ギターファン必見!大阪出身の国際的ギタリスト
福田進一が、コンサートと公開マスタークラスで
贈る、Osaka Guitar Summer2013
8月24日(土)、25日(日)、大阪のザ・フェニックスホールでは、大阪が生んだ国際的なギタリスト、福田進一(写真右)がプロデュースするギターの祭典「Osaka Guitar Summer 2013〈福田進一と仲間たちvol.4〉」を開催する。これは2010年から同ホールで行われている、「ギター」を軸に据えた継続的なプロジェクト。福田進一と彼が紹介する世界トップクラスのギタリストによるコンサートを中心に、彼らが次代を担う演奏家たちを指導する「公開マスタークラス」、そして受講者たちによる「修了コンサート」を柱として構成されている。
24日のコンサートは「福田進一&グレアム・アンソニー・ディヴァイン ジョイントリサイタル」と題し、イギリス出身のグレアム・アンソニー・ディヴァインをゲストに迎える。ディヴァインは2002年、スペインのアルハンブラ国際ギターコンクールで優勝。現在ロンドンを拠点に活動を広げ「巨匠ジュリアン・ブリームの伝説を継ぐ」ギタリストとして高い評価を得ている。コンサートではギター史上、重要な作曲家であるジュリアーニや、ブリテンほかの作品が、福田進一とのデュオ、およびディヴァインのソロで演奏される。また、「ギター・ピリオド楽器への誘い」と題された福田のソロでは、福田は19世紀ギター「ルネ・フランソワ・ラコート1840」と、現代の名工ルイジ・ロカットが再現した、銘器アントニオ・デ・トーレスのレプリカを持ち替えて演奏する。福田にはこれらの楽器を使用した録音も多いが、ギターの繊細な音色はライブでこそ生きるもの。このコンサートを機会に、現代楽器とは一味も二味も違う、時代楽器の響きをぜひ堪能してほしい。

「公開マスタークラス」は24日、25日の午後、ザ・フェニックスホールで行われる。公募によって集まった4名のギタリストが福田、ディヴァインの指導を受け、25日夕方の「修了コンサート」に臨む。客席からの聴講は無料だが、入場券が必要。入場券は現在、ザ・フェニックスホールで受け付けているので、直接お問い合わせを。(写真は2012年 公開マスタークラスの模様より)。
(2013年8月 2日更新)
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