男子バレーボール・堺BZの松本慶彦が
前人未踏の通算400試合出場を達成!
昨年10月に2020-2021シーズンが開幕した男子バレーボールリーグ『V1男子』。現在、上位3チームに与えられるファイナルステージ進出をかけ、計10チームによる4回戦総当たりのレギュラーラウンドを展開。各地で熱戦を繰り広げている。
大阪勢はサントリーサンバーズが首位を走り、パナソニックパンサーズが2位につける中、ゴーダン・メイフォース監督2期目の堺ブレイザーズは5位と苦戦を強いられている。そんな中、2月21日に行われた墨田大会で2008年北京オリンピック出場経験を持つ元全日本代表のミドルブロッカー、松本慶彦が自身の持つVリーグ通算出場試合数を更新。前人未踏となる通算400試合出場を達成した。松本は、2003年に入団したNECブルーロケッツでVリーグにおけるキャリアをスタートさせ、2007年から2013年にかけては男子日本代表としても活躍。2008年に堺ブレイザーズに移籍後、ここまで主力として出場を続け、「40歳で400試合を迎えることができました」(松本)。
この日の試合はFC東京に1-3で敗れ、記録達成を勝利で飾ることはできなかったが、「今後もまだまだ現役として頑張っていきたいと思いますし、中学の頃からバレーボールを始めてお世話になった先生方や、所属したチームの監督やコーチ、仲間、そして今所属している堺ブレイザーズの事務所スタッフや監督、コーチ、選手の皆さん、そして何よりファンの皆さんに感謝しながら、これからもバレーボールを頑張りたいと思います」とコメントを寄せている。
今後の堺ブレイザーズは大阪で、2月27日(土)・28日(日)に東レアローズ、3月6日(土)・7日(日)にサントリーサンバーズ、3月13日(土)・14日(日)はジェイテクトSTINGS、3月20日(土)・21日(日)には再びFC東京と戦い、レギュラーラウンド最終戦となる3月27日(土)・28日(日)にはパナソニックパンサーズとの対戦を控えている。この機会に、まだまだバレーボールに対して意欲を燃やす松本のプレーを観に会場に足を運んで欲しい。
取材・文:金子裕希
(C)Blazers sports club
(2021年2月24日更新)
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