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ホーム > NEWS > 「観客を目の当たりにして、公開したことを実感」 公開初日にのん&山谷花純らが 大阪で舞台挨拶に登壇! 映画『天間荘の三姉妹』大阪舞台挨拶レポート


「観客を目の当たりにして、公開したことを実感」
公開初日にのん&山谷花純らが
大阪で舞台挨拶に登壇!
映画『天間荘の三姉妹』大阪舞台挨拶レポート

髙橋ツトムの漫画『スカイハイ』のスピンオフ作品『天間荘の三姉妹』を、北村龍平監督が実写映画化した『天間荘の三姉妹』が、梅田ブルク7ほか全国にて本日、10月28日(金)より上映中。天界と地上の間にある三ツ瀬という町の温泉旅館「天間荘」を舞台に、人の生と死、家族や近隣の人々との繋がりを温かな目線で描いていく。

のんと門脇麦、大島優子が三姉妹を演じ、のんが三女のたまえ、門脇が次女のかなえ、大島が長女ののぞみ、そして彼女らの母親役を寺島しのぶが演じている。そんな本作の公開を記念し、10月28日(金)、梅田ブルク7で、のんと、天間荘にやってくる人生に絶望し自殺未遂をした女性・優那を演じた山谷花純、そして北村龍平監督と本作のプロデューサーを務めた真木太郎が登壇し、舞台挨拶を行った。

大阪出身の北村監督は「僕は大阪が地元なので、僕の最高傑作と思える作品を最高のキャストと持って帰ってこられてとても幸せです」、真木プロデューサーは「僕たちにとって非常に大事な映画の初日に多くの皆さんにお越しいただけて嬉しいです」と挨拶し舞台挨拶は始まった。

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公開を迎えた今の気持ちを聞かれると、のんは「すごく嬉しいです。今、観に来てくださった方を目の当たりにして、公開したことを実感しています」と感慨深そうに話していた。山谷は「ちょうど1年前に撮影していたので、1年後に今日という日を迎えられて感無量です」とコメント。監督も「原作を映画にしたいと決意したのが8年前で、6年前のちょうど今ぐらいにのんさんと初めてお会いしました。今日、ここに作品を持ってくることができてすごく幸せです」とこちらも感無量の面持ち。

撮影前の役作りについてのんは「イルカショーのシーンがあるので、イルカとの練習をたくさんやった」と前置きし、「イルカは言うことを聞いてくれないし、イルカは従順じゃない。それでも、やっていると集中してくれているのがわかるようになって、そのタイミングを狙ってサインをすると、だんだんうまくいくようになってくる。頑張ってくれたイルカちゃんを見てありがとう!と感謝の気持ちが溢れました」と微笑みながら語っていた。

そして、のんと山谷のキャスティングについて真木プロデューサーは「のんさんは主役なので、この映画の企画が始まった時に主役のたまえがのんさんなのは決めていました。山谷さんの役はとても難しい役で、映画の中のドラマを動かす役目なのですが、とてもいいお芝居を見せてくれました」と絶賛していた。

監督は「のんちゃんはワンアンドオンリーで、独自の宇宙を持っている人。脚本も意見を聞いて、のんちゃんに寄せていった。のんちゃんはハリウッド的な女優さん」と褒め、山谷に関しては「写真しか見てなかったけど、目がいいと思って選んだ」とコメント。さらに、「2時間30分後に観られるのんちゃんのラストカットを撮った時に神カットが撮れたと思って、この映画は間違いないと思いました。その数カット前に山谷さんの神カットがあります。ふたりとも素晴らしかった」と大絶賛していた。

最後に山谷が「この映画は、思いをつなげていくというのがテーマになっています。私は優那という役を演じて、人を信じること、誰かと繋がることを諦めずに生きてほしいと思いました」、のんが「止まっていた時間が動き出すような希望に満ち溢れた映画だと思います。皆さんの心に届くことを願っています」と作品をPRし、舞台挨拶は終了した。

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取材・文/華崎陽子




(2022年10月28日更新)


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Movie Data




(C) 2022 髙橋ツトム/集英社/天間荘製作委員会

『天間荘の三姉妹』

▼梅田ブルク7ほか全国にて上映中
出演:のん  門脇麦 / 大島優子
高良健吾、山谷花純、萩原利久、平山浩之、柳葉敏郎、
中村雅俊 / 三田佳子
永瀬正敏、寺島しのぶ、柴咲コウ
原作:髙橋ツトム「天間荘の三姉妹」
監督:北村龍平

【公式サイト】
https://tenmasou.com/

【ぴあアプリ】
https://lp.p.pia.jp/event/movie/238646/index.html