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ホーム > NEWS > 山口つばさによるマンガ大賞2020受賞作を 主演・眞栄田郷敦、高橋文哉ら共演で映画化! 眞栄田郷敦と萩原健太郎監督が舞台挨拶に登壇! 映画『ブルーピリオド』大阪舞台挨拶レポート


山口つばさによるマンガ大賞2020受賞作を
主演・眞栄田郷敦、高橋文哉ら共演で映画化!
眞栄田郷敦と萩原健太郎監督が舞台挨拶に登壇!
映画『ブルーピリオド』大阪舞台挨拶レポート

マンガ大賞2020に輝いた山口つばさの同名コミックを、萩原健太郎監督が映画化した『ブルーピリオド』が、8月9日(金)より、大阪ステーションシティシネマほか全国にて公開される。1枚の絵をきっかけに美術の世界を志し、美術大学を目指す高校生とライバルたちの姿を描く。

役作りとして半年以上の絵画練習を行った主演の眞栄田郷敦をはじめ、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりらが共演する話題作だ。そんな本作の公開直前の8月2日(金)、大阪ステーションシティシネマで試写会が行われ、主人公の矢口八虎を演じた眞栄田郷敦と萩原健太郎監督が、上映前に舞台挨拶を行った。

公開を1週間後に控え、今の気持ちを聞かれた眞栄田は「すごくワクワクしていますが、ドキドキもあります」と、ソワソワしている様子。萩原監督は「撮影がちょうど1年前だったので、ようやくという感じ。宣伝部も俳優部も宣伝に情熱を注いで熱くやっていますので、公開されることが本当に楽しみです」と公開に向けての意気込みを語った。

blueperiod_sub2.jpg関西での撮影も実施された本作。関西での撮影について眞栄田は「藝大の合格発表という重要なシーンを京都精華大学で撮影しました」と、京都で撮影したことを明かし、石田ひかり演じる母親に合否を告げる電話のシーンでは、「お母さんとぶつかった後の電話なので、かなりグッとくるものがありました」と印象的なエピソードも。

さらに、合格発表は冬のシーンだが、実際に撮影したのは真夏だったと監督が告白。カメラマンも「空が夏だ!」と現場で汗だくになりながら撮影していたそう。中学・高校と京都の学校に通っていたという眞栄田だが、「京都は帰る場所というか、ホームみたいな場所」と話していた。

本作が2度目のタッグとなる眞栄田と萩原監督。4年前のドラマ以来となるが、オファーを受けた時の心情を聞かれた眞栄田は「めちゃくちゃ嬉しかった。(最初にご一緒した時は)全然芝居ができなくて悔しい思いをしたので、いつか絶対リベンジしてやろうと思っていました」と、かなり悔しい思いをした様子。

その時に、監督から芝居の本を貸してもらったそうで、眞栄田は「なるほどと思うことがたくさんあって、その時は返さなかった。いつかご一緒した時にリベンジ出来たら返そうと思っていて、この作品でリベンジできたので、クランクアップの時に本を返しました。エモいですよね」と、自分の中での約束を果たせ、すがすがしい表情を見せていた。

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それに対し監督も「(そのエピソードを)雑誌で読んで、そういう思いを持ってくれていることがすごく嬉しかった。どんどん芝居のレベルがあがっているのを見ていたので、一緒にやりたいと思っていた」と、今回の起用に繋がるエピソードも。

眞栄田との撮影について萩原監督は「自分の中に明確な芝居論が強くできていた。だから今回は、対等に話して撮影を進めることができました」と話し、それに対し眞栄田も「1回目(にご一緒した時)は対等にモノづくりができなかったので、今回は同じ目線で意見を出し合って、時にはぶつかることもあったんですけど、そういう現場でのやり取りが楽しかった」と監督と対等にモノづくりをできたことの嬉しさを滲ませた。

撮影の半年前から絵の練習に励んでいたという眞栄田。絵の勉強について聞かれた眞栄田は、「八虎と同じく0から始めたので、成長している過程が自分でもわかるから、それを芝居に取り入れました」と明かした。

映画の中では眞栄田本人が描いた「鷹の絵」も登場するが、眞栄田は「練習では何かを見て描くということが多かったんですが、本作では、"自分の中にあるものを絵として表現する大切さ、自分らしい絵"というのがポイントだったので、勝利をテーマに自由に書いてと言われて、あれを描きました」とアピール。

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最後に、眞栄田が「まっさらな気持ちでこの作品を観て欲しいです。この作品は素晴らしい方々が情熱をもって創り上げた作品なので、大ヒットを願っております!」と観客に呼び掛け、舞台挨拶は終了した。




(2024年8月 5日更新)


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Movie Data




(C)山口つばさ/講談社 (C)2024 映画「ブルーピリオド」製作委員会

『ブルーピリオド』

▼8月9日(金)より、大阪ステーションシティシネマほか全国にて公開
出演:眞栄田郷敦
高橋文哉 板垣李光人 桜田ひより
中島セナ 秋谷郁甫 兵頭功海 三浦誠己 やす(ずん)
石田ひかり 江口のりこ
薬師丸ひろ子
原作:山口つばさ『ブルーピリオド』(講談社「月刊アフタヌーン」連載)
監督:萩原健太郎
音楽:小島裕規 “Yaffle”
主題歌:WurtS「NOISE」(EMI Records / W’s Project)

【公式サイト】
https://wwws.warnerbros.co.jp/blueperiod-moviejp/

【ぴあアプリ】
https://lp.p.pia.jp/event/movie/350396/index.html