー）、「前人未踏の3連覇を目指しているので、2016年しか見えていません」（やまもと）、「ワールドカップもアジアカップもダメだったので、勝ってサッカー界を盛り上げたい」（じゅんいち）とそれぞれ意気込みを語った。

「復活ステージ」という新ルールが加わり、当日の現場の空気感も全く予想できない状況に乱戦必至の今大会。有利なのは当日までネタを繰れる9名か？　それとも当日の勢いそのままにチャレンジできる「復活ステージ」通過者か？　ふたを開けるまでどんな展開になるのか分からない“笑いの格闘技”の結末を、生放送で見届けて！

（2015年2月 5日更新）