亜南くじらによる同名漫画を実写映画化！
なにわ男子の高橋恭平＆畑芽育が登壇！
映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』
大阪舞台挨拶レポート

亜南くじらによるティーン女子に人気の同名漫画を実写映画化した『なのに、千輝くんが甘すぎる。』が、大阪ステーションシティシネマほか全国にて上映中。人生初の告白で失恋した女子高校生・真綾と、陸上部エースの男子高校生・千輝彗との秘密の約束を描く。

『午前0時、キスしに来てよ』の新城毅彦監督と脚本の大北はるかが再タッグを組み、なにわ男子の高橋恭平が映画単独初主演を飾り、畑芽育、板垣李光人、莉子らが出演。そんな本作の公開を前に、3月5日(日)、大阪ステーションシティシネマで、高橋恭平と畑芽育が上映後に登壇し公開記念舞台挨拶を行った。

まず、高橋は「久しぶりに大阪に帰ってこられて嬉しい」と前置きし、「初の主演映画、僕も観に来ていた馴染みのある映画館なので、舞台に立てていることが嬉しい。感慨深いです」、畑は「人生で初めて舞台挨拶で大阪に来られて、高橋さんの生まれ育った土地でもあるので楽しみにしています」と挨拶し、舞台挨拶は始まった。

公開3日目を迎えた心境を聞かれると畑は「面白かったという感想をたくさんもらって嬉しい」と言い、「公開初日は興行収入1位だったそうなので、この調子で(同日に公開された)『ドラえもん』に負けるな！という感じで頑張りたい」と抱負を語っていた。

そして、撮影中の思い出を聞かれると高橋は「足の毛を除毛したことですね」と笑わせ、畑も「私も人が除毛しているのを見るのは初めてだったので印象に残っています」と乗っかると、「人生の初めては皆に見守ってもらって」と返していた。一方、畑は「虫が多くて、高橋さんに虫の退治を任せたかったけど、私より怖がってた」と思いを吐露。すると高橋は「虫は苦手なので無理ですね。虫も生き物だからそっとしておくのが一番」と平和主義のようなコメントで笑わせていた。

さらに、高橋の出身地である大阪について高橋は「僕＝梅田なので。梅田に行ったらどこかに僕がいるぐらい梅田にいた」と梅田がマイホームのようだったと語り、「帰ってきた気がした。東京にいると関西弁と標準語がごっちゃになってたけど、今は関西を身に染みて感じてます」と関西の空気感に落ち着いたと語っていた。一方、畑は大阪について「美味しいものが多い」と印象を語り、「まだUSJに行ったことないので、いつか行きたい」と希望を語っていた。

また、畑が知らないであろう「関西の●●が●●すぎる」を高橋が畑にプレゼンし、畑が知っていた場合は高橋が関西弁で甘い言葉を言うというゲームをすることに。じっくり考えた上で高橋は「関西人はあらゆる値段を知りたがりすぎる」とひねり出し「誰かが新しい服を着てくると、リーダーの大橋くんはすぐに「ええなぁ」と言った後に「なんぼ？」って聞いて、すぐに値段を知りたがる」と説明。畑は「知ってます」とジャッジ。高橋は「反則ですよ。知ってても知らないって言ったら負けですもん」と恨み節を言いながらも「ほんまにみんなのこと好きやで」と関西弁で言うと客席から歓声が上がっていた。

最後に畑が「真綾ちゃんが動揺した時に普段クールな千輝くんが見せる表情もキュンキュンするポイントだと思うので、演者ひとりひとりに注目して何度も観てほしい」、高橋が「出演者みんなええやつなんです。ええやつやけど全員人見知りなんです。人見知りから仲を深めたからこそ出てる雰囲気を楽しんでほしい」と作品をPRし、舞台挨拶は終了した。

取材・文／華崎陽子

（2023年3月 5日更新）