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ホーム > NEWS > 主演・馬場ふみか、北村優衣らが舞台挨拶に登壇! 大阪のコーポに流れ着いた訳あり住人たちの群像劇 映画『コーポ・ア・コーポ』大阪舞台挨拶レポート


主演・馬場ふみか、北村優衣らが舞台挨拶に登壇!
大阪のコーポに流れ着いた訳あり住人たちの群像劇
映画『コーポ・ア・コーポ』大阪舞台挨拶レポート

独特な世界観でコアなファンを魅了する岩浪れんじの同名漫画を実写映画化した『コーポ・ア・コーポ』が、TOHOシネマズ梅田ほか全国にて上映中。大阪に建つレトロな雰囲気を残す安アパート・コーポに集まる訳ありの人々が織りなす群像劇を描く。

『恋は光』での演技が話題を呼び、第44回ヨコハマ映画祭で最優秀新人賞に輝いた馬場ふみかが主演を務め、東出昌大、倉悠貴、笹野高史、前田旺志郎、北村優衣らが共演する話題作だ。そんな本作の公開を記念し、11月17日(金)、TOHOシネマズ梅田で、主人公の辰巳ユリを演じた馬場ふみかとコーポの住人・石田の職場でバイトをする女子大生・高橋を演じた北村優衣、仁同正明監督が上映前に登壇し、舞台挨拶を行った。

まずは馬場が「舞台となった場所で初日を迎えられることはなかなかないので嬉しく思っています」と挨拶。北村は「実は私はこの撮影で大阪に来ていないので、来られて嬉しい」と言うと、場内からは笑い声が。18歳まで堺で生まれ育ったという監督は「映画監督になりたいと東京に行って、大阪に帰ってきて舞台挨拶ができて嬉しいです」と感無量。馬場は「凱旋ですね」と笑顔を見せていた。

大阪の印象について聞かれると、馬場は「東京より街が元気な印象。東京はみんなせわしないけど、大阪はすごく元気で素敵だなと思った。撮影では早朝、かなり暗い時間から自転車に乗って撮影したので、楽しみにしてもらえれば」と作品をアピール。

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そんな馬場の大阪弁での演技について監督は、「飄々とやってくれてかっこよかった」と称賛すると、馬場は「大変でした」と苦笑い。「私は新潟出身で、今までお芝居でも大阪弁はやったことがなかったですし、周りの役者さんが関西圏出身の方が多かったので、たくさん練習しました」と明かしていた。

一方、北村は、「原作を読んだ時に、高橋はこの漫画のアイドルみたいな役」だと思ったそうで、「そのイメージを壊さないように、原作者の方が河合奈保子さんを好きだとお聞きしたので、レトロな服装、髪型を意識してキラキラアイドルを意識した」と振り返ると、馬場は「現場で初めて会った時、「アイドル来た!」と思いました。まぶしかった」と称賛。

そんなふたりの魅力について監督は、「北村さんは役柄になり替わる瞬間のエネルギーを感じる。演じることが無茶苦茶好きなんだろうなと感じた」と褒めたたえ、馬場についても「ユリという役柄を形作ってもらった。どっちがどっちかわからなくなるぐらい、差がほとんどなくて。観てる人を引き込ませる力のある女優さん」と絶賛。

最後に、北村が「大好きな映画ができました。愛おしい人たちがたくさん出てくるので楽しんでもらえたら」、馬場が「初日に大阪に来られて幸せに感じています。どうしようない人がたくさん出てくるんですが、でもなんだか愛しくて、不思議な時間が流れている映画なので楽しんでもらえたら嬉しいです」、監督が「うるさい世の中や世間体に捉われない自分らしい生き方や開き直り、生きていく逞しさがこの作品には存分に描かれています。それを感じ取ってもらえたら嬉しいです」と作品をPRし、舞台挨拶は終了した。

取材・文/華崎陽子




(2023年11月17日更新)


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(C)ジーオーティ/岩浪れんじ

『コーポ・ア・コーポ』

▼TOHOシネマズ梅田ほか全国にて上映中
出演:馬場ふみか 東出昌大 倉悠貴 笹野高史 前田旺志郎 北村優衣 藤原しおり 片岡礼子
原作:岩浪れんじ「コーポ・ア・コーポ」
監督:仁同正明
主題歌:T字路s「愛おしい日々」

【公式サイト】
https://copo-movie.jp/

【ぴあアプリ】
https://lp.p.pia.jp/event/movie/292135/index.html