NEWS

ホーム > NEWS > 中川晃教がミュージカル曲から マイケル・ジャクソンまで京フィルと初共演!

中川晃教がミュージカル曲から
マイケル・ジャクソンまで京フィルと初共演!

中川晃教と京都フィルハーモニー室内合奏団が初共演する『中川晃教&京フィル ブリリアントコンサート in 春秋座』。2023年7月に開催を予定していたコンサートの延期公演が2月17日(土)、京都芸術劇場 春秋座で開かれる。公演に向け、中川が取材会で語った。

18歳でシンガー・ソングライターとしてデビュー。19歳でミュージカル『モーツァルト!』の主演に抜擢されて以来、そのガラスのように繊細で美しい歌声で日本のミュージカル界を牽引してきた。「僕がデビューした当時は珍しかったのですが、今や歌手もミュージカル俳優も両方するのは当たり前の時代になった。そんな変革期を味わいながら、自分なりの、誰も歩いていない道を見つけたいと思ってここまでやってきました」と振り返る。

京都フィルハーモニー室内合奏団については、「フルオーケストラのようなダイナミックな派手さと、繊細さ、一人ひとりの熱量が聴こえてくるような編成。皆さんのアプローチを聴きながら、どう一緒に楽曲を作っていくのか、ドキドキします」と期待する。

曲目はミュージカル『モーツァルト!』から「僕こそミュージック」、第24回読売演劇大賞最優秀男優賞などに輝いた『ジャージー・ボーイズ』から「君の瞳に恋してる」など、自身の人生に欠かせないものばかり。「ミュージカルでは役を演じますが、コンサートでは、歌の中に自分の生きているすべての時間と、役を生きていたという実感を込めて表現する」と言う。

また、韓国ミュージカルの『フランケンシュタイン』から「偉大な生命創造の歴史が始まる」を歌う。この作品は中川が日本でタイトルロールを演じ、2019年に韓国で開かれたミュージカルフェスティバルでも同曲を披露。フェスでは、韓国の俳優たちのあまりの歌のうまさに「口があんぐり開いて閉じないぐらい(笑)」と、衝撃を語る。「韓国のミュージカルは特徴としてメロディラインが難しく、歌いあげるナンバーが多い。韓国の指揮者の方でもこのナンバーは苦戦されていた。どう皆さんと作っていくのかが楽しみの一つです。ぜひ、耳をそばだてて聴いていただきたいです」。

さらに、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』より「Your Song」、マイケル・ジャクソンの曲を使った『MJ The Musical』より「Billie Jean」など、ブロードウェイや日本で開幕中のミュージカルの曲も用意。「今まで、マイケルの曲は積極的には歌ってこなかったんですが、光栄なことに歌い方が似ているとデビュー当時に言われたことがあります。ミュージカルとなって芝居やシチュエーションでマイケルの歌がまた新しく誕生すると思うと、ミュージカルはすごいなと。どう表現しようか試行錯誤しています」。京フィルの調べと共に新たな魅力を見せてくれそうだ。

取材・文:米満ゆう子




(2024年1月26日更新)


Check

中川晃教&京フィル ブリリアントコンサートin春秋座

チケット発売中 Pコード:254-245
▼2月17日(土) 14:00
京都芸術劇場 春秋座(京都芸術大学内)
一般-8000円(指定)
[出演]中川晃教/牧村邦彦(指揮)/京都フィルハーモニー室内合奏団(演奏)
※学生&ユースは取扱なし。未就学児童は入場不可。お車、バイクでのご来場はご遠慮ください。
[問]京都芸術劇場チケットセンター■075-791-8240

チケット情報はこちら