NEWS

ホーム > NEWS > 主演の岩田剛典が大阪での舞台挨拶に登壇! 映画『金髪』大阪舞台挨拶レポート


主演の岩田剛典が大阪での舞台挨拶に登壇!
映画『金髪』大阪舞台挨拶レポート

『決戦は日曜日』など、シニカルなコメディ映画を手がけてきた坂下雄一郎監督による、教師を主人公にした人間ドラマ『金髪』が、11月21日(金)より、T・ジョイ梅田ほか全国にて公開される。自身が受け持つクラスの生徒たちが、校則違反の金髪にしてきたことを皮切りに、マスコミやネット、さらには文部科学省まで巻き込む大騒動が巻き起こり、30代の教師に数々の試練が押し寄せる様をシニカルに描く。

三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典が主演を務め、白鳥玉季、門脇麦、山田真歩、田村健太郎、内田慈らが共演する話題作だ。そんな本作の公開を記念し、11月5日(水)にT・ジョイ梅田で、大人になりきれない中学校教師・市川を演じた岩田剛典が上映前に登壇し、舞台挨拶を行った。

大きな歓声に迎えられて登場し、「たった今、東京国際映画祭でコンペティション部門の観客賞を受賞しました!」と岩田が発表すると、場内からは大きな拍手と歓声が。「ほんまおおきに」と関西弁で感謝を述べ、「ただいま」と観客に語り掛けると、観客からは「おかえり~」の大合唱。

kinpatsu_sub3.jpg

会場の様子について「満席じゃないですか。嬉しいです」と喜びを語り、「普段はライブで来ることが多いですが、久しぶりに舞台挨拶で来させていただいて、とてもとても嬉しいです」と笑顔。リアクションが返ってくる大阪の熱気については「皆さんの目がキラキラしてて、僕もパワーをもらえます」と話し、大阪と言えば「551の豚まんですね」と言い、「帰りに買って帰ろうかな」と楽しみにしているよう。

そして、本作で演じた教師役について「職業は教師だけど、学園ものでもなければ、先生の物語が展開するわけではなくて、ストーリーの軸はそこじゃない」と言い、脚本を読んだ時に「とにかく脚本力に圧倒された」そう。「この脚本とこの役どころでオファーをいただいたのが嬉しかった。この作品を僕に任せようと思っていただけたことが嬉しかった」と振り返っていた。

初めての教師役だが「特に準備はしてない」と言い、「前日まで髪が明るかったので、前日の夜に武道館で髪を黒染めしてクランクインした」と裏話を明かす場面も。自身が演じた市川は「共感できる部分がたくさんあるキャラクター」と明かし、「この作品は、ジェネレーションギャップを鋭い切り口で描いてる。ここにいらっしゃる皆さんは全員共感してもらえると思う」と太鼓判。

kinpatsu_sub.jpg

岩田自身は、ジェネレーションギャップを「感じたことはまだない」と言い、「それが危ない予兆だと思ってる」と客観的に自分を見つめ、「気づけば後輩の方が多くなってきたけど、後輩と話しててジェネレーションギャップを感じたことないんですよね。いつ頃から感じ始めるんですかね?」と苦笑い。

ここで、金髪のウィッグを被ったビリケンさんが登場。岩田は「関西っぽいですね(笑)」と笑顔を見せ、「こんなことしていいんですか?神様ですよね」と戸惑いながらも、「初めましてだと思うけど、ビリケンさんはいろんなところにいるから、初めて会った気がしない」と話し、まじまじと見つめていた。

kinpatsu_sub2.jpg

最後に、東京国際映画祭で観客賞を受賞したことについて「なぜ自分が式典に今いられなかったんだろう、と。でもビリケンさんに会えたからいいか(笑)」と笑わせながらも、「撮影当初はこのような賞をいただけると思ってなかった。コンペティション部門にノミネートしていただいたことも有難いし、棚からぼたもちではないですが、予期しないサプライズだった。ご覧いただいた皆さんに評価していただいた賞なので、一番嬉しいです」と喜びを語り、「東京国際映画祭で観客賞を獲った『金髪』です。自信を持ってお届けしますので、楽しんでください」と作品をPRし、舞台挨拶は終了した。

取材・文/華崎陽子




(2025年11月 5日更新)


Check

Movie Data




(C) 2025「⾦髪」製作委員会

『金髪』

▼11月21日(金)より、T・ジョイ梅田ほか全国にて公開
出演:岩⽥剛典
⽩⿃⽟季、⾨脇⻨、⼭⽥真歩、⽥村健太郎、内⽥慈
監督・脚本:坂下雄⼀郎
音楽:世武裕⼦

【公式サイト】
https://kinpatsumovie.com/

【ぴあアプリ】
https://lp.p.pia.jp/event/movie/416118/index.html