ホーム > NEWS > 心斎橋ビッグステップ4Fに、大阪府初進出となる 映画館「kino cinéma 心斎橋」が 12月13日(金)オープン!
12月13日(金)、大阪・心斎橋のビッグステップ内に「kino cinéma 心斎橋」がオープンする。kino cinémaとしては、2019年4月に開業した「kino cinéma 横浜みなとみらい」をはじめとする5つの映画館に次ぐ、6番目の映画館で、大阪府初進出を果たす。それに先立ち、12月11日(水)、内覧会が行われた。
「居心地の良いシアター」をコンセプトに、音にこだわり、スピーカーはシネマート時代から全て入れ替え、デジタルシネマの音を司っているサウンドプロセッサーに仏TRINNOV社のOVATIONⅡを導入し、アンプ・メインスピーカー、サブウーファーはJBLで統一。映画館ならではの臨場感ある音響を楽しんでほしい。
シートも、傾斜が緩やかな劇場に即した背の高さが低めに設定された新しいシートに全てリニューアル。足元の空間も広がり、最大限に足を動かせるようにゆったりと映画を楽しめるはず。
劇場ロビーも明るく清潔感のある内装デザインで、観客に快適に映画を楽しんでもらえる上質な映画環境を提供。ポップカルチャーを発信する場所のひとつになるよう、ジャンルにとらわれない作品を選定し、一般的なシネコン映画館とは一線を画すバラエティに富んだ作品を上映するうえに、アジア映画の上映に定評があるシネマートのラインナップを受け継ぎ、アジア映画の上映も継続。シネコンとミニシアターの良いところを兼ね備えた、ハイブリッドな映画館を目指すラインナップに。
また、昔ながらの"フィルム上映の良さ"を味わってもらうため、スクリーン2には35㎜フィルム上映映写機を完備、専任の映写技師のもと上映会も行う。12月27日(金)からは、クリストファー・ノーラン監督がこだわった、35mmフィルムによる『オッペンハイマー』の関西初上映を予定している。「今後も、35㎜フィルム上映は定期的に続けていきたい」と川中雅世支配人は話す。
さらに、kino cinéma心斎橋のオープニングイベントとして、14日(土)には、『ありきたりな言葉じゃなくて』で渡邉崇監督による舞台挨拶付き上映を実施。15日(日)には、『あんのこと』で主演の河合優実と入江悠監督による舞台挨拶付き上映が実施される。
新たな映画館として心斎橋に誕生した「kino cinéma 心斎橋」にぜひ足を運んでほしい。
取材・文/華崎陽子
(2024年12月11日更新)