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山崎賢人&大沢たかおが大阪に帰還!
新木優子もサプライズ登場した
映画『キングダム 大将軍の帰還』
~信と王騎が帰還する!~
完成披露舞台挨拶 in 大阪レポート

原泰久の人気漫画『キングダム』を映画化したシリーズ第4弾『キングダム 大将軍の帰還』が、7月12日(金)より、TOHOシネマズ梅田ほか全国にて公開される。

秦と趙の総力戦を繰り広げる馬陽の地で、突如出現した趙の総大将から致命傷を負った信と仲間たちが脱出を図る一方で、趙の総大将と秦軍の総大将・王騎将軍が衝突する。佐藤信介が監督を務め、脚本は黒岩勉と原泰久が担当。山崎賢人が主演を務め、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、吉川晃司、小栗旬、大沢たかおら豪華キャストが名を連ねている。

そんな本作の公開に先立ち、6月23日(日)、TOHOシネマズ梅田で、「~信と王騎が帰還する!~全国完成披露舞台挨拶 in 大阪」と題し、信を演じた山崎賢人と王騎将軍に扮した大沢たかお、そして今作の新キャストであり王騎の過去に深く関わる謎多き武将・摎(きょう)役の新木優子が上映前に舞台挨拶を行った。

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山崎と大沢が登場すると、満員の観客からの地鳴りのような歓声が起き、最敬礼で応えるふたり。そんな中、山崎が「1年ぶりに大沢さんと一緒に大阪に帰還できて嬉しく思っています。『キングダム』の集大成となる、最高に面白い『大将軍の帰還』が完成しました」と挨拶。

大沢も「皆さんに観てもらうために7、8年かけて準備してきました。大阪のTOHOシネマズ梅田は我々のホームだと思ってます。帰還したような気持ちで今、この場所に立っています。皆さんはお客さんでもありますが、僕らの仲間でもあるので、すごくワクワクしています」と挨拶し、舞台挨拶は始まった。

昨年も、公開直後に大阪で舞台挨拶を行ったふたり。山崎は、「皆さんの熱気を感じて、『キングダム』が皆さんに愛されていることを改めて感じて嬉しく思ってます」と観客の熱意に感無量の面持ち。大沢は「去年、ここに来た時は『大将軍の帰還』の公開が決まっていたので、来年が勝負だと思いながら舞台挨拶をしていた」と振り返り、「今日、これほどの熱気の中に迎え入れてもらってすごく嬉しく思っています」と観客に感謝の思いを伝えた。

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共演中に感じた山崎の成長について大沢は、「この7年間で、山崎くんはただでさえかっこいいのに、どんどん男前に、男らしくなっていって。身体も筋肉質になって。信が成長するのと同じように山崎賢人という俳優がかっこよく成長していくのを横で見ることができて、本当に素晴らしい7年だったと思っています」と7年間を通した山崎の成長を称賛した。

ここで摎を演じた新木優子がサプライズで登場すると、さらに大きな歓声が起こり、新木が「ほんまに来てくれてありがとう」と関西弁で挨拶すると大きな歓声と拍手が起きていた。袖で待機していた新木は、「おふたりが登壇された時の歓声がすごくて、皆さんの熱量が伝わってきました」と場内の熱量に驚いていた。

そして、摎役のオファーについて新木は「1を劇場に観に行って、いつかこんな素敵な作品に出させていただけたらと思っていた」と明かし、「オファーをいただいた時は本当に嬉しかった」と振り返っていた。摎には、馬に乗っての激しいアクションもあるが、新木は「そもそもアクション自体に馴染みがなかったので、いちからと言っても過言ではないぐらい。一生懸命練習して臨みました」と明かしていた。

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そんな新木演じる摎について山崎は「めちゃくちゃかっこよくてびっくりした」と称賛し、「普通に地面の上で刀を切るだけでも大変なのに、馬の上に乗ってのアクションシーンがめちゃくちゃかっこよかったです」と称えていた。大沢も「びっくりしましたとしか言えない」と言い、「通常、女性で馬のアクションは吹き替えがほとんど。だから、完成作を観終わった時にこれは吹き替えじゃないんですか?と確認したぐらい。ご本人がやられたと聞いて、摎を演じる上での彼女の本気を感じた」と最大限の褒め言葉で称えていた。

さらに、大沢の印象を新木に尋ねると、「現場で初めて大沢さんと対峙した時に、王騎がそこにいる」と思った」と振り返り、「王騎の迫力や温かく包み込んでくれる王騎の空気感が大沢さんの身体からにじみ出ていた。現場で何も考えずに王騎と摎として向き合うことができたのは大沢さんの存在があったから」と大沢への感謝の思いを述べていた。

そんな新木の印象について大沢は「1をやっている時から摎とのシーンをずっと楽しみにしていた。摎とのシーンは王騎にとってすごく大事なシークエンスなので、最終章でようやく叶った」と念願のシーンだったことを明かし、「現場に行くと新木さんではなく摎がそこにいた。その姿を見てすごく心が震えましたし、摎との関係が後の王騎の運命を決めていくんだと心から信じられたので、すごく感謝してます」と新木への感謝を語っていた。

また、最終章と位置付けられている本作について山崎は、「1から積み上げたものの集大成」だと言い、「最初からクライマックス。特に、王騎将軍と龐煖(ほうけん)の闘いのシーンは今までの日本映画ではなかったヘビー級の映像になっているので楽しみにしてほしい」と期待をあおった。

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大沢も「『大将軍の帰還』は集大成と言われていますが、1から3まで応援してくださった皆さんの期待を遥かに超えないとやる意味がないというのが現場の気持ちとしてあった」と言い、「今までと同じじゃダメで、これ以上できないぐらいスタッフ・キャストが一体となって作り上げた。僕たちの7年間の叫びを受け止めてほしいと心から思ってます」と作品に込めた思いを熱く語った。

最後に、大沢が「僕たちが魂を込めてやってきた結果がこの作品です。7年間応援してくださった方たちなので、最終章と言われる『大将軍の帰還』を観ていただくのが一番だと思います。作品に僕たちの思いが込められている。公開後に、最低でもひとり10回は観ていただいて(笑)」、山崎が「今まで積み上げてみたものが全て詰まっている。『大将軍の帰還』、絶対に面白いのでとにかく観てください」と作品をPRし、舞台挨拶は終了した。

取材・文/華崎陽子




(2024年6月25日更新)


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Movie Data




(C)原泰久/集英社 (C)2024映画「キングダム」製作委員会

『キングダム 大将軍の帰還』

▼7月12日(金)より、TOHOシネマズ梅田ほか全国にて公開
出演:山崎賢人 吉沢亮 橋本環奈 清野菜名 吉川晃司 小栗旬 大沢たかお 他
※山崎賢人さんの「崎」は正式には「たつさき」
監督:佐藤信介
脚本:黒岩勉・原泰久
音楽:やまだ豊
原作:原泰久「キングダム」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)

【公式サイト】
https://kingdom-the-movie.jp/

【ぴあアプリ】
https://lp.p.pia.jp/event/movie/315369/index.html