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磯山さやかが18年ぶりの主演映画を引っ提げ
大阪で舞台挨拶に登壇!
映画『愛のこむらがえり』大阪舞台挨拶レポート

《映画のまち調布シネマフェスティバル2023》で上映された、東京都調布市を舞台にしたハートフルコメディ『愛のこむらがえり』が、シネ・リーブル梅田ほか全国にて上映中。日本映画業界の片隅で理想とする映画を作ろうと奔走する、男女の悲喜こもごもを描く。

『渇水』の高橋正弥が監督を務め、18年ぶりの主演映画となる磯山さやかと、劇団東京乾電池の吉橋航也がW主演を務めている。そんな本作の公開を記念し、7月1日(土)、シネ・リーブル梅田で、磯山さやか、吉橋航也、高橋正弥監督が上映後に登壇し、舞台挨拶を行った。

まずは、大阪の印象を聞かれると磯山は「大阪のバラエティ番組に呼んでいただくことが多くて、さっきも「あさパラS」に出させていただいた」と前置きし、「会話のリズムが早いので、ハイヒールさんたちに置いていかれそうになった(笑)」と笑わせ、「番組もすごく楽しくて自分も面白いんじゃないかと思える」と印象を語っていた。

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続けて、主演作が18年ぶりとなることについて磯山は、「マネージャーさんから聞いた時はある番組のドッキリなんじゃないかとドキドキしていた。そんなはずない、と(笑)」と振り返り、「嬉しいよりも疑いの方が強かった。脚本が届いて、『愛のこむらがえり』ってタイトルも絶妙で(笑)」とドッキリへの疑いを捨てきれなかったよう。それでも、「監督にお会いして、本読みで他のキャストの方と会って、じわじわと本当なんじゃないかと実感がわいてきた」と語っていた。

それを受けて、本作が初主演作となった吉橋は「嬉しいと同時にプレッシャーだった」と振り返り、「クランクイン前は撮影始まっちゃうという不安とやってやろうという気持ちが交互に襲ってくる日々だった」と思い返していた。そして、「どうしようと思っていた時に、「映画に主役することがあったら頑張らないことだぞ」という角替和枝さんからのアドバイスを思い出した」と言い、「だから頑張らないと言い聞かせていたら、クランクインの日に柄本明さんからメールが来て「頑張れ」って(笑)。どっち⁉ってつっこんで気が楽になった」と笑い話かのようなエピソードを披露していた。

そんなふたりのキャスティングについて監督は、「磯山さんが演じた⾹織さんは、太陽のように明るくて笑顔が素敵な人がいいと思って磯山さんにお願いした」と言い、「吉橋くんは、ご覧になったように、一見頼りなくて情けないように見えるけど、ひたすらひたむきに頑張るところが吉橋くんらしいと思った」とキャスティング秘話を語っていた。さらに、「ふたりともこのままな感じ。コメディというよりもドキュメンタリーっぽい」と称えていた。

最後に、プロ野球のヤクルトスワローズのファンを公言する磯山にこの映画をひと言で表してもらうと?とふると、「私はヤクルトが好きですが、オールスターも阪神の選手ばかりで、阪神も盛り上がってますが」と前置きし、「監督もキャストも脚本も全てが素晴らしいということで「映画界の三冠王」で」と宣言すると、客席からは拍手が起こっていた。さらに、「打率を稼ぐためにもコツコツ観に来ていただけると嬉しいです」とまとめ、舞台挨拶は終了した。

取材・文/華崎陽子




(2023年7月 1日更新)


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Movie Data


(C) 『愛のこむらがえり』フィルムパートナーズ

『愛のこむらがえり』

▼シネ・リーブル梅田ほか全国にて上映中
出演:磯山さやか 吉橋航也
篠井英介 菜葉菜 京野ことみ しゅはまはるみ 和田雅成 浅田美代子 菅原大吉 / 品川徹 吉行和子 / 柄本明
監督:高橋正弥

【公式サイト】
https://aikomu-movie.com/

【ぴあアプリ】
https://lp.p.pia.jp/event/movie/265726/index.html