ホーム > NEWS > 『SHOGUN 将軍』プロデューサーのトークや 『雪の花 ―ともに在りて―』プレミア上映も 時代劇の撮影所を有する京都ならではの映画祭 《第16回京都ヒストリカ国際映画祭》開催情報
第一次大戦以前の時代を描いた作品にフューチャーした、時代劇の撮影所を有する京都ならではの映画祭《第16回京都ヒストリカ国際映画祭》が、2024年12月3日(火)~12月8日(日)に京都文化博物館で開催される。それに先立ち、11月8日(金)に行われた会見で上映作品やゲストが発表された。
今回は、「持たざるものの闘い」をテーマに、規模もスケールも異なる映画が同じスクリーンで流れ、新旧の "持たざるもの" たちが束の間の競演で映画祭を盛り上げる。
まず《ヒストリカ・スペシャル》として、『SHOGUN 将軍』の第一話、第二話を上映。福永壮志映画監督、宮川絵里子プロデューサーが来場し、作品についてのトークを繰り広げる。また、来年1月24日(金)の公開に先立ち、『雪の花 ―ともに在りて―』をプレミア上映。昨年に引き続き、小泉堯史監督が来場する。
続いて《ヒストリカ・ワールド》では、世界の新作歴史映画の中から圧倒的なパワーを持つ作品を厳選し、ヒストリカでしか観ることのできない最新歴史映画4作品をプレミア上映。1800 年、ヴェネツィア近郊の孤児院を舞台に、音楽で若い女性たちの才能が開花する『グローリア!』や、るノーベル文学賞受賞作家、ヴワディスワフ・レイモントによる『農民』を、油絵を用いたロトスコープのアニメーションで色彩豊かに描く『農民』、日本初上映となる『スウィート・ドリームス』、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・カリビアン』の4作品を上映。
《ヒストリカ・フォーカス》では、ヒストリカが今、見てほしい特集上映と題し、単館上映から230館にまで拡大公開され、現在も大ヒット中の『侍タイムスリッパー』を上映し、安田淳一監督をはじめ、出演者の沙倉ゆうのと峰蘭太郎が来場。また、今年5月に公開された『碁盤斬り』で白石和彌監督、昨年公開された『せかいのおきく』で阪本順治監督が来場する。
さらに、世界の映画祭とのネットワークにより、修復された名作映画の上映で知られる《ボローニャ復元映画祭》と連携し、19世紀末を舞台にしたイタリア貴族の悲劇を描くルキノ・ヴィスコンティ監督作『夏の嵐』のデジタル復元版で上映。
アクションや人間ドラマ、SF、ファンタジーなど様々なジャンルがある、時代劇の奥深いポテンシャルを、この機会にぜひ楽しんでほしい。
チケットは、2024年11月16日(土)より、チケットぴあで販売開始。
(2024年11月 8日更新)
▼ 2024年12⽉3⽇(⽕)〜12⽉8⽇(⽇)
会場:京都文化博物館 3F フィルムシアター
料金:前売券:1,200 円 当日券:1,400 円
※以下の作品は別料金となります
前売券:800 円 当日券:1,000 円
(『大江戸の侠児』『人情紙風船』『七人の侍』『碁盤斬り』『せかいのおきく』)
前売券:2,000 円 当日券:2,000 円
(『雪の花 ―ともに在りて―』『黒の牛』『侍タイムスリッパ―』)
無料(映画祭公式 HP から要事前申込み):『SHOGUN 将軍』(第一話 第二話) 『サバイバル忍者』
無料: 『ヴァイオント』
前売券販売:2024年11月16日(土) より、チケットぴあにて販売開始
【公式サイト】
https://historica-kyoto.com/