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カナシミ役の大竹しのぶと
シンパイ役の多部未華子が大阪で舞台挨拶に登壇!
映画『インサイド・ヘッド2』
大阪プレミア試写会舞台挨拶レポート

ディズニー&ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド2』が、8月1日(木)より、TOHOシネマズ梅田ほか全国にて公開される。

明るくて優しい女の子・ライリーの頭の中で子供の頃から彼女の幸せを見守るヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリら感情たちの奮闘の物語を描いた前作『インサイド・ヘッド』から時が経ち、今作では、高校入学という人生の転機を迎えたライリーにシンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシといった大人の感情たちが現れ、"感情の嵐"を巻き起こす。大人になると増えていく感情をテーマに、新たな壁に直面するライリーの物語を描いた"大人が泣ける"感動作だ。

そんな本作に、新たに登場する<大人の感情>たちのリーダー的存在で、最悪の将来を想像し、あたふたと必要以上に準備してしまう<シンパイ>の日本版声優を多部未華子が務め、前作に引き続き、<カナシミ>の日本版声優を大竹しのぶが務めている。

そんな本作の公開に先立ち、7月22日(月)、TOHOシネマズ梅田で行われた大阪プレミア試写会の上映前に、<カナシミ>の日本版声優を務めた大竹しのぶと、<シンパイ>の日本版声優を務めた多部未華子が登場し、舞台挨拶を行った。

色鮮やかなブルーのワンピースに身を包んだ大竹しのぶ、淡いオレンジ系カラーのワンピースを身にまとった多部未華子がそれぞれ演じるキャラクターカラーを取り入れた衣装で登場。

朝から東海道新幹線が運休しており、急遽空路で東京から移動し、イベント直前に大阪に到着したばかりの多部は、「今、大阪にいることが信じられないくらいどうなることかと思いましたが、ここに立つことができ、ご挨拶することができてとても嬉しいです」と挨拶。大竹は「私は淡路島にちょうど来ていたので大阪に来られたのですが、メイクをしてくださる方が東京からの移動だったので飛行機で来ていただいて、さっきバってメイクしていただきました。なんとか舞台挨拶と映画を上映できることになり良かったです」とコメントし、イベントはスタート!

大阪プレミア試写会を迎えて多部は「前作は映画館で観てとても印象的に残った、感動した作品のひとつだったので、今回シンパイというニューキャラクターで参加させていただけて本当に嬉しい。いちファンとして、参加できることになりとても嬉しいです」と作品への思いを語った一方、「(物語を)引っかき回すキャラクターなので、ちゃんと上手くできたのか、ずっと"シンパイ"なままの気持ちでずっと過ごしています」とキャラクターの感情とクロスする気持ちであることを打ち明けた。

ライリーの頭の中の"感情たち"が登場する本作にちなみ、ここ、大阪に訪れた際の"感情のキャラクター"にちなんだエピソードを聞かれた多部は、「今日も大阪のお客さんの前なので、"面白いことを言え"って思われてるんじゃないか、"もっとオチを交えてトークして"とか皆さんが思ってるんじゃないかと...。あくまでイメージですけど!ちょっとシンパイ...」と大阪人の笑いに対する厳しい反応についての想像を明かし、会場からは笑いともに"そんなことないよ"という温かい拍手が起こった。

大竹は「子どもがまだ幼い頃に初めて大阪の舞台に立った時、大阪のお客様が東京のお客様と全然違い、笑う時はわーっと笑って、その熱さにすごく感動したのを覚えています。笑う時はこんなにハッキリ笑ってくれるんだと大阪のお客様の温かさに感動しました」と人情あふれる大阪のお客様についてのエピソードを披露し、会場は大盛り上がり。

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本作の魅力について大竹は、「前作ももちろん好きだったんですが、今回は新しい感情が出てきたことで複雑になっていて、より感動しました。子どもの時の単純な感情から複雑になって、"ヨロコビが大人になるにつれて出番が少なくなるんだ"というとても印象的なセリフがあるんですが、その感情たちが協力した時に出てくる感動がすごいと思いました」と熱弁。

多部は「ライリーが思春期になり、多分皆さん誰もが通ったことあるような、今も経験してる最中かもしれない、いろんな複雑な感情が現れ、いろんな感情が冒険するんです。その中で誰もが共感できて、どの感情も自分に必要で、自分らしさを肯定してくれる、認めさせてくれるような作品になってると思います。私もすごく感動しましたし、たくさん共感していただけるシーンが出てくると思います」と"感情の大冒険"ともいえる本作の見どころを語った。

ライリーの頭の中に新たに現れる<大人の感情>たちのリーダー的存在で、常に最悪の将来を想像して、あたふたと必要以上に準備してしまうシンパイを演じた多部。そのシンパイの魅力について「シンパイというキャラは、その名の通りたくさん心配するキャラクターで、先回りして未来のことをどうにか解決しようという、若干暴走してしまうキャラクターなんですが、心配という感情もとても必要な感情で、とても愛らしくチャーミングに感じていただけるんじゃないかなと思います」と説明。

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さらに、自分の中のシンパイは多いか?と聞かれると、「どうなんでしょう?あまり多くはない気はします。どう思いますか?って、知らないんですよね(笑)」とMCに逆に質問し、その天然ぶりに会場が笑いに染まる場面も。

前作から続投で9年振りにカナシミを演じた大竹は「なんだかこのまるっこい感じと独特な喋り方がもう本当に愛らしくて。この体つきがたまらなく好きです。あとハズカシも。このキャラクターたちのぬいぐるみが抱き心地が良くて大好きです」とカナシミの愛らしさを語っていた。

ステージには大阪名物・たこ焼きの絵の裏に9つの"感情"のキャラクターが描かれた札が用意され、引いた札の"感情"にまつわるエピソードを語るミニゲームのコーナーに。ダリィの札を引いた大竹は「いつもダリィですね。お仕事の日はわりと頑張っていて"ヨロコビ"な感じなんですけど、お仕事がない日はずっとソファーに寝っ転がって、"ダリィ"の中で、やらなくちゃいけないことをなんとかやってるという感じです」とオフの時の"ダリィ"エピソードを披露し、一番リラックスできる場所は作中のダリィと同じソファーの端で寝っ転がってる時だと明かした。

ハズカシの札を引いた多部は「家の鍵を持って出るのを忘れてしまったことです。よくあるんです(笑)」と鍵を開けてもらえるようお願いするときに"ハズカシ"くなるうっかりエピソードを披露。会場は笑いに包まれていた。

さらに、"作品には登場しない私だけが持っている感情キャラクター"をフリップで発表。"ソワソワ"と書いた多部はその理由について、「朝6時に起きて、ここに来るまで大阪のことを考えていて、家でもソワソワ。空港に向かうまでソワソワ。本当にたどり着くことができるのかソワソワ。今ここに立って、今度は今から映画を観ていただくお客様みんなに楽しんでもらえるかという心配でソワソワなんです...」と1日中ソワソワしていると回答。

本日ヘアメイクさんの到着が遅れたことで"ソワソワ"したかと聞かれた大竹は、「全くしなかった!なるようになるという考えなので、あまりソワソワとか心配はないですね」と多部とは真逆の反応をすると会場も笑いの渦に。

最後に本作の公開を楽しみにしている大阪のファンに向けて、多部は「『インサイド・ヘッド』が大好きな方はたくさんいらっしゃると思いますが、きっと大ファンの方にも、初めて観る方にも心に留まる、感動する物語が待ってると思います」、大竹は「観終わった後に、世界は"ヨロコビ"にあふれていなくちゃいけないんだと思える映画なので、楽しんでいただけたらとても嬉しいです。良い夏休みになるアイテムのひとつになると思うので、よろしくお願いします!」と作品を強くアピールし、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。




(2024年7月23日更新)


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Movie Data



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『インサイド・ヘッド2』

▼8月1日(木)より、TOHOシネマズ梅田ほか全国にて公開
監督:ケルシー・マン
日本版声優:大竹しのぶ(カナシミ)、多部未華子(シンパイ)、横溝菜帆(ライリー)、村上(マヂカルラブリー/ハズカシ)、小清水亜美(ヨロコビ)、小松由佳(ムカムカ)、落合弘治(ビビリ)、浦山迅(イカリ) 、花澤香菜(イイナー)、坂本真綾(ダリィ)
日本版エンドソング:「プレゼント」Performed by SEKAI NO OWARI

【公式サイト】
https://www.disney.co.jp/movie/insidehead2

【ぴあアプリ】
https://lp.p.pia.jp/event/movie/314342/index.html