ディズニー公式、アカペラグループ「ディカペラ」
ツアー開幕!
2018年に米国で誕生したディズニー初の男女7人公式アカペラグループ、その名もディズニーとアカペラを融合した「DCappella ディカペラ」。彼らの初の日本ツアーが8月22日札幌文化芸術劇場hitaruにて開幕、9月の大阪公演で大フィナーレを迎える。超満員となった初日の会場は、ディズニーの魔法に包まれ、大盛り上がりとなった。
メンバーは、ボイス・パーカッションからソプラノ、アルトまで男性4人、女性3人の混声。それぞれ10年から20年近いキャリアを持ち、歌唱力はもとより、個性やカリスマ性、何より歌うことへの愛に溢れたパフォーマンスが高く評価され、全米規模のオーディションを勝ち抜いたツワモノ揃いだ。
伴奏からボーカルまで渾然一体となった彼らのパフォーマンスは想像以上に迫力満点。身体全体でリズムを刻み、ディズニーの楽曲の素晴らしさと、歌うことの楽しさが皮膚感覚で伝わってくる。
初来日公演となった札幌公演では、大型LEDに映し出される、このコンサートのために作られたディズニー・アニメーションの映像を背景に、声だけでディズニーの名曲を約2時間にわたって全26曲熱唱。『アラジン』『リトル・マーメイド』をはじめとする不朽の名作から、『アナと雪の女王』『モアナと伝説の海』など近年のヒット作まで、誰もが知っている名曲の数々が繰り広げられた。
日本語ヴォーカルコーチを務めるクリス・ハートから指導を受けた、『美女と野獣』や『ライオン・キング』などの楽曲を日本語で披露したほか、一部MCでも日本語に挑戦。初来日にして、日本人の心を掴んだ。「地元でこんなにもディズニーの世界に浸れるなんて嬉しい」「鳥肌が止まらなかった」「声だけとは思えない」と会場に詰めかけた満員の2200人の観客による割れんばかりの拍手とともに初日の幕を閉じた。
メンバーのひとり、ボイスパーカッションを務めるアントニオ・フェルナンデスは「みなさんの笑顔が見られて、喜んでもらえているんだなと実感できて嬉しかったです。日本のお客さんはすごく暖かく聴いていてくれるので、歌っていてとても楽しかったし、来てくださった皆さんにとっても最高の時間になっていたら幸せです」とコメント。
関西公演は8月28日(水)に兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール、9月10日(火)から12日(木)までNHK大阪ホールで上演。チケット発売中。
(2019年8月26日更新)
Check