音楽家・渋谷慶一郎が盟友evalaと活動するユニット・ATAK Dance Hallが、12月10日(水)に京都・METROでライブを行い、翌11日（木）に京都精華大学で講演を実施する。

 

　これは、10月18日(土)～12月23日(火・祝)の約2ヶ月に渡って開催される〈鉄道芸術祭〉と連携した京都METROで〈ATAK Dance Hall LIVE in KYOTO〉として行われるもので、ATAK Dance Hallは、METROでのライブのために最新のライブセットを用意するとのこと。

 

　2000年代前半から先鋭的な電子音楽を発表するとともに、独創的なサウンド・インスタレーションを手がける音楽家・アーティストとして国際的評価も高い渋谷慶一郎。フランスで初音ミクを起用したボーカロイド・オペラや自身のソロ・コンサートを成功させた彼が、盟友であるevalaとのラップトップデュオで、フロア仕様のダンスミュージックを披露する。またこの日は、DJとしてSEKITOVAとMasahiko Takedaも参加する。

 

　さらに翌日の京都精華大学では、渋谷とevalaの2人が「音楽に未来はあるか？」をテーマに講演を行う。当日は彼らのレーベル・ATAKの軌跡を振り返るとともに、音楽の未来に関するディスカッションも予定。講演は入場無料、先着順で参加できる。