ホーム > NEWS > 萩原利久&河合優実が大阪での舞台挨拶に登壇! 映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』 大阪舞台挨拶レポート
ジャルジャル・福徳秀介の同名小説を、萩原利久主演で映画化したラブストーリー『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』が、4月25日(金)より、テアトル梅田ほか全国にて公開される。
理想とはほど遠い、冴えない大学生活を送っていた青年が、一目惚れした女性と意気投合したことをきっかけに、喜びと悲しみを重ねていく様を描く。
『勝手にふるえてろ』の大九明子が監督を、萩原利久が主演を務め、河合優実がヒロインを演じるほか、伊東蒼、黒崎煌代、安齋肇、浅香航大、松本穂香、古田新太らが出演している。そんな本作の公開に先立ち、3月31日(月)、テアトル梅田で、萩原利久と河合優実が舞台挨拶付きプレミア上映会に登壇し、上映前に舞台挨拶を行った。
昨年4月に関西大学を中心に関西でロケを行った本作。本日、関大を巡ったふたりは口を揃えて「楽しかった」と言い、萩原は「1ヶ月間撮影でお世話になったので、撮影を思い出しました。相変わらず活気のある場所なのでリフレッシュできました」と振り返り、河合も「関大の学生さんがこの映画を応援してくださってることがすごく嬉しかった」とコメント。
関西ロケを振り返った河合は「舞台が関西で、その場所で丸々1か月間撮影できるのは贅沢なこと。作品にパワーが宿ると思うので有難かった」と言い、萩原も「空気が違うので、そういう変化がお芝居に影響すると思う」と語っていた。
また、関大生が作ったロケ地マップについて萩原は「完成度がすごい。僕よりも映画について詳しい(笑)」と称賛し、「法文坂が特に印象に残ってる」と語り、「支度する場所に行くのにあそこを通らなきゃいけなかったので、関大の学生みたいな顔して歩いてました(笑)。今日も帰ってきたぜみたいな顔してたら、河合さんに「図々しい」って言われました(笑)」と明かしていた。
そして、取材中のエピソードを聞いてみると萩原は「河合さんは言葉のチョイスがすごく素敵で、取材の時も言語化する能力が高い。「俺もそれ言いたい」って何回も思った」と話すと、河合も「私も取材中に気づいたことがある」と言い、「萩原さんはカンペを読むのが上手い」と明かすと、萩原は苦笑いし、場内からも笑い声が。
本作にとって大事な曲である、スピッツの「初恋クレイジー」について萩原は「この作品にとってなくてはならない曲」と言い、「役を通して楽曲を聞くというか、別の視点を持ちながら聞くのは初めてだった。これだけ物語に必要な曲だからこそ、有難い状況で聞くことができた。本編の中でもこの曲が力をくれるような、相乗効果がある特別な1曲だと思う」と思いを語っていた。
河合も「スピッツさんが曲を貸してくださったことがまず嬉しかった。この作品にとって大切な、特別な曲なので撮影中は聞かないようにしていた」と明かした上で、「「初恋クレイジー」を知った状態で観るのも、ここで流れるんだという感動があると思うので、いいと思う」と勧めていた。
最後に河合が「関西の方にとっては馴染みのある風景だからこそ、東京出身の私とは違う目線や親しみやすさがあると思うので羨ましいです」、萩原が「東京の方とは着眼点が違って、関西の方ならではの楽しみ方があると思う。それぞれの観方を楽しんでもらえたら」と作品をPRし、舞台挨拶は終了した。
取材・文/華崎陽子
(2025年3月31日更新)
▼4月25日(金)より、テアトル梅田ほか全国にて公開
出演:萩原利久 河合優実 伊東蒼 黒崎煌代 安齋肇 / 浅香航大 松本穂香 /古田新太
監督・脚本:大九明子
原作:福徳秀介『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』(小学館刊)
【公式サイト】
https://kyosora-movie.jp/
【ぴあアプリ】
https://lp.p.pia.jp/event/movie/372607/index.html