ホーム > NEWS > 映画初主演を果たした大西流星が 大阪凱旋舞台挨拶に登壇! 『恋を知らない僕たちは』大阪凱旋舞台挨拶レポート
水野美波による同名漫画を、TVドラマ『美しい彼』シリーズの酒井麻衣監督が映画化した恋愛群像劇『恋を知らない僕たちは』が、大阪ステーションシティシネマほか全国にて上映中。中学からの親友同士の英二と直彦を中心に、英二の幼馴染で直彦の彼女・泉や、泉と同じクラスの小春らが巻き起こす恋模様を描く。
映画初主演のなにわ男子・大西流星、窪塚愛流、齊藤なぎさ、莉子、HiHi Jetsの猪狩蒼弥、志田彩良らが出演する話題作だ。そんな本作の公開を記念し、9月18日(水)、なんばパークスシネマで、本作で映画初主演を果たした大西流星と酒井麻衣監督が上映前に登壇し、舞台挨拶を行った。
出身地である関西への凱旋舞台挨拶となった大西。心境を尋ねると「なんばパークスに来るのも久しぶりなので、率直に嬉しい」と語り、「学生の頃は、なんばパークスシネマで映画のチケットを買ってから、上映時間までゲーセンに行って友だちとプリ撮ったり、服見たりしてから映画を観て、ご飯食べて帰るのがセットだったので、主演作の舞台挨拶でなんばパークスシネマに登壇できてすごく嬉しいです」と感慨深げに語っていた。
本作での演技について「撮影前から、英二のキャラクターについて何回か監督と話をしていた」という大西。一方、監督は「監督と俳優として話している中で1回だけ先生と生徒みたいになったことがあった」と打ち明けると、大西は「そんなことありましたっけ?」と思い当たることはなさそうな雰囲気。
監督は「春の撮影だったので唇が乾燥するからリップを塗ってもらっていた」と言い、「映像のカラーを決める時に目立たないように、色つきリップだけ禁止していた」と明かす。すると、大西は「校則ですね。先生だ」と苦笑い。それを受けて監督も「校則作ってたんです」と同意し、「ある日、しゃがんだ時にぽろっとリップが落ちて。その瞬間に目があって、「やばっ」て顔をしてた」と撮影を振り返ると場内からは笑い声が。
大西は「色付き禁止って言われてましたっけ?」と確認し、「めちゃくちゃ忘れてました...」と反省。監督は「その時だけ、先生と生徒みたいな感じだった」と振り返ると、大西は「思い出したらひやひやする。恥ずかしい」と笑っていた。
ここで、キャストからのサプライズ映像が流れ、窪塚愛流、齊藤なぎさ、莉子、HiHi Jetsの猪狩蒼弥、志田彩良という5人の共演者が登場。「『恋ぼく』の胸キュン台詞を関西弁で言う」ミッションが伝えられ、3枚の紙から選んだ「でもなんか、ほっとけないんだよ」という台詞を言うことに。意を決して大西が「なんでやろう。ほっとかれへんねん」と披露すると、場内からは歓声があがっていた。
最後に監督が「青春のキラキラ、ヒリヒリが詰まった映画です。自分と重ね合わせたり、こういうことあったらいいなと思いながら楽しんでください」、大西が「僕の初主演作です。原作もすごく面白くて、映画を観ると原作が読みたくなる。6人の恋が交錯する様をすごく丁寧に描いた、すごく味わい深い映画だと思ってます。同世代の素敵なキャストと一緒にお芝居することもできました。『恋ぼく』の世界観にどっぷりつかってもらえると嬉しいです」と作品をPRし、舞台挨拶は終了した。
取材・文/華崎陽子
(2024年9月18日更新)
▼大阪ステーションシティシネマほか全国にて上映中
出演:大西流星 窪塚愛流 齊藤なぎさ 莉子 猪狩蒼弥 志田彩良
原作:水野美波「恋を知らない僕たちは」(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:酒井麻衣
脚本:大北はるか
主題歌:なにわ男子「コイスルヒカリ」(ストームレーベルズ)
【公式サイト】
https://movies.shochiku.co.jp/koiboku-movie/
【ぴあアプリ】
https://lp.p.pia.jp/event/movie/350398/index.html