ホーム > NEWS > 7月11日(金)に開催された初企画イベント “Name the Night” presents 「満月、宇宙、溶けていく夜」も大盛況で終了。 同夜には13th Single「Trillion Dollar Baby」が 配信リリース!
SKA SKA CLUB/ROCK'A'TRENCHの山森大輔、畠山拓也、ASIAN KUNG-FU GENERATION/PHONO TONESの伊地知潔、ベーシストMIYAによる新バンドName the Night。
7月11日(金)に、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの喜多建介、山田貴洋のユニットCosmostudioと元ねごとのギタリスト・コンポーザーであるマスダミズキを中心とするバンドmiidaを迎えた、初の自主企画イベント「満月、宇宙、溶けていく夜」が、新代田FEVERにて開催された。
開場&転換時のMIYAのDJタイム、ゲストバンドを迎える山森のポエトリーリーディング、Cosmostudioのステージでは、山森、伊地知がコラボ参加し、miidaのステージには、畠山がトロンボーンで参加。
さらに、主催のName the Nightのステージには、miidaのVoマスタミズキがコラボ参加と、普通の対バンライブとは一線を画すName the Nightならではの一夜が彩られた。MCで山森は、「素敵なメンバーに出演してもらって、皆んなに駆けつけてもらって、最高の夜になっている、僕らはこの音楽で出会った縁を紡いで、どんどんいろんな夜を名付けていきたい」と、この日の出演バンドとお客さんに感謝を語った。また、ライブ後の満月の夜7月12日(土)には、13枚目のシングル「Trillion Dollar baby」も配信リリースされた。
シンプルでグルーヴィーなリズム隊、ドリーミーなトレモロギター、80'sを彷彿させる印象的なシンセサイザーという、音数を極力減らしノスタルジーを感じるバンドアンサンブルの中で、山森のボーカルがメロウで力強く響くメッセージソングで今作は、イベントのアンコールでも披露され、フロアーを大いに沸かせた。
2025年の年末の満月の夜12月5日(金)には、Club251での2ndワンマンライブも決まっており、Name the Nightの今後の活動にますます注目である。
【「Trillion Dollar baby」山森大輔セルフライナーノーツ】
バラエティ番組が結構好きだ。
学生時代のようにテレビをたくさん見る時間は無いのだが、
旬のタレントや芸人はおおよそチェックしたい意欲がある。
子どもの頃は単に面白い人達がいるなあ、と笑っていたのだが
最近は「薄氷の上で全力でダンスするような舞台に、
途轍もない覚悟を持ってチャレンジしている凄み」
みたいなものを感じ取るようになった。
多くの人が、オーソドックスではない人生を送っていて、
それを切り拓くために機転や芸や美貌で、挑んで来ている。
輝けずに去っていく人も多いが、
ときに火花のように強い光を放つ人もいる。
それが刹那で終わってしまうことが圧倒的に多いのだが、
稀に穏やかで安定した炎に変わり、長く灯し続ける人もいる。
その様子を眺めるのが感慨深い。
心に残っている人物がいる。
同じ沖縄出身のりゅうちぇるさんだ。
『行列のできる相談所』での鮮烈なデビューを偶然目撃して、
「久々に篠原ともえ枠の大型新人!」と印象に残っていたのだが、
後の活躍はご存知の通りである。
結婚を経て"新しい家族関係"を打ち出したあと、
どんどんはっとするような美しさを纏っていく反面、
目の奥に陰のようなものが映ってきている事に一抹の不安を感じていた。
悲しいニュースを聞いたとき、エディ・レッドメインが熱演した
映画「リリーのすべて」で描かれた主人公リリーの
生きた軌跡と重なるものを感じたのを覚えている。
社会との関係が彼らの生き方にどれくらい影響を及ぼしたかはわからない。
しかし間違いなく社会の方で、もっと彼らがあるがままの自分に胸を張って、
愛せるような空気を吸い込ませてあげられることは出来たはずだと思う。
社会の一員としてうっすらとした後悔のようなものを抱えて生きている。
バラエティ番組では異端者をいじめたりあげつらったりするような場面が少なくなった。
「テレビがつまらなくなった」との意見もあるが、自分は良いことだと思っている。
しっかり才能のある人が仕事をすればそんなアングルを
使わなくたって面白いことは出来るだろう。
誰もが、自分をかけがえのない存在だと心から思えるように。
"染まらないで くらむほど眩しい夜に
だって君はTrillion Dollar Baby "
(2025年7月16日更新)
Name the Night(ネームザナイト)…2023年1月結成。山森大輔(Vo&Gt)、畠山拓也(Tb&Sampler)、伊地知潔(Dr)、MIYA(Ba)からなる、鎌倉を拠点に活動する4人組バンド。多彩なキャリアを持つ同世代のミュージシャン達が、「全ての夜に名前をつけていく」をコンセプトに、夜を彩るグッドミュージックを奏でるべく集結。メンバーの自宅兼プライベートスタジオである”Bedroom Studio”で、全ての楽曲制作を完結させ、デザインや映像制作などもメンバー内で行う、既存の枠にとらわれないDIYスタイルを基本とし、SNS上で、満月の夜にオリジナル楽曲をアップしている。2023年11月、麦ノ秋音楽祭2023 #Seedsでの初ライブを機に本格始動。
「Name the Night x PAHUMA side B 2-MAN SHOW」
【東京公演】
▼9月8日(月) 440(four forty)
[出演]Name the Night / PAHUMA side B
「THE SUN ALSO RISES vol.368」
【神奈川公演】
▼10月2日(木) F.A.D. YOKOHAMA
[出演]Name the Night / SCOOBIE DO
2nd ワンマンライブ 「眠る羊が見ている夢」
【東京公演】
▼12月5日 (金) Club251
Official HP
https://lit.link/namethenight
Official X
https://twitter.com/NametheNight
Official Instagram
https://www.instagram.com/name_the_night/
YouTube
https://www.youtube.com/@namethenight