ラウール＆出口夏希が
大阪での試写会にサプライズ登場！
『赤羽骨子のボディガード』大阪舞台挨拶レポート

丹月正光の同名漫画をSnow Manのラウール主演で映画した、学園アクションコメディ『赤羽骨子のボディガード』が、8月2日(金)より、大阪ステーションシティシネマほか全国にて公開される。不良の男子高校生が、多額の懸賞金をかけられ命を狙われる羽目になった幼なじみのボディガードとなって、彼女にバレないように命を守るミッションに奮闘する様を描く。

『ハニーレモンソーダ』以来3年ぶりの単独主演となるラウールと、劇場映画では初のヒロインを務めた出口夏希が、7月20日(土)、大阪に登場！商売繫盛のご利益がある、大迫力のパワースポット、獅子殿が見どころの難波八阪神社にて大ヒット(=繁盛)を祈願。さらに、大阪ステーションシティシネマで開催された試写会の上映後にサプライズ登壇した。

まずは大阪市の難波八阪神社へ。厄除けや商売繁盛のご利益があり、近年海外からの観光客も数多く訪れている。見どころは何といっても大迫力のパワースポット、獅子殿。巨大な獅子の頭を模した舞台で、その大きな口でお参りをした人の苦難や邪気を飲み込み、幸運と勝利をもたらすという。

そんなご利益がある本神社で、ラウールと出口はまず本殿でのご祈祷に参加。神主からのご祈祷を受け、赤羽骨子(出口)を守るために奮闘する、威吹荒邦(ラウール)をはじめとしたクラスメイト兼ボディガード全員の勝利と、映画の大ヒットを祈願した。

その後ふたりは境内に移動し、獅子殿の前へ。初めて見る巨大な獅子の姿にラウールは「マジででかい！」とびっくり。出口も「わっ！すごーい！！」と興奮した様子を見せた。そんな迫力満点の獅子をバックに、絵馬をかたどったパネルを手にしてフォトセッション。「関西のみんな！『赤羽骨子のボディガード』絶対見てや～！」と関西弁で呼びかけ、和気藹々とした大阪キャンペーンのスタートとなった。

続いて、ふたりは大阪ステーションシティシネマへ。実はこの日は、ラウールと出口の登壇は観客に一切知らされていない完全サプライズ。全国公開前の特別試写会という名目で、観客にはここでしか見られない特別映像があると伝えられている。会場の様子を舞台袖で伺っているふたりは、緊張と嬉しさが入り混じった表情。

ついにMCから特別VTRのアナウンスが入り、会場が静まり返ったところで、「おいおい、せっかく来てくれたのに、特別映像でいいのかよ！」と本作の主人公であるヤンキー高校生・荒邦さながらの影ナレとともに、ラウール、続いて出口が登場！観客からは悲鳴のような大歓声が上がり、突然のサプライズ登壇に驚きながらも大きな拍手でふたりを迎えていた。

興奮さめやらぬ観客を前に、ラウールは「今日は映画を観に来てくださってありがとうございます！」と挨拶。続いて出口も「大阪で皆さんとお会いできてすごく嬉しいです！」と挨拶。

サプライズ登壇についての感想を聞かれると、「僕は舞台挨拶にトラウマがあって・・・」と話すラウール。実はつい先日都内で行われた完成披露イベント『赤羽骨子FES.』で、キャスト揃って階段を降りて登壇をするという演出の際に、ひとりだけタイミングが合わず早めに階段を降りてしまったのだ。

「今回は登場するタイミングを間違えないように、とてもドキドキしていました」と話すラウールに、出口は「裏でドキドキしている様子を見て、私はにやにやしていました」と満面の笑み。ふたりの可愛らしい掛け合いに会場からも笑みがこぼれ、温かい拍手が。

この日は、本作では初となる主演・ヒロインが揃っての地方での舞台挨拶。さらに、実は今回がふたりにとって初めての大阪での舞台挨拶ということで、登壇の感想を聞かれると、ラウールは「いつも大阪の皆さんの盛り上がりは楽しみにしていて、今日もとても盛り上がっていただいて嬉しかったです。実は、皆さんがエンドロールを観ている時に映写機がある裏の通路を通ってきたので、とてもワクワクしました。貴重な経験をさせてもらいました」と、普段通ることのない映画館の舞台裏に興奮した様子。

出口は「いつも大阪の皆さんの盛り上がりはひと味違う印象があって、とても楽しみにしてきました。皆さんとてもにこにこしていて、すごくかわいいです！」と反応の良い観客に嬉しそうな表情を浮かべた。

そんな開催地・大阪にちなみ、本編に登場するお気に入りのセリフを関西弁で披露することに。「セリフはまだ覚えていますか？」とMCから聞かれたラウールは「この前まで撮影していたので、もちろんです！」と気合十分。実は登壇直前に関西出身のMCとイントネーションの練習をしていたことを明かしつつ、「間違えてたら言ってください...」と緊張した様子。「誰かを守るってことはな、その人が大事にしてるもんを全部守るっちゅーことやねん！」と渾身のセリフを披露。

完璧なイントネーションに会場から拍手が上がると、「ほなまた」と照れながら会場を後にしようとするラウール。MCから「帰らんといて！(笑)」とツッコミが入り、大阪らしいやり取りに会場は笑いで包まれた。続いて出口は「威吹くん、クラスメイトを睨んだらあかんでー！」と、まるで骨子そのもの、のような可愛らしい関西弁を披露。観客からは「かわいすぎる！」と大きな拍手が上がり、「これは勝ちましたね(笑)」と誇らしげな表情を浮かべた。

続いて、大阪での思い出を聞かれると、ラウールは「去年のツアーで大阪に来た時に、Snow Manのメンバー全員でお好み焼きを食べに行った時に、口内炎ができていてあまり堪能できず...(苦笑)。今日はたくさん粉ものを食べられました！」とリベンジを果たせて嬉しそうな様子。

出口も「私もお仕事で何回か来たことがあるのですが、道頓堀でたくさん食べ歩きをしました！片手にカニ、もう片方にたこ焼きを持って、あの有名なポーズをして帰りました(笑)」と関西グルメにまつわる思い出を語った。

またこの舞台挨拶の前に実施した難波八阪神社での大ヒット祈願の感想を聞かれると、「大きい口を開けた獅子殿の迫力がすごすぎて、襲われそうな感覚になるほどだったので出口さんを守らないと、と思っていました」と出口演じる赤羽骨子のボディガード・威吹荒邦らしいコメント。

これに対し出口は「ウソつけ！(笑)」と笑みを浮かべながら、「(獅子殿は)人が入れるくらいの大きさかな、と思っていたので想像以上の迫力でびっくりしました。無事ご祈祷できたので、映画もヒットするんじゃないかと思っています」と話すと、それに応えるように会場からは大きな拍手が。

最後に、出口が「こうやって大阪の皆さんとお会いできる機会はなかなかないので、今日は本当に嬉しかったです。ぜひ皆さんで『赤羽骨子のボディガード』を盛り上げてくれたら嬉しいです！」、ラウールが「観ていただいた通り、本当にワクワクできて楽しめる、夏休みにピッタリな映画です。老若男女問わず楽しめる作品だと思うので、ぜひお友達を誘って、この夏一緒に盛り上げてくれたら、嬉しいねん！」と関西弁交じりで熱い想いを披露。会場からは大きな拍手と歓声が上がり、大盛況の舞台挨拶を締めくくった。

（2024年7月20日更新）