ミルクボーイ、ニッポンの社長、
男性ブランコがイベントに集結！
映画『アントマン＆ワスプ：クアントマニア』
大阪完成披露試写会イベントレポート

世界中に衝撃と感動を巻き起こした『アベンジャーズ／エンドゲーム』をはじめ、破格のメガヒット超大作によって次々とエンタテインメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオ。そんなマーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが「新たな"アベンジャーズ"に続く作品」と明言する最新作にして最注目作品『アントマン＆ワスプ：クアントマニア』が、2月17日(金)より、TOHOシネマズ梅田ほか全国にて公開される。

身長1.5センチの小さなヒーロー・アントマンが、「別のユニバースでは"アベンジャーズ"を殺した」というマーベル史上最凶の敵・カーンに、娘を人質に取られ究極の選択を迫られる姿を描く。そんな本作の公開を記念し、大阪完成披露試写会の上映前にミルクボーイが登場。さらに、ミルクボーイの登壇を聞きつけて、マーベルファンのニッポンの社長と男性ブランコも登場したイベント、2月14日(水)、TOHOシネマズ梅田にて開催された。

まずは、トレードマークの角刈りでカーンの風貌を体現する内海と、主人公アントマン／スコット・ラングのように愛する子供と過ごしたい駒場が、「うちのオカンが好きなヒーローの名前を忘れた」と口火をきり、本日限定の"アント漫才"を披露。

「特殊なスーツを着た小さくなるヒーローで2月17日に公開される」、「悪いことをしたことない」、「スーツがすぐ壊れる」、「アベンジャーズの中で一番派手」などとヒントを提示するごとに「アントマンやないかい」と内海がアントマンの説明をしながらツッコミ、最後に「今度の敵はかなり強いらしい」と駒場が言うと、内海が「カーンはおカーンと同じぐらい強いらしいからアントマンで決まり」とオチをつけた。

そして、本日が2月14日ということでバレンタイデーの思い出をミルクボーイに尋ねると、内海は「2019年にM-1優勝したんですが、2020年からコロナで差し入れ禁止になった」と言い、「事務所にめちゃくちゃ届いていると思う」と自信たっぷり。駒場は「コロナ禍で良かったと思えよ。届かへんのをカムフラージュできてるから」と冷静にツッコミを入れていた。

その後、ニッポンの社長と男性ブランコが登場。アベンジャーズで最も普通の男アントマンと、史上最凶の敵カーンを吉本芸人で例えるなら誰？ という質問について、それぞれが事前に記入したフリップを使ってトーク。「めちゃくちゃ悩んだ」そうだが、アントマンについては、男性ブランコの浦井が「吉本新喜劇の伊丹」と言い、理由は「好きな漫画はワンピース、好きな食べ物カレーと好みが普通だから」とのこと。ニッポンの社長のケツが「駒場」と言い、理由は「普通というかずっと優しい。イライラしてるところを見たいから」だそう。

史上最凶の敵カーンについては、男性ブランコの平井は「カーンと同じ角刈りだからミルクボーイ内海」、ミルクボーイ駒場は「ゆっくり鼻歌謡いながら歩いているのになぜか舞台に間に合う。時間を操ってるようにしか思えないから桂文珍師匠」、内海は「強いと言えば、最大の敵は巨人師匠ですよ」、ニッポンの社長の辻は「毎週会うのに、毎回初対面のよう。時間を操ってリセットされてるとしか思えないから東野さん」と、それぞれの理由と合わせて説明。

MCが「大きな存在」とフォローを入れるも、内海は何度も巨人師匠のことを「敵」と言ってしまい、皆からツッコまれる場面も。カーンについては、吉本の中の偉大な存在として、ミルクボーイの内海が考えた「巨人師匠」に。

最後に、ニッポンの社長の辻が「吉本のアントマンこと新喜劇の伊丹が、巨人師匠をしばくところを楽しみに(笑)」、ミルクボーイの内海が「アント漫才をやるにあたって前作を見直したら、さらに今作が楽しみになりました。皆さんも楽しんでください」と語り、イベントは終了した。

取材・文／華崎陽子

（2023年2月14日更新）