WEST.の重岡大毅、桐山照史、中間淳太、
藤井流星、濵田崇裕らが大阪での舞台挨拶に登壇！
映画『裏社員。-スパイやらせてもろてます‐』
大阪舞台挨拶レポート

2014年のデビューから10周年を迎えた、WEST.の集大成となる痛快コメディ『裏社員。-スパイやらせてもろてます‐』が、大阪ステーションシティシネマほか全国にて上映中。

会社の正規業務では解決できない問題に対応する通称"裏社員"たちが、次々に騒動を起こしながらも人情劇を繰り広げていく様を描く。WEST.の重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濱田崇裕、小瀧望をはじめ、剛力彩芽、藤原紀香、竹中直人らが出演している。

そんな本作の公開を記念し、5月23日(金)、大阪ステーションシティシネマで、＜大ヒット舞台挨拶、やらせてもろてます。大阪凱旋イベント＞が行われ、重岡大毅、桐山照史、中間淳太、藤井流星、濵田崇裕、そして瑠東東一郎監督が上映後に舞台挨拶を行った。

まずは重岡が「ライブビューイング大好きです」、桐山が「来てくれて、観てくれてありがとうございます」、中間が「今日は5人しかいないので、代わりに僕が言わせてください「見てるよー！」」と小瀧の代わりに挨拶、藤井が「盛り上がっていきましょう」、濱田が「わざわざ劇場に足を運んでいただいてありがとうございます」とそれぞれ挨拶し、舞台挨拶は始まった。

中間と藤井は「大阪での撮影がなかった」そうだが、中間は「大阪で撮影したメンバーから大阪での撮影エピソードは聞いていた」と言い、「面白かったみたいで」と水を向けると桐山は「元気すぎんねん」と言い、「朝いち、土手で撮影してたら向こうからランニングしてるおじさんが走ってきて、「おはようございます！」って挨拶してきて。撮影してんのわかるやん!?」とエピソードを話すと、藤井は「大阪やな」と大阪らしさを感じた様子。

桐山は「おもろかった」と笑顔で話すが、監督は一切カメラを止めなかったようで、桐山は「監督が一番笑ってた」と暴露していた。

また、クランクアップの場所だった大阪市中央公会堂でのシーンについて、重岡は「今更やけど、あのシーンかっこよかったで」と3人を称賛すると、桐山と濱田は照れながらも「ありがとうございます」と返し、続けて桐山は「大阪のシンボル的なところを撮ってくれたので嬉しかった」と感謝の言葉を述べていた。

そんなWEST.のメンバーの15年前との違いを聞かれた監督は「現場では一生中2なんです」と明かすと5人も笑顔に。「しょうもない話をずっとしてると思ったら、バチっとキメるところはキメる。当時は少年だったけど、今は自信を積み上げてきたオーラがある」と称賛していた。

また、トータス松本が作詞・作曲し、ウルフルズがサウンドプロデュースを手掛けた主題歌「ウェッサイソウル！」について重岡は、「めっちゃ嬉しかった。大阪の大先輩のアーティスト」と話すと、中間は「重岡がウルフルズの地方のライブにも足を運んでいた」ことを明かした上で、「デモテープはトータスさんが歌ってくれてたから、僕ら全員で「めっちゃウルフルズやん！」って(笑)」と5人で爆笑。

さらに、重岡は「撮影が終わってからトータス松本さんとYouTubeでご一緒した時に、制作秘話を聞いた」と言い、「ウルフルズがWEST.ぐらいの年齢だったら歌いたかった曲を書かせてもらった」と聞いたそう。濱田も「今は「負けへんで」とか恥ずかしい、と。「でもWEST.に歌ってもらうなら、こういう言葉が出てくる」と聞いた」と明かし、重岡も「自分たちと感覚が似てると感じてくださったみたいで。有難いと思いました」と話していた。

最後に、重岡が「7人で出ることができて、皆さんの前でWEST.として表現できることがすごく嬉しいです。これからのWEST.も楽しみにしてもらえたら」、桐山が「全員が主演でやらせてもらえたのが奇跡だと感じてます。WEST.がギュッと詰まった映画です」、中間が「10周年の集大成的な作品です。また7人でできたらと思うので、この作品を愛してほしい」、藤井が「久しぶりに７人でお芝居して、お芝居も賑やかでしたが、裏でも賑やかで楽しい空間が作れるのがWEST.の良さだと思います。10周年を機に形にできて嬉しかったです」、濱田が「映画を観終わった時に何かを感じていただけたら嬉しいです」、監督が「WEST.は本当にいいグループです。元々好きだったけど、この撮影を経て、より好きになった。それをたくさんのお客さんに伝えたい。僕の大好きなWEST.を詰め込んだ作品です」と作品への思いを語り、舞台挨拶は終了した。

取材・文／華崎陽子

（2025年5月23日更新）