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石原さとみ、青木崇高、吉田恵輔監督が
大阪での舞台挨拶に登壇!
『ミッシング』大阪プレミア試写会舞台挨拶レポート

石原さとみが主演を務め、『空白』の吉田恵輔が監督・脚本を務めた社会派ドラマ『ミッシング』が、5月17日(金)より、大阪ステーションシティシネマほか全国にて公開される。娘の失踪事件をきっかけに、夫との喧嘩が絶えず、SNSでの誹謗中傷に晒された母親が徐々に平常心を失い、世間が望む姿を演じるようになっていく様を描く。

青木崇高が石原さとみ演じる沙織里の夫・豊を演じ、中村倫也が沙織里夫婦の取材を続ける地元TV局の記者・砂田を演じるほか、森優作、小野花梨、細川岳、美保純ら共演する話題作だ。

そんな本作の公開に先立ち、5月1日(木)、大阪ステーションシティシネマで大阪プレミア試写会が行われ、主演の石原さとみ、共演の青木崇高、監督・脚本を務めた吉田恵輔監督が上映前に登壇し、舞台挨拶を行った。

関西では初となる本作の試写会。満員の観客を前に、3人が登場すると、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。まずは石原が、「ひと足早く皆さんに見て頂けることがすごく嬉しいです。最後に一筋の光があります。優しい気持ちを持ち帰って頂ければ嬉しいです」、青木が「八尾出身の青木崇高です!さっき前室で差し入れのたこ焼きを食べて、やっと、大阪だ...と感じております。大阪の皆さんに見て頂けるのは本当に嬉しいです」と会場を盛り上げた。

石原は、「実は 3 年ぶりくらいに大阪に来ました」と言い、「大阪にしか売っていない椅子があったので、そのためだけに来て、大阪名物を食べて帰りました」とプライベートでの大阪エピソードを明かした。また大阪が地元の青木は「ゆっくり時間があるなら、まず京橋の立ち飲みに行って、あ、やっぱり今日は雨なので天六でお寿司を食べて、鶴橋で焼肉も食べて、そのあと新世界で串カツを食べて、そこからディープな感じのカラオケに行って、最後には天満に戻って立ち飲みとか行きたいですね」と大阪が堪能できるスペシャルコースを監督・石原にオススメし、大阪出身ならではの回答に会場は大盛り上がり。

missing_sub.jpg石原にとっては念願かなっての吉田恵輔監督作品の出演。出演が決まった時の心境について「7年前に直談判し、その3年後に台本をいただき飛び跳ねるぐらい嬉しかった」と振り返り、「台本を読むと苦しい中にも最後は考えさせられる温かさがあり、本当に辛い撮影になるかもしれないと思った」と当時の気持ちを語った。続けて「私が母親になってから初めて母親役を演じさせていただき、撮影は本当に苦しかったが涙が出るくらい幸せな時間でした」と映画がようやく観客に届くことを幸せに感じていた。

吉田監督作品に出演したいとラブコールを送っていた理由を聞かれると、「学ばないといけないという思いから映画を観ることがストレスに感じていた中で、監督の作品は没入感が強く、この世界に入りたいと強く思った」と答えた石原。監督は「気持ちいいですね〜!もっと言ってほしいよ〜!」と石原に褒められ思わず笑みがこぼれていた。

石原と夫婦役を演じた青木は、出演が決まった時の心境を「吉田監督の作品が大好きで、声をかけて下さって本当に嬉しかったです」とコメント。「僕も父親なので、僕なりの覚悟をもって撮影に臨み、台本を読んだ時に溢れる感情を止めることができなかった」と台本を読んだ時のことを振り返った。

また、演じる上でかなり難しい沙織里役の石原に対して青木は「母になって子育ても大変な時期に石原さんが役に逃げることなく作品に向き合う姿や、キャリアを磨く上で未知な体験をし、監督と一緒に作品を作り上げる姿に感動しました」と石原の撮影現場での姿に刺激を受け、現場に参加できた喜びを語った。

石原は青木に対して「当て書きかな?と思うぐらい豊が豊を演じていた」と答えると、続いて監督も「すごい勘が当たった!実際に奥さんに尻に敷かれていそうなイメージで(笑)、ふたりの関係を見ていると映画から飛び出てきた感じ!」と自慢のキャスティングだったことを明かした。

ここで、石原、青木よりお世話になった監督に用意したものがあると、バースデーソングとともにケーキが舞台中央に登場。大阪での舞台挨拶にちなみ、たこ焼きケーキがプレゼントされた。 プチシューを円錐状に積み上げて作るフランスの伝統的なお菓子・クロカンブッシュが見事にたこ焼き風にアレンジされたケーキに 4 日後の 5 月 5 日に誕生日を迎える監督も「タコがいるー!」と大盛り上がり。「いやあ、もうアイドルになった気持ちです!」と嬉しそうに監督がコメントすると、会場は笑いに包まれ、青木からは「ごっつええやん?素敵やん!?」と関西弁でコメント。会場は温かい雰囲気に包まれた。

missing_sub2.jpg 最後に、石原が「できる限り、時間がある限り、宣伝させていただきたいという気持ちでこの数カ月走ってきました。大げさではなく、命がけで取り組んだ、そして挑戦した作品です」と作品に対する心からの熱い思いを語り、「感動という言葉で表すのは難しく、苦しいけれど温かくて優しい作品です。皆さんに受け取ってもらえたら、その思いを誰かに届けてほしいです」と少し涙ぐみながらメッセージを伝えると、会場からは拍手が起こり、舞台挨拶は終了した。




(2024年5月 2日更新)


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(C) 2024「missing」Film Partners

『ミッシング』

▼5月17日(金)より、大阪ステーションシティシネマほか全国にて公開
出演:石原さとみ
青木崇高 森優作 有田麗未
小野花梨 小松和重 細川岳 カトウシンスケ 山本直寛
柳憂怜 美保純 / 中村倫也
監督・脚本:吉田恵輔
※吉田恵輔の「吉」は「つちよし」が正式表記

【公式サイト】
https://wwws.warnerbros.co.jp/missing/

【ぴあアプリ】
https://lp.p.pia.jp/event/movie/282078/index.html