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ホーム > NEWS > GACKT、藤原紀香、加藤諒、益若つばさらが 大ヒット御礼舞台挨拶に登壇! 映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』 大阪舞台挨拶レポート


GACKT、藤原紀香、加藤諒、益若つばさらが
大ヒット御礼舞台挨拶に登壇!
映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』
大阪舞台挨拶レポート

魔夜峰央の原作漫画を基に、埼玉に関する明言を残しブームを起こした『翔んで埼玉』の第2弾『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』が、T・ジョイ梅田ほか全国にて上映中。自由を手にした埼玉県人が、和歌山県へ向かったことをきっかけに、関西の地域格差をめぐり東西対決を繰り広げる様を描く。

前作に引き続き武内英樹が監督を務め、GACKTと二階堂ふみが主演し、杏、加藤諒、益若つばさ、堀田真由、藤原紀香、片岡愛之助、ハイヒール・モモコらが共演する話題作だ。そんな本作の大ヒットを記念し、12月4日(月)、T・ジョイ梅田で、主演のGACKTと〖埼玉解放戦線〗加藤諒と益若つばさ、さいたま市職員役のアキラ100%、元大阪府知事役・モモコ(ハイヒール)、 神戸市長役・藤原紀香の6名が大ヒット御礼舞台挨拶を行った。

まずは、加藤が「埼玉県人なのに大阪に来てもいいのか。アウェーな空気になってないか心配」、益若は「まさか『翔んで埼玉』が関西に来るとは思わなかった」と不安を口にする中、藤原は「関西の方は寛容なので。私は西宮市出身ですが10年間神戸の学校に通っていたので、神戸市長の役をいただけて嬉しかったです」、続いてモモコが「まさか元大阪府知事なんていう大それた役を演じるとは思わなかったです。ただの元暴走族ですが(笑)。台詞はオールカットされてます(笑)」と挨拶し、舞台挨拶は始まった。

昨日までの興行収入が11億円を突破したことがMCから明かされると場内からは大きな拍手が。それを受けてGACKTは、「たくさん観に来てくださってることと敵に回してないことはイコールではない」と笑わせ、「たくさん観にきてるけど、気に入ってはいないんじゃないか」と言うと、2回目という方がたくさん手を挙げ、「皆さんは数少ない味方。面白い作品にはなっていますが、映画の中の表現で大阪はただの悪者になってます。もし、この映画を観て気に入らなければ、あれはGACKTではなく、全て監督が悪いんだと。文句の書き込みは監督に対してのみ行ってもらえると助かります」とアピールしていた。

益若は、「関西弁のイントネーションをどうしよう? と思ったら、台本にモモコさんの名前があったので、私の台詞を音声でいただけませんかとお願いした。今回の私の関西弁がいまいちだったらモモコさんのせい(笑)」と、モモコに感謝するかと思いきや、モモコのせいにして笑わせた。すると、モモコは「私の台詞より多い量の台詞が送られてきた」と言いながらも、「全部録音して送りました」と手伝ったことを明かしていた。

そんな益若の台詞「阪神電車で梅田まで逃げれば大阪人でも道に迷う梅田ダンジョンがあるんや」の話題になると、GACKTは「僕はこの台詞覚えてます。と言うのも、益若ちゃんがこの台詞を言う前に端っこの方で壁に向かって何百回もずっと言ってて、すごく気持ち悪かった。耳に残っちゃって」と、関西弁のイントネーションでこの台詞を話し、場内からは笑い声が起きていた。

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公開から1週間以上が経ち、周囲の反応について聞かれるとアキラは、「親がとにかく喜んでいた」と言い、「亡くなった父親が滋賀県出身で、母親が埼玉県出身。この映画のために僕は生まれたんじゃないかと。天国でお父さんが喜んでると母親が喜んでくれた」と明かした。

さらに、モモコは「大阪府知事も「観た」と言ってた」と明かしながら、「僕はあんなんちゃうって言ってました」と笑わせると、藤原も「(夫の)愛之助にもクレームが入ったと言ってました」と重ね、「公開1ヶ月前ぐらいに(愛之助が)「知事の役をやるんです」って言ったらすぐに観に行ってくださったんですが、「めちゃくちゃ悪者やったじゃないですか!」とクレームが入ったみたいです」と明かした。

そして、注目ポイントを聞かれるとGACKTは、「良い表現だとオマージュ。普通に言うとパクリ」と笑わせ、「パクリがたくさん入っています。でも許可はほとんどとっていない。未だにクレームは入ってないと監督は喜んでた。僕は訴えられると思ってます。僕の考えでは2週間ぐらいで上映中止になると思ってます(笑)」と笑わせた。藤原は、「結婚後は夫と共演するのは初めてだったので、共演シーンを楽しんでいただければ。めちゃくちゃ仲がよろしくない役柄だったので、お芝居はすごくやりやすかった」と笑った。

その後、大ヒットを記念し6人で鏡割りを行うと、その鏡割りの酒樽の中にたこ焼きモチーフのボールが入っており、そのボールに6人がサインし、客席に投げ入れると、会場は大盛り上がりだった。

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最後に、GACKTが「今回はパート1に比べてスケールアップした作品になっています。エンドロールにたくさんの人の名前が出てきます。僕も実際にエンドロールを見て、アキラさんがこの映画に出ていたのを知りました(笑)」と言うと、アキラ100%をはじめ、全員がツッコミを入れる場面も。続けて、「有名な方たちの無駄使いがひどいです。そういうところを含めて、面白いところでは大声で笑って、目一杯楽しんでもらえたら」と作品をPRし、舞台挨拶は終了した。

取材・文/華崎陽子




(2023年12月 4日更新)


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Movie Data




(C) 2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会

『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』

▼T・ジョイ梅田ほか全国にて上映中
出演:GACKT 二階堂ふみ 杏 片岡愛之助 ほか
原作:魔夜峰央「このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉」(宝島社)
監督:武内英樹

【公式サイト】
https://www.tondesaitama.com/

【ぴあアプリ】
https://lp.p.pia.jp/event/movie/205721/index.html