山﨑賢人と山田杏奈が強豪校のサプライズに感動！
映画『ゴールデンカムイ』×
大阪・箕面自由学園高等学校「GOLDEN BEARS」
≪No.1≫の頂を目指す両者による、
熱い応援イベントの模様をレポート

野田サトルによる同名バトルアクション漫画を、『キングダム』シリーズの山﨑賢人を主演に久保茂昭監督が映画化した『ゴールデンカムイ』が、1月19日(金)より、TOHOシネマズ梅田ほか全国にて公開される。日露戦争終結直後の北海道を舞台に、元陸軍兵の青年がアイヌの少女と共に、埋蔵金のありかの手がかりを探す旅に出る。共演は山田杏奈、眞栄田郷敦、工藤阿須加、柳俊太郎ら。

そんな本作の公開に先立ち、主人公・杉元佐一役の山﨑賢人とアイヌの少女・アシㇼパ役(※アシㇼパの「ㇼ」は小文字が正式表記)の山田杏奈が、大阪に降り立ち、箕面自由学園高等学校の超名門チーム「GOLDEN BEARS」の元をサプライズ訪問した。

大阪府豊中市にある箕面自由学園高等学校の「GOLDEN BEARS」は、吹奏楽部96名＆チアリーダー部56名(合計152名)の「日本一」をモットーに日々練習に励む、日本屈指の強豪チーム。吹奏楽部は、全日本マーチングコンテストで2年連続金賞。チアリーダー部は、JAPANCUPで23回の優勝・全日本高等学校選手権大会で16回優勝の経験を持ち、どちらも超名門チームとして知られている。

『ゴールデンカムイ』はアイヌの莫大な埋蔵金を巡る物語で、大自然に生きるヒグマとのバトルも見どころのひとつであり、"ゴールデン"に"ベアーズ(熊)"が入るチーム名は、偶然とは思えない親近感を感じさせる名前、ということで、山﨑賢人と山田杏奈が、大会や公演に向け、日々切磋琢磨する高校生たちの前にサプライズで訪れ、応援イベントを実施。高校生たちへ熱いエールを送った。

「GOLDEN BEARS」の生徒たちには、『ゴールデンカムイ』の WEB動画撮影として集まってもらい、撮影前の参考用にと予告映像を見ている中、山﨑と山田からのメッセージ映像が流れると、ふたりが「GOLDEN BEARS」の名前を口にしただけでも歓声が。「そっちに行きまーす！」という掛け声と共に山﨑・山田が目の前に現れると、大歓声が止まらず、MCからも「息を吸おう！」と言われるほどの大興奮状態に。

山﨑が「GOLDEN BEARSの皆さん、『ゴールデンカムイ』という映画と、これ以上ない縁を感じています。皆さんにお会いできて光栄です」と挨拶すると、さらに会場のボルテージがあがり、大きな拍手が起こっていた。

映画のアクションシーンについて聞かれると山﨑は「僕が演じたのは、日露戦争帰りの陸軍兵で、"不死身の杉元"と呼ばれる生命力が強い男なんですが、二〇三高地の戦場シーンを1カット長回しで撮って、"不死身"を表現したり、北海道の雪山でベアーズ(会場笑)と戦ったり...『ゴールデンカムイ』にしかないアクションがたくさんあるので、皆さんにも観ていただきたいです」と作品をアピール。

特に注目してほしいシーンについて聞かれると山田は「グルメシーンです。ご飯を食べるシーンがほっこりして、コミカルな部分でもあるんですが、緩急があるのも『ゴールデンカムイ』の面白さだと思うので、注目してほしいです」と答えていた。

学生時代の話になると山﨑は「高校生の頃は、この仕事を始めていたので、勉強との両立が大変でした。中学生の頃は、学校に行きながらサッカークラブに通って、青春でした。合宿が楽しかったです。夢中になってボールを追いかけてました」と語ると、山田は「私は女子高だったんですが、バレンタインになると作ったお菓子をみんなタッパーに入れて持ち寄るんです。友達や先生にもあげて、今思うとめちゃめちゃ青春だったと思います」とそれぞれの青春エピソードを披露。

仕事で心がけてることは？という質問に対しては、山田は「きちんと挨拶する(会場拍手)。私は初めての人と打ち解けるのが得意じゃないので、最初に大きな声で挨拶すると自分の中のハードルが下がる気がして、心がけています」、山﨑は「楽しむ・緊張しないようにする・そして、挨拶をしっかりする(会場笑)」と、トークはなごやかに進み、生徒たちはふたりの言葉ひとつひとつに真剣に聞き入っていた。

最後に山田が「こちらの方が皆さんにパワーをもらいました！皆さんの頑張ってる姿を想像しながら、私も頑張ろうと思います」と話し、山﨑からも「『ゴールデンカムイ』もたくさんの人に観てもらえるよう頑張ります！一緒に頑張りましょう！」と力強いエールがかかると、「はい!!!!」と生徒たちからも力強い返事が。熱気に包まれた会場をふたりが後にしようとすると...。

実は、「GOLDEN BEARS」はWEB動画撮影用として吹奏楽部による『ゴールデンカムイ』主題歌「輝けるもの」の演奏にのせて、チアリーダー部が『ゴールデンカムイ』の特別演技を練習しており、本人たちの前でその演技を披露することに。山﨑・山田にとっては「GOLDEN BEARS」からの逆サプライズとなり、圧巻の演奏と演技にふたりも感銘を受けた様子。

圧巻の演技が終了し、山﨑は「圧倒されちゃいました...ありがとうございます！！めちゃくちゃパワーをもらいました！」、山田も「うるうるしちゃいました。びっくりしたのと、皆さんの笑顔と迫力と...映画の主題歌を演奏してくれて、ポンポンで名前文字を作ってくれたのも嬉しくて...本当に頑張ろうと思いました！ありがとうございました！」と大感動。

生徒を代表して前年度のチアリーダー部キャプテン・松村慈果さんは「おふたりが来てくださるとは、夢にも思っていなくて、今もおふたりに演技を披露させていただくと聞いて、すごく緊張したんですが、この「GOLDEN BEARS」を"ゴールデン"つながりで知っていただいて、演技まで観ていただけたのが嬉しくて、皆で、笑顔で演技することができて良かったです」と語り、サプライズにサプライズが重なった会場は、温かい空気に包まれた。

最後は、生徒たちの粋な計らいで、再びの主題歌「輝けるもの」の演奏にのせて生徒たちが花道を作っての退場となり、『ゴールデンカムイ』と「GOLDEN BEARS」お互いが No.1 に向けてのエールを交換し合う、大興奮のイベントとなった。

（2024年1月17日更新）