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アメフト学生日本一の座をかけ
東西の代表校が激突!!

 アメリカンフットボールの学生日本一の座を巡り、東西の代表校が激突する『甲子園ボウル』。その第69回大会が12月14日(日)に阪神甲子園球場で開催される。
 
 西日本代表校として出場するのは、関西学院大学ファイターズ(関学)。関西学生リーグで5連覇(2010年は3校優勝)を達成し、代表決定戦では名城大学(東海)を55-0で撃破。多彩な攻撃と変化自在な守備を武器に、4年連続となる出場権を手にした。関西学生リーグの最優秀選手にも輝いた鷺野聡主将は、「1月3日(ライスボウルで)社会人に勝っての日本一を達成するために避けては通れない道なので、絶対に勝つということを決めています。とことん泥臭く、最後まで自分たちのフットボールをして、勝てるように臨んでいきたいと思っています」。そう意気込みを語っていたように、日本一に辿りつくためにも、同大会4連覇を目指す。
 
 その関学の4連覇阻止に燃えているのが、東日本代表校として2年連続で甲子園に立つ日本大学フェニックス(日大)だ。「去年の反省を生かして。春からKGさん(関学)に臨むために1年間練習してきた」(宮田直人主将)と会見で語ったように、今年と同じ対戦だった昨年の大会では23-9で敗戦を喫した。それだけに今回、「ベストを尽くして関学戦に臨み、自分たちが勝利を収めたいと思っています」(宮田主将)と並々ならぬ闘志を燃やしている。
 
 「(日大は)タレントや選手の層が厚く、それぞれのスキルが上回っている印象です。1対1でも負けていないと思うし、そういうチームに対して自分たちがそこでしっかり1対1で勝負して戦っていかなければ地力の差で上回られてしまう。勝負できるようにもっていきたいです」(鷺野主将)。
 
 「(関学は)組織力の高さは日本一のチームだと思っていますが、そこに自分たちがどうつけ込むか。自分たちも日本一を目指しているので、個々の能力プラス、チーム一丸となって戦っていきたいと思います」(宮田主将)。
 
 そう静かに火花を散らしていた両校。最多28回目の顔合わせとなる伝統の一戦を制し、来年1月3日(土)に東京ドームで行われる社会人王者との日本一決定戦『ライスボウル』に学生王者として挑むのはどちらになるのか。互いのプライドをかけた、手に汗握る熱戦をぜひ目撃して欲しい。

取材・文:金子裕希



(2014年12月11日更新)


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(写真左より)関学・鷺野主将、日大・宮田主将

『第69回 毎日甲子園ボウル』

発売中 Pコード827-736
▼12月14日(日)13:05
〈関西学院大学 vs 日本大学〉
阪神甲子園球場

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『第68回 ライスボウル』

発売中 Pコード827-673
▼2015年1月3日(土)14:00
〈学生代表チーム vs 社会人代表チーム〉
東京ドーム

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オフィシャルサイト

毎日甲子園ボウル
http://www.koshienbowl.jp/2014/

ライスボウル
http://ricebowl.americanfootball.jp/