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ホーム > NEWS > GACKT、二階堂ふみ、片岡愛之助、ハイヒール・ モモコが大阪のシンボル・通天閣に降臨! 映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』 大阪イベントレポート


GACKT、二階堂ふみ、片岡愛之助、ハイヒール・
モモコが大阪のシンボル・通天閣に降臨!
映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』
大阪イベントレポート

魔夜峰央の原作漫画を基に、埼玉に関する明言を残しブームを起こした『翔んで埼玉』の第2弾『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』が、11月23日(木・祝)より、T・ジョイ梅田ほか全国にて公開される。自由を手にした埼玉県人が、和歌山県へ向かったことをきっかけに、関西の地域格差をめぐり東西対決を繰り広げる。

前作に引き続き武内英樹が監督を務め、GACKTと二階堂ふみが主演し、杏、加藤諒、益若つばさ、堀田真由、藤原紀香、片岡愛之助、ハイヒール・モモコらが共演する話題作だ。そんな本作の公開を前に、11月6日(月)、大阪のシンボル・通天閣で、主演のGACKTと二階堂ふみ、そして大阪府知事を演じた片岡愛之助、元大阪府知事役のハイヒール・モモコが【日本大阪化計画】プレミアイベントを行った。

レッドカーペットを歩いて4人が登場すると、観客から歓声が上がった。通天閣が目の前にそびえ立つ場所でのイベントということで、GACKTは「ここに来たのは初めてなので興奮してます。(通天閣)すごいですね」と感嘆の声をあげると、二階堂は「大阪には何度も来てますが、ここでイベントをするのは初めてなので嬉しい。今回はかなり大阪のことをいじってるので皆さんがどう思われるか心配です」と不安を明かしていた。

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一方、大阪出身の片岡は「地元なので嬉しい。通天閣は映画の中でも大事なポイントなのでお楽しみに」と作品をアピールし、モモコは「地元なので歩いて帰ろうかと」と笑わせ、「愛之助さんとそんなに歳離れてないはずなのにお母さん役を演じました」と不満を言いながらも、レッドカーペットの真ん中が豹柄になっていたことから「豹柄を踏まないように気をつけた」と笑わせた。

まずは、続編の話が来た時の心境を尋ねるとGACKTは「「止めましょう」と言いました。前作が当たったのは実力ではなくラッキーだったので。ラッキーは2度続かないからと断りました」と明かし、二階堂も「「止めましょう」と」と重ね、「(前作のヒットは)まぐれだと思ってるので。いろんなラッキーが重なって多くの方に観ていただけたので、いい思い出はいい思い出のままで終わらせた方がいいと思っていた」と主演のふたりは続編に反対していたそう。

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本作からの参加となった片岡は「喜んで出演した」と言うものの「試写で観たらえらいことになってた」と期待をあおり、モモコも「前作のお陰で埼玉のことを知ったから、お話が来た時は「通行人の役でもいいから出たい」と言った。大阪の人はイジられることがおいしいと思ってるから、皆さんイジられるのが好き。大阪の人は気に入って何度も観てくれると信じてます」と大阪でのヒットを確信していた。

また、大阪の人のリアクションについて尋ねるとGACKTは「今のところは不安しかない」と言い、「大阪の人たちを敵に回すと怖い。大阪の人たちの描き方が全員悪い人なので、どう受け取られるのか。愛さんがもっと悪い感じに表現してる」と明かし、二階堂は「関西の方に楽しんでもらえるのでは」と希望を語り、モモコは「大阪がイジられてますが、言われ慣れてることなので。「琵琶湖の水止めたろか」も私たちにとっては普通の会話(笑)」とどこ吹く風だった。

さらに、大阪弁での演技についてGACKTは、「白い粉に侵されて大阪弁をしゃべるようになる設定で。それぞれ、自分の中にある大阪弁のイメージが表に出る。僕のイメージは「ミナミの帝王」でした。ふみちゃんは横山やすしでした」と言うと観客からは笑い声が起きていた。それを受けて二階堂は「お笑いが好きなので、大阪と言えば、私のイメージは横山やすしさんでした」と明かし、モモコは「ふたりのイメージがキツいのばっかり」とツッコミを入れていた。

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そして、愛之助がGACKTの顔を舐めるシーンについて聞かれると片岡は、「台本にはなかったんですが、GACKTさん発案です」と明かし、GACKTは「原作がボーイズラブだったので」と前置きし、「作品の中でボーイズラブが表現できてなくて、できるとしたらこのシーンだけなので。ボーイズラブ? もしくはおっさんずラブ?」と真顔で言うと会場からは笑い声が。続けて、「真剣にやってる僕らが頭のおかしい人たちのようだった」と振り返っていた。

最後に、続編があるとしたら?と質問され、二階堂が「迂闊なことは言えません」と神妙な面持ちで答えると大きな笑い声が上がり、GACKTも「盛り上がってるスタッフの方たちは3作目が~と言っていますが、僕は全力で阻止します」ときっぱり言い切っていた。

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そして、モモコが「映画館で最後まで観てほしい。何もかも忘れて笑える日を作って」、片岡が「エンドロールで名前を確認して、わからなかったらもう1度ぜひ観てください。劇場で待ってます」、二階堂が「どんどん関西地区で盛り上げていただけたら嬉しいです」、GACKTが「観てくださる方の笑い声で完成する作品だと思います。劇場へ足を運んでいただいて、全く知らない方たちと笑いや感動を共有して、その場にしかない空気を味わってください」と作品をPRし、イベントは終了した。

取材・文/華崎陽子




(2023年11月 6日更新)


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Movie Data




(C) 2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会

『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』

▼11月23日(木・祝)より、T・ジョイ梅田ほか全国にて公開
出演:GACKT 二階堂ふみ 杏 片岡愛之助 ほか
原作:魔夜峰央「このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉」(宝島社)
監督:武内英樹

【公式サイト】
https://www.tondesaitama.com/

【ぴあアプリ】
https://lp.p.pia.jp/event/movie/205721/index.html