畑芽育、なにわ男子の大橋和也、FANTASTICSの
木村慧人が大阪での舞台挨拶に登壇！
映画『君がトクベツ』大阪舞台挨拶レポート

『ヒロイン失格』『センセイ君主』の幸田もも子原作による、恋愛漫画を実写化した『君がトクベツ』が、TOHOシネマズ梅田ほか全国にて上映中。

あるトラウマからイケメン嫌いになった陰キャ女子・さほ子と、国民的アイドルのリーダー・皇太の胸キュン恋愛模様を描く。畑芽育と、なにわ男子の大橋和也が主演を務め、木村慧人、矢吹奈子、山中柔太朗らが共演している話題作だ。

そんな本作の公開を記念し、6月22日(日)、TOHOシネマズ梅田で、畑芽育、大橋和也、木村慧人が上映後に舞台挨拶を行った。

大橋が「プリン食べすぎてお尻プリンプリン！なにわ男子のリーダー・大橋和也です！」とお馴染みのフレーズで挨拶し、「短い時間ですが精一杯笑いますので！」と言うと、すかさず木村が「盛り上げるだよね？」とツッコミを入れると、大橋は笑いながら「盛り上げますので、楽しんでいってもらえたら」と言い換えて挨拶。

木村も「今日のケイちゃんは何ケイちゃん？」と振り、大橋も声を合わせて「"10ケイちゃん"」と、こちらもお馴染みのフレーズを披露し、場内からは大きな拍手が起きていた。

大阪の印象を尋ねられた畑は「大橋さんの故郷という印象が強い」と笑顔で話し、「生粋の関西人じゃないですか」と言うと、大橋は「関西色に染まってます」と笑顔。そして、「東京に出てきて3、4年」と言う大橋に対して畑は「3、４年じゃ関西は抜けないかな」と返すと、大橋は「俺は死ぬまで関西抜けないです。関西魂があるんで」と宣言。

大阪の印象について木村は「ライブでも舞台でも盛り上げてくれる方が多い」と言い、「笑いに厳しいかと思いきや笑ってくれる方が多い」と称賛すると、大橋が「ありがとうございます」とお礼を言い、場内からは笑い声が。すると畑が「大橋さんはいろんなものの代表になる癖があって。背負いすぎちゃってて」と笑顔で説明。すると大橋は「地球を背負ってるので」と満面の笑みで返していた。

そんな大橋の印象について木村は「ザ・大阪の人」と言い、「朝から元気で、ポジティブ。関西はポジティブな方が多い。和くんもそうですし、うちのメンバーの(中島)颯太もめっちゃポジティブ」と称賛。

畑と木村に紹介したい地元・大阪のオススメスポットを聞かれた大橋は「僕はテーマパークが大好きなので、ぜひUSJに行ってほしい。新しいアトラクションがいっぱいあるので」と勧めると、USJに行ったことがないと言う畑は「ハリー・ポッターのエリアに行ってみたい！」と前向き。「コネクティングあるんですか？」と尋ねると、大橋は「僕の一言で行けます！」と豪語。

すると、畑は「ほんとに!?」と言い、「さっきは「551を食べたい」って言ったら「僕の力でどうにかします」って言って、本当に届いたんです！」と話し、「ということは、USJも!?」と期待を込めると大橋は「いいですよ。皆で行きましょう！皆さんと貸し切りにして行きたいですね！」と笑顔で返すも「それは無理です。すいません」と苦笑いで白旗を上げていた。

本作で特に話題を呼んでいるのが、さほ子と皇太の出会いのシーンでおでこにキスをするという過激なファンサービスについて。「もし、さほ子と同じシチュエーションだったら？」と尋ねられた畑は「ばしんですね」とビンタの真似。「でもファンの方だったら喜んでくれるのかな？」と言い、観客席にアンケートをとると、「半々ぐらい」という結果に。

そして、畑の提案で大橋がでこちゅーシミュレーションをすることになり、客席から「大橋くんだ」と声をかけてもらい、「僕のこと好きなんですか。でこちゅーしますね」と言って大橋がシミュレーションすると、畑と木村は声を合わせて「絶対やだ」と言い、「大橋和也すぎた」とクレーム。畑は「映画のシーンを再現してほしかったのに」と笑顔で注文をつけていた。

そんな皇太のファンサービスについて大橋は「結構過激やな」と思ったそうだが、「皇太はファンの皆さんひとりひとりを愛してるからこそ、ファンサービスしてるんですが、僕も同じ気持ち」だと明かし、「でこちゅーまではしないですが、したいぐらいの気持ちで接してます」と熱弁すると、畑は「皆さん、気を付けてくださいね」と客席に向かって忠告していた。

また、このシーンは「なにわ男子」のメンバーも話題にしていたそうで、大橋は「みんな「うわっ」って言ってましたね。観終わってからも、俺に対して「でこちゅーはあかんで」って言われました」と明かしていた。

最後に、木村が「好きなものをより大切にしよう、素直に自分の気持ちを伝えたいと思える映画だと思います」と話し、大橋が「この映画を観て、僕も皆さんに会いたくなって、思いを言葉にして伝えるのはすごく大切だと感じました。僕たちに「好き」という言葉をたくさん伝えてくれると嬉しいです」と話し、「今から伝えてくれますか？」と客席に問いかけ、客席から「大好き」と言われると、笑顔で「俺も」と返す場面も。

続けて、大橋が「僕も大好きなので、ぜひこの映画も大好きになってくれたら嬉しいです」と挨拶し、畑が「さほ子視点で観るのも楽しいし、推しの気持ちに寄り添う意味でも、推しの気持ちの理解を深められる作品だと思います。推し活っていいな、推しがいるって本当に幸せなことだな、と改めて感じる映画だと思います」と作品をPRし、舞台挨拶は終了しました。

取材・文／華崎陽子

（2025年6月22日更新）