ホーム > NEWS > 「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」 《第20回大阪アジアン映画祭》 開催概要&全ラインナップが決定!
「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマに掲げる《第20回大阪アジアン映画祭》が、 3月14日(金)~23日(日)の期間、ABCホール、テアトル梅田、T・ジョイ梅田、大阪中之島美術館で開催される。そんな本映画祭の開催概要とラインナップが決定した。
第20回の節目を迎える今回、史上最高の応募数の中からラインナップされた作品数は67作品(うち、世界初上映19作、海外初上映6作、アジア初上映4作、日本初上映31作)、上映作品の製作国・地域は、18の国と地域(バングラデシュ、中国、フランス、ドイツ、香港、インド、インドネシア、日本、カザフスタン、韓国、マレーシア、モンゴル、ノルウェー、フィリピン、台湾、タイ、アメリカ、ベトナム)が上映される。
スペシャル・オープニング作品は、カザフスタンの新星・ファルハット・シャリポフ監督によるミュージカル・エンタテインメント映画『愛の兵士』。90年代に一世を風靡し、現在も活躍する国民的グループA'Studioをフューチャーした、美しい音楽と魅惑的なダンスが息をのむ傑作ミュージカルだ。近年K-POPと並び人気が高まるQ-POP(カザフスタンポップ)と共に、新世代のカザフスタン映画を日本でいち早く紹介する。
クロージング作品は、高橋伴明監督作、毎熊克哉が主演する『「桐島です」』。3月23日(日)、ABC ホールにて世界初上映する。連続企業爆破事件に関与したとして指名手配され、49年もの逃亡の末、2024年に70歳で死亡した桐島聡。彼の知られざる半生を、報道・史実を元にフィクションを織り込んで描く社会派エンタテインメントだ。『ケンとカズ』(2011)で観る者に激烈な印象を植え付け、2023年、2024年と2年連続で大河ドラマに出演し、話題作への出演が続く毎熊克哉が、桐島聡を演じている。
また、グランプリ、来るべき才能賞を競う「コンペティション部門」では、キャリアウーマンが恋人、家族、社会に感じる息苦しさをブラック・ユーモアに描き出した『バイクチェス』(カザフスタン、フランス、ノルウェー)、婚約者にフェイ・ウォンのコンサートチケットを取り上げられた女性が奇妙な男に出会う壮絶な純愛ストーリー『バウンド・イン・ヘブン』(中国)などがラインナップ。
そして、音楽を通して出会ったかつての恋人が、時を経て再会するラブストーリー『ラスト・ソング・フォー・ユー』(香港)は、イーキン・チェンの若い頃を MIRROR のイアン・チャンが好演したことも話題。母と娘の運命を主軸に、静謐なモノクロ映像が同じ顔をもつふたつの女性の時間軸を交錯させていくトム・リン監督の新作『イェンとアイリー』(台湾)など全13作品が上映される。
さらに、特集企画<Special Focus on Hong Kong 2025>では、香港映画の歴史を塗り替える大ヒットを記録した『ラスト・ダンス <ディレクターズカット>』(香港)の世界初上映など、多様な顔を見せる香港映画の現在を映し出す作品が揃っている。
その他の部門、詳細については公式サイトに掲載されている。
(2025年2月17日更新)
会期:2025年3月14日(金)~23日(日)
会場:ABCホール、テアトル梅田、T・ジョイ梅田、大阪中之島美術館
料金:1,500円 青春22きっぷ・特別優待(窓口販売のみ):22歳までの方500円 全席指定席 ほか
販売方法:T・ジョイ梅田、テアトル梅田上映分は各劇場ウェブサイトおよび劇場窓口にて販売。
ABCホール、大阪中之島美術館上映分は映画祭ウェブサイト及び会場窓口にて販売。
※チケットは3月6日(木)より順次発売いたします。詳細は公式HPをご覧ください。
[問]大阪市総合コールセンター(なにわコール)■06-4301-7285(年中無休8時から21時)
【公式サイト】
https://oaff.jp/oaff2025/