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懐かしい映画音楽の数々に、
クラシックの彩りを少し添えて
荒庸子チェロ・リサイタル「想い出がいっぱい~」

 チェリストの荒庸子(あら・ようこ)が3月5日(土)、ザ・シンフォニーホールでリサイタルを行う。タイトルは「想い出がいっぱい 珠玉のシネマ名曲SELECTION」。好評だった昨年の公演に続くVol.2だ。『ムーン・リバー』(ティファニーで朝食を)や『魅惑のワルツ』(昼下がりの情事)、『シャレード』など、荒が特に好き、と語るオードリー・ヘプバーンの出演作をはじめ、名作映画の主題曲の数々がラインナップされている。
 
 「1950年代から60年代頃の映画というのは本当に「名画」と呼ばれる作品が多かったように思うんです。きっとどなたもご覧になった記憶があると思うんですね。その時の思い出が甦るような演奏ができたら、と考えています」。暖かく包み込むようなチェロの響き。時に深沈ともの思いに沈むような音色。チェロとピアノが紡ぎだす映画音楽の世界はそれだけでも充分に魅力的だが、今回はそこに少し仕掛けがあると荒は語る。「いくつかの作品で映画音楽の中に少しずつ、クラシックの作品を取り入れています。『ムーン・リバー』にはドビュッシーの『月の光』、『エデンの東』にはサン=サーンスの『白鳥』というように。これまでクラシックはちょっと縁遠かったなというお客様にも、少し身近にクラシックを感じていただけるのではないでしょうか」。プログラム後半にはシューマンやカサドらの作品も並ぶ。いずれも心に染み入るクラシックの名曲だ。情感を湛えた映画音楽の世界と、それらは違和感なくつながるに違いない。
 
 「心の根っこ、と書いて心根(こころね)と読むでしょう?心の奥底と言う意味のとても好きな言葉なんです。演奏するということは、お客様と私が同じ時間や空気を共有するということ。ですからその大切な時間には私もお客様の心根に響くように、心を込めて演奏したいと今回は特に強く思っています」。

◆荒庸子さんが今回のステージを語る
動画メッセージが届いています。こちらからどうぞ!
 



(2016年2月15日更新)


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荒庸子チェロ・リサイタル
〈想い出がいっぱい 珠玉のシネマ名曲 SELECTION Vol.2〉

●3月5日(土)19:00
ザ・シンフォニーホール

S席-3000円 A席-2000円 
Pコード 273-943 チケット発売中

チケット情報はこちら


【プログラム】
マンシーニ:ムーン・リバー
マルケッティ:魅惑のワルツ
モリコーネ:ニュー・シネマ・パラダイス
マンシーニ:ひまわり
ローゼンマン:エデンの東
ウィリアムズ:シンドラーのリスト
マンシーニ:シャレード
パラディス:シシリアーノ
シューマン:トロイメライ
カサド:親愛なる言葉 ほか

【チェロ】荒庸子
【ピアノ】山田武彦

荒 庸子 オフィシャルサイト : Yoko Ara official site


【問い合わせ】

ザ・シンフォニー チケットセンター■06-6453-2333