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郷古廉コンマス&佐藤晴真チェロトップによる
「新世界」が実現!

国内外で注目を集める実力派、ヴァイオリンの郷古廉とチェロの佐藤晴真。若き名手2人がブラームスの《ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲》で協演し、さらに、ドヴォルザーク《交響曲第9番「新世界より」》のコンサートマスター、チェロトップとしてオーケストラに参加するという豪華なコンサートが今年10月、大阪で開催される。

shinsekai230707-2.jpg左から、郷古廉、佐藤晴真

郷古はティボール・ヴァルガ・シオン国際コンクールで優勝。ソリストとして目覚ましい活躍を見せるなか、2023年春にはNHK交響楽団ゲスト・コンサートマスターに就任した。一方、佐藤は2019年のミュンヘン国際コンクールチェロ部門で日本人初の優勝を果たし、すでに名門ドイツ・グラモフォンより3枚のアルバムをリリースしている。

2人は室内楽で協演を重ねており、息もぴったり。一緒に協奏曲を演奏するのは今回が初めてで、飯森範親の指揮でブラームスのドッペルコンチェルトに挑む。

さらに、注目すべきはプログラム後半。2人は休むことなく、郷古はコンサートマスター席へ、佐藤はチェロトップ席に座り、日本センチュリー交響楽団とともにドヴォルザークの「新世界より」を演奏する。

郷古は「コンチェルトとは全然違う緊張感ですが、オーケストラで弾くのは楽しみです。ドヴォルザークは言わずと知れた名曲ですが、こういう曲こそ頭を真っ白にしてよく考えて、飯森さんとともに名曲の違った一面をお見せしたいと思います」と意気込みを語る。
聴きどころについて、佐藤は「ドヴォルザークはブラームスによって評価され、発掘された作曲家。ブラームスから受け継がれる音楽性が感じられる部分や、そうではなくドヴォルザーク自身によって築かれた新しい音楽性が楽しめるプログラムになっていると思います。僕自身もコンチェルトとシンフォニーを弾かせていただくので、今までにない楽しみを感じています」と語った。

クラシック音楽の殿堂、ザ・シンフォニーホールで、気鋭の2人が名曲をどう洗い直し、新たな響きを生み出すのか、大いに注目したい。

チケットは発売中。




(2023年7月14日更新)


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Best of Orchestra 2023
〈飯森範親×若き巨匠の新世界〉

チケット発売中 Pコード:240-079
▼10月29日(日) 14:00
ザ・シンフォニーホール
S席-7700円 A席-6600円 B席-5500円
[指揮]飯森範親
[出演]郷古廉(vl)/佐藤晴真(vc)
[演奏]日本センチュリー交響楽団
[曲]
ドヴォルザーク:「謝肉祭」序曲 op.92
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 op.102
ドヴォルザーク:交響曲 第9番 ホ短調 op.95「新世界より」
※未就学児童は入場不可。やむを得ない事情により、出演者、曲目、曲順が変更になる場合がございます。公演中止・延期の場合を除いて、チケット代金の払い戻しは承りません。予めご了承下さい。
[問]ザ・シンフォニー チケットセンター■06-6453-2333

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