重岡⼤毅、間宮祥太朗、中条あやみが
大阪・てんしばのクリスマスマーケットに登場！
映画『ある閉ざされた雪の山荘で』
⼤ヒット祈願イベント in 大阪・てんしばレポート

映像化不可能といわれた、東野圭吾の同名傑作小説を出版から30年を経て映画化した『ある閉ざされた雪の山荘で』が、2024年1月12日(金)より、TOHOシネマズ梅田ほか全国にて公開される。招待状で集められた7人の役者たちが、架空のシナリオを使った舞台の最終選考を行う中で、不可思議な事態に遭遇する様を描きだす。

重岡大毅が主演を務め、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、森川葵、間宮祥太朗らが共演する話題作だ。そんな本作の公開を前に、11月30日(木)、大阪・天王寺エリアのてんしばにて、重岡大毅、間宮祥太朗、中条あやみが大ヒット祈願イベントを行った。

「あべのハルカス」が後ろにそびえるてんしばに設置された3本のクリスマスツリーの前に登場した3人。「あべのハルカス」と言えば、重岡が2014年にデビューした際、デビュー曲を歌い「てっぺんとったるで」と宣言した重要な場所。「関西はホームですし、ハルカスで歌ったのが10年前だと思うといろいろこみ上げてくるものがあります。10年経って映画のイベントで来られて感謝の気持ちでいっぱい」と感慨深げ。

また、阪神ファンとして知られている間宮は、阪神が日本一になり、てっぺんをとったことを振られると「てっぺんって何？」と重岡に聞きながらも、重岡にノセられ「この映画でてっぺんとりましょう」と宣言。今回、大阪に来て「僕のことを阪神タイガースのファンだと認識してくださってる方がいらっしゃって、なぜか「おめでとうございます」と言われる」と言い、「「ありがとうございます」と返すものの、どの立場で!?と思いますが有難いです。日本一を経験したのは人生で初めてなので」と喜びを語っていた。

さらに、大阪府出身の中条にとっても「天王寺は特別な場所」だと言い、「10年前からJR西日本の仕事をさせていただいているので、天王寺は縁のある駅」と語り、「家族でてんしばや天王寺動物園に行った」と思い出を話すと、重岡が「ハルカスとWEST.はデビュー日が同じだから相方みたいなもの」と張り合うと、中条も「天王寺駅は私にとって相方みたいなもの」と笑いながら張り合う場面も。

そして、東野圭吾のサスペンスが原作である本作の話題に。重岡は脚本を読む際、「オチを楽しめるのは1回目しかないので、初めて脚本を読む時は心して読んだ。この感動を早く届けたいと思った」と感想を語っていた。間宮は「トリックも芝居もおろそかにしたくないからこそ、二重三重に入り組んだ設定と、僕たちの演技のチューニングを合わせる作業が必要だった」と演じる上での大変さを語った。

また、中条が「エンディングがわかっていても、こんな風にトリックが散りばめられていたんだと驚いた。原作を読んでいても読んでいなくても楽しめる作品だと思った」と感想を述べると、重岡も「素人っぽくて申し訳ない」と前置きし、「おもろい映画やなと思ったし、こんな風になってたんや！クライマックスすげーと思った」と言うと中条が「関西色強すぎません？」とツッコミ、重岡は「どうしても関西の血が騒いでしまう」と苦笑いしていた。

その後、本作の大ヒットを祈願し、3人で「『閉ざ雪』てっぺんとったるで」と言いながら、3本のクリスマスツリーの点灯式を行い、オリジナルのオーナメントを飾り付けた。そして、フォトセッションが始まると、どこからか大阪弁でしゃべりまくるおばちゃんの声が。すると、大きな招待状の看板を手にしたオバチャーンが乱入。散々、大阪弁で話しまくり、3人とともにフォトセッションに参加していた。

最後に、重岡が「いろんなイベントをやらせてもらいましたが、一生忘れられないようなイベントになりました。サスペンスエンタテインメントに仕上がった『閉ざ雪』を観ていただけたら嬉しいです」と作品をPRし、イベントは終了した。

取材・文／華崎陽子

（2023年11月30日更新）