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伊藤沙莉と片山慎三監督が大阪で舞台挨拶に登壇!
映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』
大阪舞台挨拶レポート

第40回ブリュッセル国際ファンタジック映画祭でホワイト・レイヴン・アワードに輝いた探偵エンタテインメント『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』が、シネ・リーブル梅田ほか全国にて上映中。歌舞伎町を舞台に、探偵を裏家業にしている主人公がFBIから宇宙人探しの依頼を受けたことをきっかけに巻き起こる騒動を描く。

『ミッドナイトスワン』の内田英治と『岬の兄妹』『さがす』の片山慎三が監督を務め、伊藤沙莉、竹野内豊、北村有起哉、宇野祥平ら豪華キャストが名を連ねている。そんな本作の公開を記念し、7月8日(土)、シネ・リーブル梅田で、伊藤沙莉と大阪出身の片山慎三監督が上映後に登壇し、舞台挨拶を行った。

まずは、新宿ゴールデン街にある小さなバーのママであり、裏稼業は探偵というマリコの役柄について聞かれると伊藤は、「いろんな人からチーママ感が強いと言われていたので、やっとママになれたな(笑)と」と念願のママを演じることができた上に、「探偵役に巡り合う機会はそんなに多くないので、嬉しかった」と満足げ。「チャレンジングな設定で、まさかみたいな部分はあったけど新境地だと思っている」と自信をのぞかせた。

続けて、片山監督に本作の成り立ちを聞いてみると、「内田監督とオムニバスで何かやりたいという話をして、交代でやるのが面白いと思った。ふたりで自由に映画を作ろうところから始まったのは珍しい成り立ちだった」と振り返り、「最初に歌舞伎町、探偵、伊藤沙莉さんということだけ決めて、脚本を練った」と語っていた。

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さらに、伊藤に好きなシーンを聞いてみると「宇宙人がラーメンを食べるシーンが好き」と言い、「実は、撮影がすごく大変で。めっちゃ熱いラーメンを、箱の下からスタッフさんが引っ張ってるんです。たまに箱の中から小さく「熱っ」て聞こえて(笑)。裏も表も面白いシーンです」と撮影秘話を語ると、映画を観終わったばかりの観客からは笑い声が起きていた。

そして、大阪出身の片山監督にマリコが大阪で事務所を置くとしたら?と質問すると「西成か十三じゃないですか」と即答。場内からは大きな笑い声が起きていた。伊藤は「どちらも行ったことはない」と言った後で、「どちらもよく聞きますね(笑)。興味はあります。行ってみたいです」と微笑んでいた。

また、大阪に来たらやっておきたいことを伊藤に聞くと「絶対に串カツは食べたい」と言い、さらに「大阪に来たら必ず(グリコのポーズをしながら)写真を撮るので、これは絶対ですね。去年家族で撮ったので、今回は舞台の人たちとグリコをやりたい」と抱負を語っていた。そんな伊藤に監督は「サウナ好きですか?」と聞き、伊藤が「好きです」と返すと「大東洋というのが梅田にあるので。いいかも」と言うと笑い声が起きていた。

最後に、伊藤が「この映画を観てくださった方の感想が楽しみにしているので、ぜひ感想をSNSに投稿していただけると嬉しいです」と話し、舞台挨拶は終了した。

取材・文/華崎陽子




(2023年7月 8日更新)


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Movie Data



(C)2023「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」製作委員会

『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』

▼シネ・リーブル梅田ほか全国にて上映中
出演:伊藤沙莉
北村有起哉 宇野祥平 久保史緒里(乃木坂 46) 松浦祐也
高野洸 中原果南 島田桃依 伊島空 ⿊⽯高⼤
真宮葉月 阿部顕嵐 鈴木聖奈 ⽯田佳央
竹野内豊
監督:内田英治 片山慎三
脚本:山田能龍 内田英治 片山慎三
主題歌:Da-iCE「ハイボールブギ」

【公式サイト】
https://detective-mariko-movie.jp/

【ぴあアプリ】
https://lp.p.pia.jp/event/movie/250302/index.html