京本大我と古川琴音が大阪の空中庭園展望台で
ヒット祈願イベントを実施！
映画『言えない秘密』ヒット祈願イベントレポート

SixTONESの京本大我が映画単独初主演を務め、古川琴音が恋愛映画で初めてヒロインを演じた、同名の台湾映画を原案にしたラブストーリー『言えない秘密』が、6月28日(金)より、TOHOシネマズ梅田ほか全国にて公開される。留学を経て音楽大学に編入したトラウマを抱える青年と、神秘的なピアノの音色を奏でる謎めいた女性の恋模様を描く。

監督は『身代わり忠臣蔵』の河合勇人が務めている。そんな本作の公開を前に、6月13日(木)、大阪の空中庭園展望台で、京本大我と古川琴音がヒット祈願イベントを行った。

まずは、京本が「やっと公開できることを嬉しく思っています。東京だけではなく、こうして大阪まで2人で来られて。空中庭園には初めて来ましたが、こんな素敵な場所があったんだと。祖父母やいとこが大阪に住んでますが、初めて訪れることができて、空気も気持ちよくて感動しております」と空中庭園の見晴らしの良さに驚きながら挨拶。

古川も「このような素敵な場所でヒット祈願できるのがとても嬉しいです。ドキドキしてます」とはにかみながら挨拶し、イベントは始まりまった。

観光客に見守られながらのイベントとなり、京本は「今日僕たちがこういうイベントをやらせていただくことは事前に告知されてないので、目の前に観光の方々しかいらっしゃらない(笑)。きっと僕らのことも何もわかってない状態で見てくださってるのが貴重な経験だと思いますし、面白く感じてます」と笑顔で話していた。

大阪に来たら食べたいものについて京本は「やっぱり食べることが大好き」と前置きし、「特に串カツ」と笑顔。「例えば、グループのツアーで3日間大阪を訪れた時は、6人で串カツ屋さんに行くこともあります。それも僕のワガママだったりして(笑)」と笑顔で話し、「大阪に来たら串カツやお好み焼きなど、こってりがっつりいきたいタイプです」と明かした。

古川も「私はたこ焼きが大好きで、特に大阪のトロトロのたこ焼きが大好きなので、ぜひ食べたいです。新幹線の中で食べられたらいいな」と願望を明かしていた。

本作での初の映画単独主演作へのチャレンジについて京本は、「本当に僕の人生は恵まれてると思う」と前置きし、「これだけ素敵な作品に出会えたことも、20代ラストというタイミングで、初単独主演の作品が公開されるのも本当に嬉しいです。ピアノをはじめ、撮影に入る前から準備しなきゃいけないものもたくさんあったので、よりしっかり向き合えたと思っています。できれば多くの人に観てもらいたいと心から思ってます」と作品への思いを熱く語りっていた。

また、恋愛映画で初のヒロイン役を務めた古川は「いつかはやりたいと思っていたんですが、いざオファーが来ると、自分はお客さんの期待に応えられるんだろうかという、他の作品とはまた違ったプレッシャーがあって、すごくドキドキしました。京本くんをはじめスタッフの皆さんと大切に作ることができたので、素晴らしい作品を皆さんに早く観てもらいたいと思っています」と作品へ込めた思いを語った。

さらに、劇中に数多く登場するピアノ演奏のシーンについて聞かれると、京本は「ひとりで演奏するシーンやピアノバトルみたいなもの、ふたりで連弾するシーンもあって、盛りだくさんだったんですが、3ヶ月前からレッスンを組んでもらいながら、できる限りの準備をしていました。撮影中はピアノの先生やスタッフさんのサポートもありながら、ピアノのシーンはスムーズに撮影できたので、練習は大事だなと思いました。こういう技術系のものは、向き合った分だけしっかり返ってくるんだと思いました」と撮影を振り返っていた。

古川も「撮影中はほんとに必死だったので、ピアノの技術も含めて、お芝居としてうまくいってるのかな？という不安もあったんですが、完成した作品を見た時に、練習した以上のものが映像に映っていて。監督にも言われたんですが、練習した技術を見せる場ではなくて、ちゃんと相手を感じながら、ふたりの心の距離を表現する場としてお芝居してほしいと。私たちの練習がなかったらできなかったことなので、改めて、京本くんと一緒に頑張ることができて良かったと思いました」とお芝居に込めた思いを語った。

さらに、この週末に本作が上海国際映画祭へ出品されることについて京本は、「発表がサプライズだったので驚きました。アジアで誕生した作品を日本版として誠心誠意リメイクさせていただきましたので、この作品を携えていけることは嬉しいですし、ふたりなのが心強い。ひとりだとドキドキしますが、一緒だと安心感もあって。初めて行く土地なので、楽しめたらいいなと思います」と古川とふたりで登壇することを楽しみにしているよう。

古川も「日本の人たちだけではなく、世界の人たちにふたりで直接作品を手渡すことができるのは本当に貴重な機会だと思いますし、せっかくの機会をいただけたので、ふたりで思う存分楽しんでこようと思ってます」と映画祭への意欲を語った。

ここで、映画の大ヒットを祈願して、役名である湊人と雪乃、そして映画のタイトルが刻まれたハート型の南京錠「ハートロック」の施錠を行うことになり、ふたりで施錠を行った。

最後に、京本が「いよいよ『言えない秘密』が公開となります。僕たち含め、スタッフさんもみんなこの作品が大好きで、自信を持ってお届けしたいと思ってます。ぜひ劇場に足を運んでこの作品を見届けてほしいです」、古川が「こんなラブリーな場所で可愛いヒット祈願をしていただいて嬉しいです。この作品はある秘密が鍵になっていて、1度観るともう1度観返さずにいられない作品なので、ぜひ劇場でご覧ください」と作品をPRし、イベントは終了した。

取材・文／華崎陽子

（2024年6月13日更新）