NEWS

ホーム > NEWS > 文音、松村沙友理、光岡麦監督が登壇! 映画『劇場版 マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血』 大阪舞台挨拶レポート


文音、松村沙友理、光岡麦監督が登壇!
映画『劇場版 マーダー★ミステリー
探偵・斑目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血』
大阪舞台挨拶レポート

体験型ゲームをベースに、劇団ひとりを主演にドラマ化された『マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿』を映画化した『劇場版 マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血』が、2月16日(金)より、T・ジョイ梅田ほか全国にて公開される。不気味な伝承が残る村を舞台に、警察の到着が遅れる中、祭の夜に起きた殺人事件の真相に探偵が迫る模様を即興劇で描く。

木村了、犬飼貴丈、文音、北原里英、松村沙友理をはじめ、八嶋智人、高橋克典など実力派俳優らが緊張感のある即興劇(アドリブ)を披露している。そんな本作の公開を前に、2月2日(金)、T・ジョイ梅田で先行上映会が行われ、妖艶な色香を漂わせる後妻・一乗寺初乃を演じた文音と幼さが残る屋敷のメイド・三宅麗を演じた松村沙友理、そして光岡麦監督が上映前に登壇し、舞台挨拶を行った。

まずは、公開を2週間後に控えた今の率直な思いを聞かれると、文音は「コメディ要素がたくさん詰まっているので我慢せずに声を出して笑ってほしい」、松村は「撮影中はどんな作品になるのか想像つかなかったけど、映画としてすごく新しくて面白くて感激したので、皆さんにも楽しんでほしい。天才監督です(笑)」、監督も「全てアドリブという映画は今までなかったと思う。新感覚の映画を味わってほしい」とそれぞれの視点で作品をアピール。

madarame_sub.jpg

笑いの本場である大阪での舞台挨拶について松村は、「大阪出身で、よく大阪にも来るんで。来るたんびに街が変わってて。パリなんじゃないかと思う。大阪駅がロンドンみたいに見える。大阪のこと好きすぎてそう見えてるんかな?私だけ?」と、客席の反応の薄さに戸惑いながらもマイペースで話していた。

文音は「NYにいた時に、大阪の方たちは精神力と根性がすごいと思った」と言い、「東京出身の友だちがどんどん帰っても、大阪の友だちはずっとNYにいた。大阪の人はパワフルなイメージ。気持ちいい人が多い。嘘がないですよね」と、大阪人の人となりを称賛していた。

そして、全編アドリブという本作の話題に。現場の雰囲気について文音は、「まず、ひとり1台車が用意されて。キャスト同士が話をしないように、アドバイザーと呼ばれる監視役がひとりずつ。隔離状態の現場だったので緊張感はすごかった」と振り返っていた。それを受けて監督は、「キャスト同士で話しをしないようにバラバラにしてました。嫌な空気ですよね(笑)」と笑わせた。

madarame_sub2.jpg

続けて、松村も「ずっと人を疑ってたので。なんなら、スタッフさんのことも信用できへんと思ってた」と疑心暗鬼になっていたと語ると、文音も「人間不信になるよね」と同意。さらに松村は「自分のマネージャーもグルなんちゃうかと疑ってた」と笑わせた。

また、完成した作品を観た印象について文音は、「全部が繋がって、この人にはそんなバックグラウンドがあったんだとわかって興味深かった」と言い、「現場に10個カメラがあって。いろんなところから撮ってたので、膨大な量の映像を編集してすごい」と称えると、松村も「すごいです。天才」と称え、「私も初めて観た時は感動しました。ちゃんとまとまっててすごい人やな~と思いました(笑)」とさらに監督を褒めていた。

最後に文音が、「台本のない映画なんてやったことがないので、本当に新しい映画になってます。誰が犯人なのか考えながら、楽しいところは笑って観てもらえたら」、松村が「撮影は大変でしたが、出来上がりを観るとすごく面白くて。どこまでアドリブなのか迷うと思いますが、全部アドリブなので驚きながら観てもらえたら」、監督が「本当に役者さんの力はすごいと感じました。台本がないので、素の瞬間のお芝居の勢いや迫力が詰まってる映画だと思います」と作品をPRし、舞台挨拶は終了した。

取材・文/華崎陽子




(2024年2月 2日更新)


Check

Movie Data

(C) 2024 劇場版「マーダー★ミステリー 斑目瑞男の事件簿」フィルムパートナーズ

『劇場版 マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血』

▼2月16日(金)より、T・ジョイ梅田ほか全国にて公開
出演:劇団ひとり 剛力彩芽
木村了 犬飼貴史 文音 北原里英 松村沙友理 堀田眞三
八嶋智人 高橋克典
監督:光岡麦

【公式サイト】
https://madarame-misuo.com/

【ぴあアプリ】
https://lp.p.pia.jp/event/movie/312583/index.html