ホーム > NEWS > 主演・永瀬廉(King & Prince)と戸塚純貴が 大阪で舞台挨拶に登壇! 映画『法廷遊戯』大阪舞台挨拶レポート
五十嵐律人が司法修習生時代に発表し、第62回メフィスト賞に輝いたミステリー小説を映画化した『法廷遊戯』が、T・ジョイ梅田ほか全国にて上映中。同じロースクールへ通っていた3人が、裁判ゲームで実際に起こった殺人事件をきっかけに、それぞれの仮面の裏に隠された真実が暴かれてゆく様を描く。
『神様のカルテ』の深川栄洋が監督を務め、法曹の道を目指す主人公の久我清義を永瀬廉、主人公の幼馴染で同じロースクールで法律を学ぶ織本美鈴を杉咲花、ロースクールの天才、結城馨役を北村匠海が演じるほか、柄本明、生瀬勝久らが共演する話題作だ。そんな本作の公開を記念し、11月12日(日)、なんばパークスシネマで、主演の永瀬廉と永瀬演じる久我清義の同級生を演じた戸塚純貴が上映後に登壇し、舞台挨拶を行った。
観客からの拍手に手を振って応えながら登場したふたり。朝9時上映の回であることがMCから伝えられると、永瀬は「有難いですね」、戸塚は「朝早くからありがとうございます」と感謝の思いを述べ、舞台挨拶は始まった。
公開を迎えた心境について永瀬は「純貴くんとこうして楽しく回らせてもらって。こういう機会は公開が始まってすぐにしかできないから、ほんまに『法廷遊戯』が公開したんやなって気持ちになります」と大阪弁でコメント。
一方、戸塚は「僕は短い...、短距離走な作品だったので」と言い淀み、「100m走を全力で走った感じだった」と自虐的にコメント。すると永瀬が「100mって言ったけど、50mぐらいちゃう?」とツッコミ。続けて、「会うの5回目ぐらい?今日で6回目か。昨日会ってるから。まだそんなんやねんな。」と言うと、会場からは笑い声が。
大阪の印象について永瀬は「(大阪には)8年間住んでたので。地元と言えば大阪と言いたい。中学3年間だけは同じ学校で過ごせたから、特別な場所というか、地元感を感じますね。大阪の友だちと仲良く飲んだりもするので。大阪は来たというより帰ってきた感じです」と大阪弁で熱く語っていた。
一方、戸塚は「僕はお酒が好きなので「味園ユニバース」に行きたい」と言うと、会場からはクスクスと笑い声が。それを受けて永瀬が「これを名古屋で言ったんです。一発目に」と説明。「ふたりで行くならどこ?」という質問だったそうだが、戸塚は「すごい空気になって」と苦笑いし、「単純に間違えた。僕の気持ちが大阪に向かってて」と言い訳すると、永瀬は「名古屋に来てた記者さんがちょっと睨んでたで(笑)」と追い打ちをかける場面も。
そして、本作のお気に入りのシーンを聞かれると永瀬は、「「無辜ゲーム」は頑張ったもんな」と戸塚に話しかけると、戸塚は「あそこは頑張りましたね。ほぼあそこに全てを賭けたので」と返すと、永瀬も「120%出してたもんな」と言い、「物語の序盤で、始まりを感じさせるシーン。撮影の大変さも含め、完成したシーンを見たら、おっ!と思った」と大事なシーンであることを強調。
すると戸塚は「恥ずかしかった。こんな感じで映ってたんだ。受け入れてもらえるのかな?って。ひとりだけ声量が違うから。ゲームとは言え、ひとりだけありえない音量で」と、自虐的に話すと、会場からは笑い声が。永瀬も、「車で10分ぐらい離れた休憩所まで聞こえてた(笑)。僕はおにぎり食べてましたけど。なんか叫んでるなと思ったらあなたやった」と笑わせた。それでも、永瀬は「寒いし、時間間隔もわからない中で大変だった。その分、全員が熱量を持って撮影に挑んだ」と力の入ったシーンであったことを明かした。
最後に、永瀬が「朝早くからありがとうございました。ようやく皆さんに作品を届けられて嬉しいです。皆さんが人生の大きな選択をする時に思い出してもらえるような作品になると嬉しいです。何回観ても楽しめる作品だと思うので、皆さんに愛していただけたら嬉しいです」と作品をPRし、舞台挨拶は終了した。
取材・文/華崎陽子
(2023年11月12日更新)
▼T・ジョイ梅田ほか全国にて上映中
出演:永瀬廉 杉咲花 北村匠海
戸塚純貴 黒沢あすか 倉野章子 やべけんじ タモト清嵐 / 柄本明 生瀬勝久 / 筒井道隆 大森南朋
原作:五⼗嵐律⼈『法廷遊戯』(講談社文庫)
監督:深川栄洋
主題歌:King & Prince「愛し生きること」(UNIVERSAL MUSIC)
【公式サイト】
https://houteiyugi-movie.jp/
【ぴあアプリ】
https://lp.p.pia.jp/event/movie/279164/index.html