ホーム > NEWS > 主演を務めた神木隆之介が大阪で舞台挨拶に登壇! 映画『ゴジラ-1.0』大阪舞台挨拶レポート
山崎貴監督が手掛けたゴジラ映画『ゴジラ-1.0』が、TOHOシネマズ梅田ほか全国にて上映中。戦後、焦土と化した日本で人々が懸命に生きていこうとする中、突然現れた謎の巨大怪獣が復興途中の街を容赦なく破壊していく様と翻弄される人々のドラマを描く。
『ALWAYS 三丁目の夕日』や『永遠の0』の山崎貴が監督・脚本・VFXを務め、神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介ら豪華キャストが共演する話題作だ。そんな本作の大ヒットを記念し、11月5日(日)、TOHOシネマズ梅田で、主演を務めた神木隆之介が上映後に登壇し、大ヒット御礼舞台挨拶を行った。
日本一が決まる日本シリーズ最終戦が、まさに今日、大阪で行われていることから、「大事な野球を犠牲にしてまでここに居てくださってありがとうございます。皆さんとしては早く帰って野球を見たいからあんまり長くならないようにという気持ちもあると思いますが、大丈夫でしょうか?」と神木が観客に問いかけると大きな拍手が沸き、舞台挨拶は始まった。
公開3日目を迎え、周囲の反響や神木自身の心境を聞かれると、「公開までは正直、すごく不安だった」と明かし、「ゴジラという、長きに渡って皆さんに愛される大きな作品の主演をやらせてもらうことがプレッシャーで、公開前日は寝られなかった」と振り返り、「公開日のお客様の熱量を感じて安心しましたが、まだ不安」と漏らしながらも、「先ほど、皆さんの拍手を聞いてめちゃくちゃ安心しました」と感謝の気持ちを述べていた。
周囲の反響については、「初日に大東駿介くんから「めっちゃ良かったよ」と連絡をもらった」と反響を明かし、さらに「ムロツヨシさんから「これから観に行くよ」」とムロの真似をしながら言った後で「「本当に面白かった」と連絡をもらったので、少しずつ不安が減ってます」と明かしていた。
そして、「山崎監督がずっとエゴサしてる」ことがMCを務めた岸田一晃プロデューサーから明かされると神木も「初日舞台挨拶の時に「お腹痛い」って言ってました(笑)。「前日から寝ないでエゴサして、初日舞台挨拶に遅刻しそうだった」そうです」と笑わせた後、「ゴジラって謎が多いですし、考察の余地があるからこそ、人それぞれの見方や価値観があって、長年愛されていて、これからも続いていくんじゃないかと思う」と神木の視点で語っていた。
さらに、MCが公開まで厳しい情報統制が敷かれていたことに触れると神木は、「山田裕貴にいたっては「(役名の)水島です。ゴジラが出ます」だけだった」と笑わせると、場内からも笑い声が起きていた。
続いて、船で海に出たシーンがVFXだと一部で思われていることについて神木は、「僕らが海に出たシーンは、10日間浜松に行って命からがら撮ってきました」と明かし、会場からは大きな拍手が。特に、ゴジラに追われるシーンは「トップスピードで走っていた」そうで、「めちゃくちゃ怖かった」と振り返り、「木造船だからボロいんです。船の高さが高いから、波に揺れると転覆する可能性が高い。大丈夫かな?と思いながらやっていました。だから皆さん、そこだけはVFXではないのでご承知おきください」と観客に懇願していた。
また、観客から「銀座での黒い雨を浴びながらの叫び声はどのように出したのか」と質問されると「一瞬にして当たり前にあったものがなくなるというのを僕は経験したことがなかったので。憎しみ、怒り、悲しみ、絶望、言葉にできない入り混じった感情でした。自分がゴジラになったかのような叫び声が出せたらと思った。ゴジラが感情を持ったらどんな声を出すのかと想像してやりました」と明かし、さらに、「黒い雨は本当に黒くて真っ黒になりました。それが5月19日で、僕の誕生日なので黒いままでお祝いしてもらいました」と笑わせた。
最後に、「大事な日に足を運んでいただきありがとうございます。公開を迎えて情報解禁されたので、今まで話せなかったことを話すことができて嬉しかったです。ありがとうございました」と感謝の思いを述べて、舞台挨拶は終了した。
取材・文/華崎陽子
(2023年11月 5日更新)
▼TOHOシネマズ梅田ほか全国にて上映中
出演:神木隆之介 浜辺美波
山田裕貴 青木崇高
吉岡秀隆 安藤サクラ 佐々木蔵之介
監督・脚本・VFX:山崎 貴
【公式サイト】
https://godzilla-movie2023.toho.co.jp/
【ぴあアプリ】
https://lp.p.pia.jp/event/movie/294925/index.html